心理学論の誕生: 「心理学」のフィールドワーク

  • 北大路書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762821875

作品紹介・あらすじ

心理学について,3人の体験・実感を縦横無尽に語り論じ尽くす鼎談篇で,3者3篇ずつの論文篇をバインドするユニークな構成。3人の語り(肉声)が,現在日本の心理学研究における概念・方法・制度・歴史について,相対的な照射を果たしていく。これからの心理学をおもしろくしていく研究者・院生・学生必見・必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 中味自体は決して悪くないのですが。

    大体「心理学とは何か」などというテーマで書かれた本はあまり無いので、その意味でも貴重ですし、結構研究生活のことをざっくばらんに話していたりもするので、読む価値はあると思います。

    しかし、あえて難を言えばどうしても「同門の若手研究者で集まって、好き勝手に評論家じみたことを言っている」という印象があることでしょうか。

    理由は?院が同門でツーカーの仲の3人で、殆んど意見の衝突が無い事、?彼らの意見が学会ではまだ「若手が青臭いことを言っている」的な認知しかされていない事、でしょうか。

    ?はともかく、?は…。誰か一家言持っている学外の人に入って欲しかったかな。

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著者プロフィール

立命館大学総合心理学部教授・学部長

「2023年 『カタログTEA(複線径路等至性アプローチ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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