マインドフルネス認知療法:うつを予防する新しいアプローチ

制作 : Zindel Segal  Mark Williams  John Teasdale 
  • 北大路書房
3.52
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本棚登録 : 122
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762825743

作品紹介・あらすじ

マインドフルネスの中核は,仏教での瞑想実践の態度にある。これまでの認知行動療法は宗教とは無縁の「科学としての心理療法」をアピールしてきたが,なぜ宗教と近い領域にあるマインドフルネスに注目するのか,その効果機序の理論的説明,実際の臨床場面での具体的指導,その効果がどのように実証されているのか,を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 良書

  • [図書館]
    読了:2015/12/20

    翻訳が少し読みにくくて頭に入って来づらいけど、MBCTの創始者の書いたものなので、療法開発のコンセプトから理解できて、とても役に立つ内容だった。

  • レーズンエクササイズで有名
    偏った思考をただそうと躍起になることも執着。beingを基本として自分の思考を受容する。ネガティブな思考や感情を必要以上に大きくせず,そのままにしておけるようになれば,ネガティブの強意から始まるループに陥ることがない。もうちょっと学習しよう。

  • マインドフルネスのセッションをどうやるかとかの実践的な内容。
    セッションをきっちりやっていくときにはいいかもしれないけど、片手間に取り入れようとしている場合には、ちょっとtoo muchな内容だと思いました。

    やっぱりこちら(マインドフルネス ストレス低減法)だけで私にはよかったかも。
    http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%B9%E4%BD%8E%E6%B8%9B%E6%B3%95-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B8%E3%83%B3/dp/4762825840/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1377314703&sr=8-2&keywords=%EF%BE%8F%EF%BD%B2%EF%BE%9D%EF%BE%84%EF%BE%9E%EF%BE%8C%EF%BE%99%EF%BE%88%EF%BD%BD%EF%BD%BD%EF%BE%84%EF%BE%9A%EF%BD%BD%E4%BD%8E%E6%B8%9B%E6%B3%95

  • 493.764 シ 登録番号8828

  • まず翻訳がかなり悪いという印象。特に,資料として掲載されている教示に関しては,ひどすぎる。訳はひどいわ,間の取り方は書いてないわ,翻訳者間での統一感はないわです。おそらく大学院生が翻訳しているのかと笑。面白い内容ではあるものの,やはりこれをそのまま鵜呑みにするのは良くない。学習理論やACTの背景があってこそ,活きてくる治療法であると考えられる。あと,日本でやるうえではそのまま実施するのではなく,工夫が必要であるのにもかかわらず,そこらへんも全く記載していない。読者は慎重に。

  • 第三世代の新しい認知療法として注目され始めている療法

  • ヴィパサナー瞑想法やHere, Nowの思想は、こんなふうに進化した。
    そして実用段階に入りつつある。

    • totoro50さん
      この本は私もおすすめです。数年前、認知療法の国際会議で、ダライラマがお話しをされたことがあるそうです。仏教と認知療法には共通点があるのだろう...
      この本は私もおすすめです。数年前、認知療法の国際会議で、ダライラマがお話しをされたことがあるそうです。仏教と認知療法には共通点があるのだろうか?とその頃から思っていました。
      2010/01/05
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著者プロフィール

ジンデル・シーガル( Zindel Segal,PhD )
 トロント大学スカボロの気分障害の著名な心理学教授で,嗜癖とメンタルヘ
ルスのためのセンター(the Centre for Addiction and Mental Helth)でキャ
ンベル家族研究所の上級サイエンティストである。彼は認知療法アカデミーの
設立フェローであり,精神医学とメンタルヘルスにおけるマインドフルネスに
基づく臨床ケアの妥当性を主張している。

「2018年 『マインドフルネス認知療法ワークブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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