ぼくにだってできるさ アメリカ低収入地区の社会不平等の再生産

  • 北大路書房 (2007年5月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784762825613

作品紹介・あらすじ

20世紀末アメリカの低所得者向け公共住宅団地の2つの少年グループのエスノグラフィ。参与観察法などの調査により彼らを追う。将来を悲観していた白人中心グループと,アメリカンドリームを正直に信じていた黒人中心グループ。ブルデューらの理論を批判的に発展させ,社会再生産の多様なメカニズムを丹念に解きほぐす。

感想・レビュー・書評

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  • 黒人と白人の両方のグループでのインタビューを卒論にまとめたものを本にしたものである。黒人のグループについて白人の女性が研究した本もあるが、これはまた視点が交差しているし、最後で研究方法やいろいろな障害について詳細に書いてあるので、実際にフィールドワークをするときに役立つであろう。
    縦の2段組みで読みやすいし、1段組みだと結構厚い本になるのでこれぐらいがいい。学部の卒論ということで、卒論を書こうという学生にはいい刺激になると思われるが、教員の指導も大変そうである。

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著者プロフィール

現在、成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科教員。著書に『海外帰国子女のアイデンティティ−−生活経験と通文化的人間形成』(単著,恒星社厚生閣,2000年)。論文に「薬物使用経験を『わかる』の3基盤−−「矯正教育プログラム(薬物非行)」の質的分析」(『コミュニケーション紀要』26: 1-30, 2015年),「引用発話・再演・リハーサル−−フレームの複合性と経験の自在性」(中河伸俊ほか編『触発するゴフマン−−やりとりの秩序の社会学』新曜社,148-157, 2015年)など。

「2018年 『当事者が支援する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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