クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則

  • 北大路書房
3.71
  • (38)
  • (43)
  • (58)
  • (7)
  • (3)
本棚登録 : 587
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762820618

作品紹介・あらすじ

「ものの考え方」自体を学ぶ機会がこれまでにあっただろうか。本書は,現代をよりよく生きるために必要な「ものの考え方」,すなわち「クリティカルシンキング」を系統的に学習するためのテキスト。提示された「原則」や,豊富な練習問題を通じ,自ら考えようとする態度や習慣を身につけるためのガイドとして最適である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 誰かに、自己啓発でいい本ない?と言われたら、私はこの本を紹介することにしています。

    読んだのは遙か前ですが、未だ、見返しては、学ぶことが多いです。

    キーワードは「冷静な頭と温かい心」「マインドフル」

    自分の思考バイアスを認知し、冷静に物事を考えることが訓練できると思います。

    心理学的なアプローチが中心ですが、ぜひ、ノートを片手に、一章ごとにある課題に挑戦しながら、少しづつ読み進めることをお勧めします。自分の思考特性、課題、相対する人、出来事を冷静な視点で捉え、行動する、頭のスイッチを入れる訓練ができるようになると思います。

  • 何事も、極端に原因を決めるのではなく
    個人、環境、その人の置かれた環境・心理など
    自分の有利、不利も含めて


    考える ''態度'' が大切。


    周りを気にしすぎる人。が、
    クリティカルシンキング に近い気もしたが、
    逆に、''周り''ばかり見過ぎて、
    ''個人''のことが見えていない事もあると思う。

    そのバランスが大切

  • 論理的な思考力を身につけるためには,ものごとをどのように見たり,あるいは解釈したりすればよいかということについて書かれている本.

    社会心理学的な内容の記述が多いが,すべての科学的実験の基本となる考え方も述べられていて興味深い.
    たとえば,「Xが存在する時Yが起こり(一致),Xが存在しない時Yが起こらない(差異)ことの両方を示すことで,XがYの「必要」にして「十分」な原因であるという証拠を提示できる」など.
    これを一致と差異の併用法というらしい.

    他にも,印象に残っているのは,第4章に出てくる「甘いレモンとすっぱいブドウの合理化」の話.
    とかく人間は,自分にとって都合のよいように出来事を解釈しがちであるということに気がつく.

    原因帰属の方法,すなわち因果関係を立証する規準について述べている第2章が特におもしろいと思う.
    ものごとの原因を特定するのは容易なことではないのだなあということがよくわかる.
    (2007年8月7日)
    ―――――
    われわれはものごとの意味を理解するために、何が原因でそのようなことが起こるのかを日常的に考え続けている。
    しかし、あることが別のあることの原因であると特定する(原因推測)というのは、なかなかに困難な行為である。

    2つの出来事が共変している、つまり相関しているというだけで、それらの間に因果関係があると断定することはできない。
    1.共変関係
    2.時間的順序
    3.もっともらしい他の原因(第3変数)の排除
    これらすべての規準が満たされてはじめて、2つの出来事の間に因果関係があると主張することができる。
    (2008年10月23日)

  • 適切な基準や根拠に基づく論理的で偏りのない思考

  • クリティカルシンキングにおいて、大事なのは技術、知識、態度の3つ。
    もっとも重要なのは態度である。これは自ら意識しないと身につかない。
    この本をただ読むだけなら、身につくのは考える技術のみだろう(本当に読むだけなら考え方という知識だけでそれすら身につかない可能性もある)。
    心理学を引き合いに出しながら、人がおちいってしまいがちな思考のクセとも呼べるものを知って、物事、他人、自分自身、信念と分けられた各章でどのように考えていけば良いかを学ぶ。忘れてはいけないのは、これは安易に出された答えに飛びついてしまわないように、誤まった考えを避けるためのものであって、正しい答えが出せるというものではない。
    ところどころにある【考えてみよう】に実際に挑戦することで、"態度"が少しは身につくかもしれない。

  • 現代を生きるためには「よい思考」が必要です。この本はその思考をどうやってクリティカルな思考を武器として使えるか紹介しています。これを読んで「よい思考」を身につけてよりよい大学生活を送りましょう!!

    *配架場所
    http://opac.matsu.ac.jp/opac4/opac/Holding_list?rgtn=131071

  • 35403

  • 結局、心理学。

  • 机上の理論としては凄く洗練されていて、大手コンサルが好きそうな話。

  • やや古い本ではあるが、ビジネスだけに特化していないクリティカル・シンキングを全体像でまとめた良書であると思う。やや文字が小さいのが難点か。

    入門編と実践編となっているが、原著では全10章で1冊になっているようなので、2冊読んだ方がよいと思う。ここでは前半の1〜5章までを書いておく。

    1章 クリティカルシンキングとは
     本書の構成やクリティカルシンキングの重要性をまとめている。

    2章 物事の原因について考える。

    結果には必ず原因があり、それを特定すること(原因の選択をするための決定する規準)が大切である。相関関係、時間的順序、第三因子、平均への回帰などのやや統計学に近い話であった。

    3章 他人の行動証明する

    行動には原因では、内的原因と外的原因があるため、それを立方体モデルで考えるとよい。行為者と観察者、ステレオタイプなどの影響面も重要である。

    4章 自分自身を省察する

    他人ではなく自分を認知するには、認知の歪みが発生することが多い。認知的不協和などが発生しやすいので、それらを考えて自分を考えることが重要である。

    5章 信念を分析する

    人はオカルト(超能力)などの存在に影響されやすい。そのあたりを考えないで現実を捉えることの難しさを説いている。

全54件中 1 - 10件を表示

E.B.ゼックミスタの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
J・モーティマー...
デールカーネギ...
ロバート キヨサ...
ドストエフスキー
デールカーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印

クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則を本棚に登録しているひと

ツイートする
×