失敗に学ぶ 自治体まちづくりの仕事

  • 学芸出版社 (2024年8月29日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784761529017

作品紹介・あらすじ

基礎的自治体のまちづくりのむずかしさ、一方での魅力は、「現場における総合的な解決」を求められることにある。まちづくりの現場は一つ一つ異なり、教科書の手順や成功例をなぞれば良いといったものではない。そこで著者が実践してきたまちづくりにおける失敗やハプニング、試行錯誤とそれらを乗り越える工夫や心構え、熱意などについて述べた。ふだん語られることがないこれらにこそ、読者の抱える悩み、課題の解決に役立つヒントがある。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:KW/2024//K

  • 失敗に学んだ本ではない。
    テーマに応じた構成ではなく、筆者の取り組みの紹介。
    住民を巻き込むという言葉は巻き込まれる住民の立場にたって考えていない。

    久々にこのタイプで読みにくい本に出会った。

  • 1章 参加・協働の現場で立ちすくむ
    1―1 スライド映写機の電球が切れてしまった
    1―2 無茶なことを言う住民もいる
    1―3 協働のテーマを間違えた
    1-4 まちづくりの現場はハプニングだらけ
    1―5 住民に助けられた

    第2章 仕事を確実に進める
    2―1 まちづくりニュースをつくり・配り、まちをよく知る
    2―2 関係者との意思疎通を忘れない
    2―3 使ってはいけない言葉

    第3章 庁内で頑張る
    3―1 3課長の緊急連携
    3―2 「タコツボ型」が「コラボ」を阻害する
    3―3 失敗しない.ことばかり考える上司もいる
    3―4 自治体のトップとの好ましい関係は

    第4章 「外の人びと」と力を合わせる
    4―1 多様な専門家との協働を進めよう
    4―2 コンサルタントに丸投げでは失敗する
    4―3 現場から他の自治体と連携する
    4―4 公民連携はWIN-WINの関係で

    第5章 議会・議員・審議会等と良い関係を
    5―1 議会・議員の動向に敏感になろう
    5―2 無茶なことを言われることも、励まされることもある
    5―3 都市計画審議会はシャンシャンでも演説会でも困る
    5―4 住民が反対する議案を建築審査会に出すとき

    第6章 メディアとどう付き合うか
    6―1 メディアを毛嫌いしない
    6―2 報道は面白おかしければいいのか

    第7章 新しい課題に向きあう
    7―1 新たな事業を都市マスに盛り込む
    7―2 都市マスを絵に描いた餅にしない
    7―3 災害被災地の復旧・復興を支援しよう
    7―4 公共施設の再編にどう対応するか

    寄稿 まちづくり職員の専門性と人材育成
    1 まちづくり職員のキャリア形成と人材育成――有田智一(筑波大学教授)
    2 技術系公務員の専門性を考える――柳沢 厚(C-まち計画室)

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