建築を、ひらく

  • 学芸出版社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761525743

作品紹介・あらすじ

対話で築きあげる設計手法で仕事の領域を広げるオンデザイン。ヨコハマアパートメントから地方のまちづくりまで、様々な展開をみせるプロジェクトや、パートナー制による設計体制、模型等のコミュニケーションツールを紹介しつつ、建築家だからこそつくることができる「パブリック」の新しいかたちを探る。はじめての単行本。

感想・レビュー・書評

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  • 住宅→アパート→街と扱う対象が大きくなってきたが、根幹にあるのは『対話』と『開く』ということのように感じた

    それはオンデザインの活動や働き方やつくるものに貫かれている芯のようなものだ

    建築家とは何か?という問いに対して、社会と『対話』と『開く』行為と解釈しても良いのかもしれない

    代表の西田司さんだけでなく、ほとんどはパートナー制のスタッフが書いた文章になっている
    ひとりのカリスマボスとそれに従う弟子という徒弟制度的な設計事務所のイメージとは全く違う集団である

    現代なりの設計事務所のあり方のひとつであるし、建築だけでなく他分野でも活かせる働き方であるように思った

  • 対話の重要性に共感

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】525.1||O【資料ID】91141630

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著者プロフィール

建築業界やデザイン業界の慣習であったトップダウン的な手法から離れ、オープンでフラットな対話型手法にシフトチェンジして活動を展開する建築設計事務所。パートナー制と呼ばれる共同設計は、丁寧なヒアリングと綿密なリサーチから「プロジェクトの中にある実現すべき価値」を探り、建築分野におけるコミュニケーションの可能性を探る実践である。主な仕事は、農家と都市をつなぐ「六本木農園」、共用広場付き住宅「ヨコハマアパートメント」、復興にとどまらないまちづくりプラットフォーム「ISHINOMAKI 2.0」など。住居から都市まで、人が集い、暮らす居場所を幅広く設計対象としている。

「2014年 『建築を、ひらく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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