知覚を刺激するミュージアム: 見て、触って、感じる博物館のつくりかた

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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761525682

作品紹介・あらすじ

誰もがアクセスでき、楽しむことができるミュージアムとは? 見るだけではつまらない、触るだけでは物足りない、手にとれるものから見えないものまで、体感し、思考したくなる展示と鑑賞の最前線へ。鑑賞者と研究者のコミュニケーションが自然と生まれ、知覚を刺激する場を創造する、これからのミュージアムのつくりかた。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、GLAMデータ系がマイブームなので、ミュージアムの話を読了したくて読んだ。
    博物館はユニバーサルデザインに配慮しており、より知覚を意識した空間や展示を意識している点が非常に参考になった。

    VTSによりコンテンツの鑑賞の軸がすでに意識できていたが、空間づくりのポイントや展示の見せ方なども見るべきポイントとして理解できたことは大きい。

    あとは実際に現地で観察するだけだ。

    また、最近ブログの記事が国会図書館に収蔵されたことに関連するが、デジタルアーカイブ情報をどう見せて行くかという観点もある気がしている。これは多分学術員がというより、色々な背景のプレイヤーが寄り集まって知恵を持ち寄った方が良さそうだが、色々と学ぶことがおおかった。

    ◆目次
    1章 多様な来館者の知覚に訴える展示(平井康之)
    2章 ICTを活用したデザイン支援システム(藤智亮)
    3章 情報を体感する展示の方法論 ―国立民族学博物館の取り組み(野林厚志)
    4章 映像による展示が可能にする知覚体験 ―北九州市立自然史・歴史博物館の取り組み(真鍋徹、川窪伸光)
    5章 鑑賞者の知覚を刺激する展示空間の場の力 ―九州大学総合博物館の取り組み(三島美佐子)

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1521304X

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784761525682

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著者プロフィール

九州大学大学院芸術工学研究院デザインストラテジー部門准教授。1961年生まれ。京都市立芸術大学卒業後、コクヨ株式会社にデザイナーとして勤務。在職中の1990~92年にロイヤルカレッジ・オブ・アートへ留学。マスターを取得し帰国後、アメリカのデザインコンサルタント会社IDEOに4年間勤務。九州芸術工科大学(現・九州大学)助教授を経て、2003年より現職。

「2014年 『インクルーシブデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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