プロジェクトアドベンチャーでつくるとっても楽しいクラス

  • 学事出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761919573

感想・レビュー・書評

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  • ポジティブな自己概念と、友達との信頼関係を築くPA。
    この本では学級にPAを入れての取り組みだけにかかわらず、3人の先生の大切にしていることが、よく伝わってくる一冊でした。

    その大切にしている部分があるからこそ、PAでステキなクラスをつくっているんだなぁと。
    PAのアクティビティよりの本ではなく、クラスづくりの本です。すらすら読めるけれど、理論の部分もぎっしりつまっていて読み応えのある本でした。

    新年度準備にぜひ。

  • PAについてまず学んで、やってみようという方にオススメ。
    とにかくやってみる!という挑戦がしやすいように書かれています。
    ただ、そこにはしっかりと理念もある。
    本書にも書いてありますが、PAはやって楽しかったー!
    で終わりではなく、振り返りにしっかり取り組んでこそ真価を発揮するものだと思っています。
    そのためには教師がどこに振り返りの焦点を与えるかというファシリテート力が欠かせません。
    事実→抽象→転用という振り返りの視点を効果的に生かせるか。
    この辺りは授業あるのみ。
    日々の授業、子どもたちとの関わり、自分の振り返りで
    意識して鍛えていきたいです。

  • 「PA(プログラム・アドベンチャー)を学級の人間関係づくりに生かす!」

    野外での活動だとばかり思っていたけれど、場所を問わずできる活動と、その振り返りによって人間関係を深めて行く手法…それが、子どもたちの仲間づくりに生きる!ってことを学んだ。

    著者の3人の先生が、スタートから1年間の成長をリレー形式で綴る。
    どの先生もポジティブで温かい子どもたちの伸ばし方を、分かりやすく力強く説明していて、とても読みやすい。

    「よし!やってみよう!!」と思える実践と、そこに込められた思いが伝わる1冊。

    さあ、新年度!トライして行きましょう!

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著者プロフィール

1970年、北海道生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程修了。埼玉県の公立小学校教諭として、4校で22年間勤め、学習者中心の授業・学級・学校づくりに取り組む。2008年度埼玉県優秀教員表彰。2015年に退職後、東京学芸大学大学院教育学研究科教育実践創成講座准教授に就任。学級経営、カリキュラムデザイン等の授業を通じて、教員養成、現職教員の再教育に取り組んだ。2018年3月に退職し、一般社団法人軽井沢風越学園設立準備財団副理事長に就任。2020年4月に幼小中混在校の軽井沢風越学園の開校を目指している。教師教育学会所属。大3、高1、小5の3児の父(2018年現在)。
主な著作に、『せんせいのつくり方――“これでいいのかな”と考え始めたわたしへ」(旬報社、2014年)(共著)、『最高のチームになる! クラスづくりの極意』(農文協、2011年)、『最高のクラスのつくり方』(小学館、2010年)他多数。

「2019年 『クリエイティブ・ラーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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