〈教育〉を社会学する

  • 学文社 (2011年9月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784762022159

作品紹介・あらすじ

〈教育〉の自明性を問い直し、世界に対する見方を更新し続ける方法としての社会学の可能性。
 第1部〈教育問題〉編では、教育の源泉にある「怒り」の存在、「思考停止」する教師の姿、
子育て戦略としての小・中学受験、いじめ定義の被害者主権性の問題、セラピー化する社会における
「自分らしさ」の創出、などが論じられる。
 第2部〈人間形成〉編では、近代社会における〈人間〉の誕生と教育空間の生成、
メディア社会における「私淑」の変容、子どもが「児童」になる過程としての学校的社会化、
「欲求性向」形成としての社会化、などが議論される。
 現代日本社会の教育問題の読解を通して〈教育〉の本質に挑む論集。

感想・レビュー・書評

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  • 2011年12月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:371.3//Ki75 

    【選書理由・お勧めコメント】
    「教育」に関する内容なので教職課程を受講している人におすすめです。レポートにも使えそうな内容でとても興味深い本です。(数学科/4年)

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著者プロフィール

1953年生まれ,筑波大学大学院博士課程教育学研究科単位取得退学
現在立教大学文学部教授
主要論文・著書『少年犯罪の社会的構築:「山形マット死事件」迷宮の構図』(共著,東洋館出版
社,2002年),『質的調査法を学ぶ人のために』(共編,世界思想社,2008年)
(2012年12月現在)

「2012年 『文化としての涙 感情経験の社会学的探究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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