まちづくりゲームカタログ 研修・ワークショップが進化するボードゲームガイド
- 学芸出版社 (2024年12月15日発売)


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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784761529178
作品紹介・あらすじ
"楽しい"はもちろん"学び"がある!
22作の活用アイデアを解説
コミュニケーション能力のアップから観光・都市計画・協働・環境・SDGs まで
テーマに合ったゲームが見つかる!
研修に興味を持ってもらえず参加者が集まらない、毎年同じような研修ばかりでおもしろくない。まちづくりのワークショップを開催しても、行政vs市民の構図になってしまう。一方向的な座学では内容が自分ごと化しない……。
現場でこんな課題を抱えているなら、「ゲーム」を導入してみてはどうでしょう。
「“楽しかったね”で終わるのでは?」とあなどるなかれ。コミュニケーションのあり方を見直し、自分とは違う目線で地域を眺め、時に協力しながら、まちの未来をシミュレーションする−―その体験としてゲームはうってつけのツールなのです。
本書では、現場で“本当に使える”ボードゲーム22作を厳選。プレイイメージや活用のポイントがわかる解説から、ゲームをつくることにチャレンジしたい人向けのアドバイスまでが詰まった、必携のガイドブックです。
感想・レビュー・書評
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ボードゲームを使った研修。研修の目的はコミュニケーション,課題理解・課題解決型の2つに大別される。後者の例として本書ではまちづくりゲームを扱う。他者との協力やゲーム活動を通して認知的・態度的な変化を狙う。避難所経営ゲームや地図記号ゲームとかはしたことがあるなぁ。複雑すぎるのも簡単すぎるのもゲームとして成立しにくい。オリジナルのゲームを作るのも一興。そのガイドが後半に掲載。憲法のボードゲームもあるらしい。何を伝えたいか,テーマに基づくゲームデザイン。組み合わせも面白そう。いろいろなゲームを体験することから。
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1. ゲームの重要性
- 幼少期の遊びから学ぶことの重要性を再認識。
- 「楽しさ」が人間のプロジェクトに対する持続的な関与を促す。
2. 本書の構成
- CHAPTER 1: コミュニケーション研修に適したゲーム9作品の紹介。
- 各ゲームの特徴や研修での活用ポイントを記載。
- CHAPTER 2: まちづくりゲームの事例13作品の紹介。
- 各ゲームの背景、遊び方、実際の利用者の声を紹介。
- CHAPTER 3: 自治体研修の現場におけるゲームの必要性や実情を整理。
- CHAPTER 4: オリジナルゲームの制作手順やポイントを解説。
3. ゲームの活用事例
- ゲームを通じてコミュニケーション能力を育む方法を具体的なゲームを例に説明。
- 市民が抱える社会課題をテーマにしたゲームの重要性を強調。
4. ゲーム制作のポイント
- ゲームのテーマやストーリーをしっかりと設計すること。
- ターゲット層に合わせたルール設計とテストプレイの重要性。
- 既存のゲームを参考にしながら、面白さを追求すること。
5. まちづくりの実践
- 市民参加のワークショップを通じてのまちづくりのプロセスを解説。
- ゲームを通じて地域への理解を深め、愛着を育むための試みを紹介。
6. ゲームの効果と意義
- ゲームを通じて得られる学びや気づきの具体例を紹介。
- 参加者が楽しみながら、実際の社会問題に関心を持つことができる。
著者プロフィール
安藤哲也の作品





