心の中のブラインド・スポット 善良な人々に潜む非意識のバイアス

  • 北大路書房 (2015年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784762829031

作品紹介・あらすじ

心理学で急速に進む「非意識」研究の知見で,公正でありたいと思う人間の心にも,かなりの誤りや歪みがあることが分かってきた。この「心に潜むバイアス」を知ることは,自分や自分の行動を理解するため,さらには自己改善へと向かうためのステップとなる。潜在的態度を測る注目のテストIATにも言及。下條信輔氏推薦!



◆推薦のことば

人は自分で思っているほど,自分の心をわかっていない。

本人も自覚できない潜在的な態度を測定する画期的な方法を中心に,この本は展開する

差別意識や様々な認知の「盲点」について,読者は目からウロコの経験をするはずだ。

(カリフォルニア工科大学生物・生物工学部教授 下條信輔)



◆主な目次

日本語版発刊によせて

はじめに



第1章 マインド・バグ

第2章 真実の裏の顔―日常生活にはびこる様々な嘘

第3章 ブラインド・スポットの中へ

第4章 矛盾する2つの心

第5章 タイプ分けしたがる人間―ホモ・カテゴリカス

第6章 ステレオタイプの危険性

第7章 われわれと彼ら

第8章 バイアスをつくり出すマシーンといかに闘うか?



付録1 アメリカ人は人種差別主義者か?

付録2 人種と不利な立場と差別

訳者あとがき

感想・レビュー・書評

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  • 本書で紹介されていた、IATを試したが、自分の中にはこんなに強いバイアスがあったのかと本当に驚いた。
    このバイアスは、世界をカテゴリー化して捉えるという人間の能力の副産物、ということで簡単に解決しない問題とも理解した。

  • 東2法経図・6F指定:361.4A/B17k/Kayaba

  • 心理学の観点から無意識の偏見や差別を科学的に明らかにしていく。
    時として潜在的意識は信念や表面上の感情と対立し、意識と行動の不一致を生じさせる。
    バイアスは時として自身の損失に繋がる行動を促し、合理的な判断を阻害する。また、他者への評価の目を曇らせる。
    心理学的な用語なのか筆者によるオリジナルなのか分からないが時々出てくる機知に富んだ言い回しが癖になった。

  • 読み終わった、、!読んでよかった。
    歴史を語ることはとても重要なことだけど、このブラインドスポット、自覚のないバイアスに加担してる一因でもあるのかなと思う。

  • おもしろい。
    もうちょっとわかりやすく、魅力的な本にできた気がするけれども。

  • 人種問題を中心に,間接指標(IATなど)によって測定される潜在的態度が差別に寄与することを示す良書。マインド・バグ,ブライド・スポットという言葉を用い,潜在的態度の特徴を巧みに描いている。

     訳者あとがきにある通り,日本の社会心理学研究の現状を省みる必要を感じた。

  • 人種偏見やステレオタイプの最新の本であり、このアンケートを中心に偏見の研究が進むであろう。

  • IATを始め潜在的偏見の概説。といってもいろんなエピソードや心理学の概念もがんがん話題に入っているので,この領域を中心とした実験社会心理学の入門としてよいかも。
    訳者のあとがきにたぎる何かを感じる。

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