サステナブル・ファッション ありうるかもしれない未来

  • 学芸出版社 (2022年9月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784761528287

作品紹介・あらすじ

資源枯渇や廃棄問題を抱え、転換を迫られるファッション産業への提案。これからは微生物を培養して服をつくり、コンピュータ・アルゴリズムで生産・消費を最適化し、バーチャルな世界とも共存しつつ、大量生産・新品・所有の概念を変えていく。持続可能な地球とファッションの未来を共有し、具体的に動き出すための手引き。

感想・レビュー・書評

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  • ミヤケをSustainableな成功事例として記載することがそもそも主張として崩壊しているのでお勧めしない。

    ミヤケの成功事例はSustainabilityが社会で問題提起される前の時代であり、そもそもデザインのためのクリエイティブである。それがたまたまSustainable な観点でも良いものであったに過ぎない。

  • 「新しいモノを作っては消費して廃棄し、また新しいモノを作る」ファッション業界にあって、持続可能なあり方を提言している。

    化学やバーチャルなど技術系の話が大半で、理念以上に実践が中心。回収の仕方などにも言及している。しかしどこか「意識高い系」な感じがなぜか否めない。技術も方法論もあって、しかしどうしてもコストの壁にぶち当たるように思えてならない。

    希少ブランドはともかく、化学を駆使して安く大量生産して成り立つ前提が出来上がってる中で循環型社会に戻すのは至難の業だと思われる。ファッション業界だけでなく、食品など別の業界も同じか。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/777348

    持続可能なファッション産業の未来を目指すには?

    「サステナブルファッション」について基本から知りたい人には、
    環境省のホームページにイラスト付きで分かりやすく載っています。
    https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/777348

  • 東2法経図・6F開架:589A/Mi96s//K

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著者プロフィール

1979年生まれ。英国王立ロイヤルカレッジオブアート・ファッションデザイン博士課程後期修了。芸術博士(ファッションデザイン)。慶應義塾大学環境情報学部准教授を経て、京都工芸繊維大学未来デザイン・工学機構教授。専門はデザイン学。共著に『クリティカルデザインとはなにか』(BNN新社、2019年)、『サーキュラーデザイン――持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』(学芸出版社、2022年)、『サステナブル・ファッション――ありうるかもしれない未来』(学芸出版社、2022年)など、監訳書にアルトゥーロ・エスコバル『多元世界に向けたデザイン――ラディカルな相互依存性、自治と自律、そして複数の世界をつくること』などがある。

「2025年 『vanitas』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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