生徒指導24の鉄則: 事例から学ぶ (〈生徒指導の基本と実際〉シリ-ズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761907068

感想・レビュー・書評

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  • 担任も終わり、学校全体を眺めたり、まとまった知見の書かれた本を読むことでこれまでを整理できるかと思い手に取った本。完全な理論本ではなく、著者のこれまでの経験や実践と、さまざまな本やそれに他の先生方の歩みがちりばめられており、なるほどとうなずきながら読める部分が多かった。一貫した生徒指導体制の確立、行動にはそれぞれの教師に自由を与え、問題の捉え方・考え方は一致させておくべき、など、長年の実践に裏打ちされた言葉には重みがある。教育には、その学校の、その生徒に対する最適解を求めるべきで、普遍的なベストの解答があるわけではないこと、その最適解に至るには、生徒指導部のリーダーシップが必要なことがきちんと語られた良書であった。

  • これも10年経験者研修の助言のために、読みなおしてみました。生徒指導主事だった時にも読んだんですが、その職から離れて読みなおしてみるとまた新鮮でした。現場重視の生徒指導の考え方が深まる本です。

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著者プロフィール

吉田 順(よしだ・じゅん)
1950年、北海道別海町生まれ。横浜市で37年間公立小中学校に勤務。担任32年、生徒指導部長16年、学年主任13年兼任。2011年定年退職。平成元年より「生徒指導」ネットワーク主宰。現在、「生徒指導コンサルタント」として全国の「荒れる」学校を訪問し、指導方針づくりに参画。「生徒指導」「非行・問題行動」「荒れる学校」「学級経営」などのテーマで講演、著述、相談活動をしている。訪問した学校は40年間で200校を超える。

「2023年 『生徒指導「トラブル対応」の教科書 事例編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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