問い続ける教師―教育の哲学×教師の哲学

  • 学事出版
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784761923631

感想・レビュー・書評

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  • いきなりネタバレですが

    「教育」とは「自由の相互承認」である
    自分が生きたいように生きるために、他人の自由も認め尊重する
    そんな力を育むことです

    それを噛みしめるように読める本です

  • 教育者の多賀先生の教育実践を教育哲学者の苫野さんが読み解いていく。非常に読みやすい。教室での実践を教育哲学で紐解いていく。そこには理論とかではなく、多賀先生のしっかりとした想いを、裏付けるモノを苫野さんが指し示していく。2人の思いが溶け込んで行き、最後の対談ではその想いが一致し、同じ方向性を示していく。
    アクティブラーナーとしての教員を目指していくことの大切さを改めて実感。

  • 「自由」と「自由の相互認証」やっぱりこの2つにつきます。

    学習内容が、子どもたちの「自由」のためというよりは、「選別」のためってのは分かっていたとしても衝撃。

    ネットの記事にも上がっていたけど。

    確認だけど、それのすべてが悪いわけではなく、でも、大人の都合であるわけで。

    今の社会にあっているのかな?という疑問は持ち続けて行こうと思う。

  • 多賀先生は自らを「旧いタイプの教師」と話し出す。だけど、その実践は豊かなエピソードで綴られ、そこに見える信念と振り返り。真剣でありながら、丁寧に自省を交えて素直に語られている姿に学ぶ。
    そういったエピソードで語られる実践を、哲学的視点から意味付けしていくのが苫野さん。哲学と繋げることで抽象化しているけれど、それは一人の実践の意図や意味が読者と共有できるということ。
    丁寧な語りの中に、熱量のあるお二方の話にすいすい引き込まれていく。

  • エピソードどそれに伴う哲学が紹介されている。

    この本は、全ての先生、大人に読んでほしい。

  • ベテラン小学校教師と気鋭の教育哲学者が“教師の在り方”をめぐって模索しうまれた稀有の教育書

     多賀 規律やルールはできるだけ少なく!
     笘野 ルールはみんなが「自由」になるためのもの

     多賀 学級弱者への視点
     笘野 徹底して「弱者」の側に立てるか?

     多賀 通信・文集で個を認める
     笘野 「ほめる」より「認める」が根本

    など、赤裸々に語られる実践と忌憚のない論評がスリリングに交錯する第2章

     多賀 僕の原点は、よくも悪くも母親です。
     笘野 私こそ便所飯のパイオニアだからです。

    など、「多賀の原点」「笘野の原点」の告白に思わず息をのむ第3章

    教師人生の早い時期に出会っておきたい至高の一冊

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