改訂版 都市防災学: 地震対策の理論と実践

著者 : 梶秀樹 塚越功
制作 : 梶 秀樹  塚越 功 
  • 学芸出版社 (2012年4月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761531959

改訂版 都市防災学: 地震対策の理論と実践の感想・レビュー・書評

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  •   昨年の4月11日に旧版で読んで、コメントを書いている。

     改訂版を読んでみると、防災担当部局で災害法制を検討していることから、気になる点が変わって来ている。

    (1)防災無線のネットワークが、中央省庁等については、中央防災無線、都道府県との関係は、消防庁がメインだが、国土交通省、気象庁などいろいろな系列がある。さらに、市町村に対しては都道府県の防災行政無線、市町村から市民に対しては、屋外拡声器などの固定系のものと、車載型無線機などの移動系がある。(p158)

     いずれにしても、ごちゃごちゃしているのと、最終的な市民への情報提供の仕組みが時代がかっているのが気になる。

    (2)地域防災組織について、活動が活発なところに資金が流れてかえって格差を拡大しているとする(p183)が、どうか。むしろ平常時に活溌に活動できないところは、高齢化しているとか理由があるので、そのようなところに支援してもはじまらないのではないか。

     民間企業などと連携して活溌に活動している地区に支援した方がいいと思う。

    (3)東日本大震災の津波による火災では、気仙沼港では23基の燃料タンクのうち22基が流出、燃焼しつつ多数の海岸集落を焼失させた。そのほか、久慈市、石巻市、岩沼市、相馬市、女川町でも燃料タンクが流出している。(p83)

     自分が、より具体的な論点について、課題を感じるようになってきたのは、少しは成長したためと思いたい。

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