都市の〈隙間〉からまちをつくろう ドイツ・ライプツィヒに学ぶ空き家と空き地のつかいかた

  • 学芸出版社 (2020年10月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784761527471

作品紹介・あらすじ

日本に先駆けて急激な人口減少を経験した都市、ライプツィヒ。空き家と空き地の大量出現に大混乱する行政と市場をしり目に、〈隙間〉で生き生きと活動を始めたのは、資金もスキルもない「素人」たちだった!自分たちの手でまちをつくりつづける6事例の試行錯誤から、不安定な時でもシステムに頼らず生き抜くヒントを探る。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/789413

  • 今後日本でも空き家が増えてくることは間違いなく、都市における<隙間>としての空き家、空き地をどのように活用すべきかを考えるときに参考になる一冊。
    ドイツ、ライプツィヒでの著者の実践や事例紹介はとても興味深い。東西ドイツ統一から30年間の都市計画の紆余曲折のなかで、どのように<隙間>が生じて、どのように使われてきたのか、携わる人たちはどのような考えで動いていたのか。
    行動力のある人が集まる下地って何なんだろうと思うし、多様性のある集団が活動を継続するために必要なものも見えてくる。

  • ドイツで活躍する日本人。子どものために街をつくる。

  • 東2法経図・6F開架:518.8A/O84t//K

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著者プロフィール

まちづくり活動家・研究者。1984年東京生まれ。2010年単身渡独、2011年ライプツィヒの空き家にて仲間とともにNPO「日本の家」を立ち上げ、以来日独で数々のまちづくり・アートプロジェクトに携わる。2019年東京大学新領域創成科学研究科博士後期課程修了、博士(環境学)。同年秋から尾道に在住、「迷宮堂」共同代表として空き家に住みながら改修し、国籍も文化も世代も超えた人々の関わり合いの場にしようと活動中。2020 年4 月より尾道 市立大学非常勤講師。ポスト高度成長とグローバリゼーションの時代に、人々が都市で楽しく豊かに暮らす方法を、欧州と日本で研究・実践している。 主な著書・論文・作品: 『CREATIVE LOCAL-エリアリノベーション海外編』(共著、学芸出版社、2017)「都市の〈間〉論-1990年以降のライプツィヒ東西インナーシティを事例に」(博士論文、東京大学、2019)、映像作品『40㎡のフリースペース-ライプツィヒ「日本の家」2015-2017』(2018)

「2020年 『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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