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Amazon.co.jp ・本 (252ページ) / ISBN・EAN: 9784761526689
作品紹介・あらすじ
ゼネコン、アトリエ、組織事務所、ハウスメーカー、個人事務所他、異なる立場で子育て中の現役男女各8名の体験談。仕事と子育ての両立は試行錯誤の連続だが、得られる発見や喜びは想像以上に大きい。長時間労働で知られる建築業界に不安を持つ学生、若手実務者とその上司におくる、リアルな将来像を描くためのエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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十数年前。
就職を考えたときに、建築の仕事をしたいと思っていた。
しかし当時、設計事務所などに入った先輩たちは
次々に体調を崩し、大学職員として契約社員のような働き方をすることがある種パターン化していた。
もちろん大学の仕事自体はすごく楽しそうに見えたけれど、私自身は「子供をなるべく自分で面倒見ながら働き続ける」ことも目標のひとつだったたため、建築の仕事では太く短い働き方になる可能性が高い、体調を壊すような働き方は自分にはできない、(あと私は設計には向いていないと助教授に言われ、)バリバリの設計には手を出せず近い業界の会社員になって今に至る。
この本は、そのころに「バリバリの設計」の方に向かい、しっかり仕事をこなし、今になって子供を持てた方の経験談が書かれている。
冒頭の成瀬さんの文章にも「女子学生から『建築の仕事をしながら、子どもを育てる将来が想像できない』という相談をよく受けた」とあり、まさに当時想像できなかった私にとってその選択をした方のライフスタイルには興味しかなかった。
うーん、やはりタフ!皆さんタフ!!
そして実家と外部サービスの助けはやっぱり必要なんだね、という感想でした。
助けは必要と、著者の方々より子育て時間がとれる立場でも思う。
「自分にしかできない仕事」というものは魅力的だけど、替えがきかないぶん工夫と協力とお金の力が必要なのはイメージ通りだった。
だけど当時はおそらく女性が産後も建築に関わること自体が少なくて想像すらできなかったことが、こうして本になったり、体験談がSNSでも見られたりするようになって、今私が就職を考える立場だったらどんな選択をしただろう。
替えのきかない仕事も、替えをきかせて余裕をもつ仕事もそれぞれ良さはあると思う。
というか、替えがきくはずの私の現状も、育児の大変さは少なからずあるし、心配なことだらけではある。
どんな立場でも、共働き育児のしんどいことが今後どんどん周知されて、減っていけばいいと思う。
あと、男子学生からも生活と仕事の両立についての質問がでるようになったらと思う。 -
建築設計の仕事はブラックであることも気づいていないほど真っ黒けっけだった
修行という名の低賃金長時間労働は当たり前だった
仕事的に実際に建築が立ち上がることに対する好奇心や自己実現を活力に自分自身も文字通り身を粉にして働いてきたが、結婚して子どもをもつ親になった今、考えさせられることが多かった
そんな折にこの本に出会えて本当に良かった
同じことで悩み、苦しみ、そして楽しみながら子育てと仕事を両立している人々を見て自信を持つことができました。
ぜひこれからも読み継がれてほしい一冊です! -
図書館アルバイト学生おすすめ図書
【請求記号】 520.28||NA
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/451995 -
具体的に生活の時間軸がグラフ化され、公開されわかりやすかったですが、みなさん独身時代から同じ会社にずっといる方です。
結婚、出産後からその業界に行かれた方は・・やはり少ないのでしょうね -
建築という仕事に具体的なイメージを持つことができるようになった
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