教師の学びを科学する: データから見える若手の育成と熟達のモデル

  • 北大路書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762828973

作品紹介・あらすじ

「ベテラン一斉退職」と「若手大量採用」時代をどのように乗り切るか?
若年化が進む横浜市公立学校の教師,初任者から経験10年次までを対象とした大規模調査データをもとに,教師の成長を促す経験や他者との関わりを分析することで,新時代における若手をコアとした育成と熟達のモデルを提唱する。学校現場での新たな研究の有り方をも示した,新人教師や研修担当を強力にサポートする本。

◆ 白梅学園大学 教授 無藤 隆 氏 推薦!
若手教師の育成をメンターチームにより進める。
著者たちの実証調査と研修の組織化が横浜の学校を変える。

◆目 次
監修者より,本書の刊行によせて
第1章 教師をめぐる今日の状況――社会背景
第2章 これまでの教師研究――本書の理論的位置づけ
第3章 調査概要――本書で用いるデータ
第4章 教師は経験からどのように学ぶのか――教師の経験学習
第5章 教師の成長を促す大学時代の経験――大学からのトランジション
第6章 学校への新規参入と適応――組織社会化
第7章 若手教師が抱える困難――参入時の困難経験
第8章 初めての異動――初任校から2校目への環境変化
第9章 若手教師としてリーダーを務めること――リーダー経験
第10章 学校内における組織的なメンタリング――メンターチーム
第11章 若手教師への効果的な支援――メンターチームの手法
第12章 管理職のメンターチームへの関わり――メンターチームと管理職
第13章 メンティからメンターへの移行――メンタリング行為の連続性
第14章 総 括――若手教師の成長と育成
第15章 教員研修の変革――サーベイフィードバックの応用
第16章 これからの教師教育研究――学校現場・教育委員会・大学の三者間連携
あとがき

◆好評の関連書
『研修設計マニュアル◆人材育成のためのインストラクショナルデザイン』
http://www.kitaohji.com/books/2894_2.html
『21世紀型スキル◆学びと評価の新たなかたち』
http://www.kitaohji.com/books/2857_7.html

感想・レビュー・書評

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  • 直観ではなく,データで裏付けされていることが大切かなぁと。先行研究が大変参考になった。

  • 43冊目。

    うーん、データから言えることは確かだけど、中にいる者にとって新しい発見は少なかった。

  • 【請求記号】
    374.3||662

    【蔵書検索リンク】
    http://nieropac.nier.go.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB16328691&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 2011年から中原研究室と横浜市教育委員会が実施した調査データに基づく論考。大学での教員養成については,「大学時代の現場体験」として5章で論じられている。

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著者プロフィール

立教大学経営学部教授

「2021年 『中小企業の人材開発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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