心理学史 (心理学のポイント・シリーズ)

制作 : サトウ タツヤ 
  • 学文社
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762018800

作品紹介・あらすじ

心理学の基本となる知識をわかりやすくコンパクトに解説。
日本と世界各国の心理学の歴史、臨床現場からと実用面からの心理学についてなど、心理学史に関して、61のポイントを示した。心理学の人物コラムも掲載。
1問1答式にまとめられ自学自習にも最適な、初学者向けシリーズ。
事典やハンドブックとしても、また「心理学検定」のための参考書としても活用可能。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • デューイへの言及箇所。
    99頁、「さらに、ヴント的な心理学に収まらない、アメリカ的な心理学の代表が機能主義(太字)である。機能主義の理論化において重要な役割を果たしたデューイは、『反射弓の概念』を著し、刺激と反応は要素として分離不能であるとして、(構成主義のように)要素を分解することによってではなく、環境への適応過程として心をとらえる必要があると主張した。」

    108頁、中国初めて北京大学に心理学実験室を陳大斉に協力したのが、蔡元培である。「蔡は、ドイツに留学しヴントのもとで学んだ経験があった。蔡が中国に積極的に紹介したデューイは、1919~1920年までたびたひ中国を訪れた。そのため、その後の中国の心理学者は、日本ではなく、アメリカに留学することが多くなっていた。そのなかには、のちにワトソン以上の行動主義者として知られる郭任遠がいる。」

全1件中 1 - 1件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×