建築スタディ 発想の方法 デザインを決めた50人の模型・ドローイング

  • 学芸出版社 (2024年6月22日発売)
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  • 本 ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761528942

作品紹介・あらすじ

建築家は何から考え始め、いつデザインを決めるのか?多くの設計者が試行錯誤するスタディの手法を、建築家50人の頭の中に探る。気づきのきっかけは方法・関係・構造・空間・表皮・ディテール・社会・環境など様々。思案中の模型やドローイング、そして「できた!」と思った瞬間のものとで見比べると思考の軌跡が見えてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 投票フォーム【建築・食・暮らし】No.7

  • 設計課題に悩める建築学生へ!

    本書はプロの建築家が実践する発想の方法を集めたドローイング・模型集である。

    「敷地、構造、空間、関係性、素材、ディテール、環境……そもそも設計ってなんだっけ?」

    さまざまな要素を同時にかつ複合的に考えるプロセスに行き詰まったとき、手に取ってほしい一冊。

    ジュニア・スタッフ(工学部・3年)

    ▼東京大学附属図書館の所蔵状況(UTokyo OPAC)
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003704320

  • 50人の建築家それぞれの建築スタディの過程を集めた本書。作品集ではないので、ある程度作品をしっている前提であることに注意されたし。
    方法、関係性、構造、空間、表皮、ディティール、社会、場所、環境の9つのカテゴリーでなぜその形態に至ったかを解説する。スタディの方法も、文章から、模型から、プランから、プログラムからとそれぞれで、自分と同じように進める人もいれば思いもつかない方法からはじめちゃう人もいる。
    しかし、なるほど、こうして発想の源泉を満たしていくのだなとも納得。

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著者プロフィール

坂牛卓
1959年東京生まれ。博士(工学)。1985年UCLA大学院修了。1986年東京工業大学大学院修了。1998年よりO.F.D.A.associatesを主宰。日建設計、信州大学工学部教授を経て、現職。主な作品に「長野県信用組合本社ビル」、「するが幼稚園」、「リーテム東京工場」、「松ノ木のあるギャラリー」(インターナショナル・アーキテクチャー・アウォード2015年)、「運動と風景」(SD賞2017年)。著書『建築の規則』(ナカニシヤ出版、2008)、『建築の条件』(LIXIL出版、2017)、『建築の設計力』(彰国社、2020)、『会社を辞めて建築家になった』(フリックスタジオ、2023)。

「2023年 『教養としての建築入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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