ニューヨークのパブリックスペース・ムーブメント 公共空間からの都市改革
- 学芸出版社 (2023年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784761528690
作品紹介・あらすじ
資本主義、民主主義の希望や危機が都市のあり方を問うている。その最前線であるニューヨークは、なぜ、公共空間にこれほどのエネルギーを注ぐのか?公園・水辺・ストリート・公開空地の再編から、多様なプレイヤーが共創する制度・組織の設計まで、公共空間から人と都市の関係を再構築する、エキサイティングな都市改革。
感想・レビュー・書評
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ブルームバーグ市政期 2001年~ 市政をビジネスに
ブライアントパーク
NY公共図書館隣 麻薬密売の「ニードルパーク」から街中の居場所へ
木製の可動椅子4300脚 冬はスケートリンクになる芝生広場
ハイライン
高架貨物鉄道→トラック運送
線路跡地の2.3㎞線状公園 地上9m 沿線にホイットニー美術館
ブルックリン・ブリッジパーク
産業空間から公共空間へ
ウォータフロントのプロムナード 6つの埠頭 アクティビティエリア
ハンターズポイントサウス
2012年オリンピック招致計画を都市計画に活用 未利用地の再編
ハドソンリバーパーク
マンハッタン・ウォーターフロント・グリーンウェイ 51㎞
その最長区間ハドソンリバー・グリーンウェイ 7.2㎞を併設する公園 2.2㎞2
高架高速道路撤去 住民増加 自転車と歩行者増加 レクリエーションプログラム
自動車中心へメス 自転車レーン 自転車シェア
タイムズスクエア
PlaNYC すべてのニューヨーカーに徒歩10分以内に公園のある暮らし
ブロードウェイの歩行者専用空間化=広場化
2009年 半年間の社会実験後 2010年 恒久化
NYCプラザプログラム 街路の広場化
人のための街路 路面ペイント 可動椅子 小さい面積 多様な活用方法
社会レジリエンスを高める真の公共空間
民有公共空間
高層ビルへ プラザ 住宅 劇場 食料品店 併設で容積率のボーナス
ストリートデザイン マニュアル
景観だけでない 機能の指針
安全性 アクセス性 公共空間 水害・温暖化レジリエンス コスト効率素材
アクティブデザイン ガイドライン
生活習慣病対策 徒歩 自転車 公共機関 レクリエーション 歩きやすい都市
BID Business Improvement Districts
地権者から徴収する賦課金を原資に環境の質向上サービス提供される地域
ニューヨークの公共空間 都市ブランディング
NYの特性を一言で表す「多様性」を形作る個を意識的に顕在化させられる場
街路の「越境性」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ニューヨークと言っても広大なわけで、様々なパブリックスペースがある。それらをより魅力的なものにするために計画が立てられ、予算が付けられ、整備されてきた。本書は具体例を挙げて詳細に解説する。成功例のオンパレード。※実際は失敗例もあるのではないか?
都市計画を進める上では篤志家の寄付が必要になってくる。アメリカにはそれがある。
このケースを日本、東京にあてはめられるとは思えない。参考にしつつ、日本独自のアイデアが必要だと感じさせられる。
読了90分 -
●2025年7月14日、東京大学・書籍部にあった。2回目のセッションで寄った日。
前回、5月26日に1回目のセッションの日に寄ったときに「建築関係の可愛い絵図」の本が置いてあった建築関係の場所には、今日は「世界の有名都市の街づくり」みたいテーマの本が何冊もあった。これがそのうちの1冊。
●2025年7月19日、ブルーレイレコーダーを交換するので古いのに録画されてる「突破ですが占ってもいいですか?」をみていて。神田うのとコルファージュリアが大串ノリコさんに占われてる回で。19:56、神田うのが大串さんに「別荘を持つならニューヨーク方面か、ヨーロッパ方面か?」って質問したら、大串さんが「ヨーロッパ方面かな。でもアメリカも悪くないだけど。ハワイは違う。」って言ったら、神田うのが「ハワイは1ヶ月半ぐらい滞在したけど早く帰りたいと思ってた。やっぱりハワイは田舎なのよね。空気が美味しいだけで、1ヶ月は無理。私は私はカントリーガールじゃなく、シティーガールだから」と言ってて、この本を思い出した。 -
ニューヨークにおけるパブリックスペース利活用や都市再開発を俯瞰して把握できる良著と感じた。
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東2法経図・6F開架:518.8A/N34n//K
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/802455
著者プロフィール
中島直人の作品
