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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784762826894
作品紹介・あらすじ
自己調整学習の重要な構成要素とされる学習方略と動機づけ。これらは自己調整学習を成立させる上で,実際どのような役割を果たしているのか? 欧米を中心とした知見の蓄積を踏まえ,独自の実証的研究からそれらの機能を明らかにするとともに,発達の視点も取り入れ,自己調整学習方略の獲得を促す学習支援を試みる。
感想・レビュー・書評
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本書は名古屋大学大学院教育発達科学研究科に提出された博士学位論文を加筆・修正したものであるらしい。学生(小学生〜大学生)を対象にした調査から学習方略と動機づけの役割について調べたもので、研究Ⅰから研究Ⅹの内容と結果の考察が主な内容となっている。
研究Ⅰから研究Ⅳでは、自己調整学習方略と自己効力感や内発的価値といった動機づけ関連変数などの関連について詳しく調べた結果が書かれている。Promax回転といった因子分析の手法を用いて計算された結果が書かれていて、こういった分野に初めて触れたこともあり、なんとなく空気感を感じることができた。
研究Ⅴから研究Ⅶでは、児童期から青年期までの自己調整学習が発達的な観点から調べられている。自己調整学習方略がメタ認知に関わっていること、学校段階が進むとより自己調整的な方略がとれるようになることなどが書かれている。
研究Ⅷから研究Ⅹでは、自己調整学習方略の使用を促すことについて調べられている。
「自己調整学習」は大人も対象に含まれ得る話だと思うが、教育の分野に特化した内容であるということはAmazonの概要からは読み取れず、あとがきに「教育発達科学研究科」というワードが出てきてはじめてなるほどという気持ちになる。
同様の研究をされている方には引用元の文献として有益な内容なのだろうが、そうではない読者にとっては活用や一般化は難しい内容だと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
博士論文で扱った9つの研究を本にしたものである。研究方法から結果、考察まで丁寧に表もそのまま書いてあるので、自己調整学習の卒論を書く学生は、これをそのままゼミ学習で使え、卒論でこのまま再検証として使えると思われる。
著者プロフィール
伊藤崇達の作品
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