場所の力―パブリック・ヒストリーとしての都市景観

  • 38人登録
  • 3.50評価
    • (1)
    • (1)
    • (4)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
制作 : Dolores Hayden  後藤 春彦  佐藤 俊郎  篠田 裕見 
  • 学芸出版社 (2002年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761531027

作品紹介

本書は、著者自身をはじめとする建築・都市計画の専門家と、歴史家、デザイナーなど、さまざまな人々との協働作業を通じて、「場所の力」を顕在化するための理論と実践について著されたものである。

場所の力―パブリック・ヒストリーとしての都市景観の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 分類=都市計画・景観論。02年3月。

  • 『「場所の力」それはごく普通のランドスケープに秘められた形であり、共有された土地の中に共有された時間を封じ込め、市民が持つ社会の記憶を育む力である』この本で述べられていることは、文中に示されているこの一文で端的に表されていると言えよう。著者は数々の具体的なライフヒストリーを通して、移民国家であり民族としての歴史が複雑なアメリカの市民社会にとって、場所場所が保有する支配層(いわゆる白人)以外の人達が築いてきた歴史がいかに大切で、顧みられるべき多様性を持っているのか、という視点を与えてくれる。この本はアメリカについて書かれている本であるが、アメリカよりもはるかに長い歴史を持つ日本人としてもこういう視点の持ち方は非常に大切であろう。建築学科の学生がなぜ都市の歴史、建築の歴史を学ばなければいけないのか、という問いに対する答えのひとつとしておすすめする本。ただ本を読むにあたっては、アメリカの歴史、地理など予備知識がないと多少退屈に感じる部分が多いかもしれない(日系日本人の所は親しみが持ちやすい内容だが)。しかし、全部を読まなくても十分に得られるものがあるのでおもしろいと思った部分だけ読むのとかもアリ。

全2件中 1 - 2件を表示

場所の力―パブリック・ヒストリーとしての都市景観のその他の作品

The Power of Place: Urban Landscapes as Public History ハードカバー The Power of Place: Urban Landscapes as Public History ドロレス・ハイデン
The Power of Place: Urban Landscapes as Public History (MIT Press) ペーパーバック The Power of Place: Urban Landscapes as Public History (MIT Press) ドロレス・ハイデン

ドロレス・ハイデンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デール カーネギ...
中沢 新一
ギャラリー・間
ジェイン ジェイ...
フランツ・カフカ
ケヴィン リンチ
有効な右矢印 無効な右矢印

場所の力―パブリック・ヒストリーとしての都市景観はこんな本です

ツイートする