アルヴァ・アアルトのインテリア 建築と調和する家具・プロダクトのデザイン

  • 学芸出版社 (2020年10月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784761532642

作品紹介・あらすじ

上質な建築の真価は内部空間に現れる。北欧を代表する建築家アルヴァ・アアルトは、自ら設計した建築のインテリアの隅々まで使いやすさ、美しさを追求した。暮らしに対する鋭い感覚と研ぎ澄まされたデザイン力が結実した椅子、木製家具、照明、ガラス器、テキスタイルの120作品を、500点以上の写真、スケッチ、図面で紹介。

感想・レビュー・書評

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  • フィンランドの巨匠デザイナー、アルヴァ・アアルトが生み出した、家具・照明・ガラス器・テキスタイルなどを紹介した本。
    自分には、詳細すぎず物足りなすぎず、な解説の分量でちょうどよかった。

    スツール60とアアルトベースとゴールデンベルと、それを素敵に置いておける家が欲しいー!!

  • アアルトによりデザインされた建築、椅子、照明、ガラス小物などを豊富な写真とともに紹介した一冊。アアルトによるスケッチや、影響を与えた他の作品の紹介等もあり興味深い。
    木を用いた様々な実験に関して、
    「建築に関連した実践上の目標、デザイン上の正しい形を得るためには、必ずしも合理的で技術的な点から出発することはできない。おそらくは決して。人間の想像力には、それが花開くための自由な場が必要だ。」
    というアアルトの言葉が印象的。

  • アルヴァ・アアルトという人物を知って、初めて読んだ本。椅子の発明の流れがわかりやすく、全体的なアアルトという枠組みが掴めたと感じる。この本で得た知識を基に、実際の家具を確認し、その北欧家具の細部に注視したい。

  • フィンランドの国民的建築家、アルヴァ・アアルトのインテリアデザインに焦点をあてた一冊だ。
    曲木を使用した美しくもしっかりと地に足ついた印象のある椅子、あまりにも有名な波型のガラスの器のアアルトベースなど、著名な作品から、個々の建築の内装についてまで、幅広い内容で取り上げられていて、面白い。

    単純にフォルムの話だけでなく、発表された時代のこと、影響を受けあった同時代のデザイナーのことなど、内容に厚みがある。

    豊富な写真を眺めていると、同じ北欧ではあってもデンマークのデザインとはやはりどこか違う気がする。

  • アアルトデザインの意義がとってもわかりやすく解説されてます。カラー写真もたくさん。

  • 写真がカラーで、どれもすごく素敵。おしゃれなインテリアに囲まれて暮らしてみたい。

  • ウッディであたたかみのあるインテリア

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著者プロフィール

九州産業大学建築都市工学部 住居・インテリア学科教授、博士(工学)。1964年2月3日神奈川県横須賀市生まれ、1987年 東京理科大学工学部建築学科卒業、1989年同大学院修了、1989年?同助手、1999年より九州産 業大学工学部建築学科、2010年4月より同工学部 住居・インテリア学科教授。2006年度ヘルシンキ工科大学建築学科訪問研究員、2017年改組して現職。
主な著書: 『北欧の建築 エレメント&ディティール(』学芸 出版社、2017)、『アルヴァル・アールト 光と建 築(』プチグラパブリッシング、2013)、『フィンラ ンド 光の旅 北欧建築探訪』(プチグラパブリッ シング、2009)、『大谷採石場 不思議な地下空間』 (随想舎、2010)。

「2017年 『北欧モダンチャーチ&チャペル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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