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Amazon.co.jp ・本 (148ページ) / ISBN・EAN: 9784761926267
感想・レビュー・書評
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読むというより、読書教育に関して辞書のように使える本。さらっと流して読んで知識を蓄えるのにも良い。
以下自分用メモ
・1年間の始まりに、国語授業の一環として読書に関するガイダンスを行う
①1年間の読書のめあてをたてる
②科学的な内容の読み物やノンフィクションなど、子供たちがあまり読まないような分野の本を紹介する
③図書室に行き、書架を回り「読みたい本」リストを作る
書評合戦
ペアやグループで読み合い、ともに深い読みに進む
情報活用能力を育てる
・伝記を読んで情報を一枚の紙にまとめる
・科学読み物を読んで新たに知った知識を一枚の紙にまとめる
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・どちらかというと、司書教諭や学校司書向けというよりは先生向けの本。
・第8章「メディアの違いを知り、探究的な読書活動に導く」が特に興味深かった。インターネットの情報と本や新聞の情報の違いとそれぞれの活用方法。デジタルネイティブ世代の子どもたちのネットに対する考え方を知り、各メディアからどうやって正しい情報を得るのかがわかりやすく説明されていた。
・あと、先生、司書教諭、学校司書それぞれの立場でどう読書活動に取り組むかも、わかりやすく書かれていた。 -
令和の読書指導方法。
「スローなメディア」と言いつつも、学校図書館授業は時代にそくしたものに。
授業の組み立てや取り組みのヒントに。
・ネット社会、学習指導要領、読解力
・要約力、語彙力
・批判的な思考力
・読書会やビブバト
・情報活用能力、リテラシー、様々なメディア
・探究
・読書記録
・学校図書館と学校との連携
・公共図書館
子どもでも精読・熟読が難しい世の中になっているのかな。忙しそうだものなあ。
体に染み込むような読書体験を持ってほしいな。
仕事柄、しばらくは多読の日々。
いつか、ゆっくりと本を読みたいな。
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