心の中のブラインド・スポット: 善良な人々に潜む非意識のバイアス

制作 : Mahzarin R. Banaji  Anthony G. Greenwald  北村 英哉  小林 知博 
  • 北大路書房
4.00
  • (3)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 53
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762829031

作品紹介・あらすじ

心理学で急速に進む「非意識」研究の知見で,公正でありたいと思う人間の心にも,かなりの誤りや歪みがあることが分かってきた。この「心に潜むバイアス」を知ることは,自分や自分の行動を理解するため,さらには自己改善へと向かうためのステップとなる。潜在的態度を測る注目のテストIATにも言及。下條信輔氏推薦!

◆推薦のことば
人は自分で思っているほど,自分の心をわかっていない。
本人も自覚できない潜在的な態度を測定する画期的な方法を中心に,この本は展開する
差別意識や様々な認知の「盲点」について,読者は目からウロコの経験をするはずだ。
(カリフォルニア工科大学生物・生物工学部教授 下條信輔)

◆主な目次
日本語版発刊によせて
はじめに

第1章 マインド・バグ
第2章 真実の裏の顔―日常生活にはびこる様々な嘘
第3章 ブラインド・スポットの中へ
第4章 矛盾する2つの心
第5章 タイプ分けしたがる人間―ホモ・カテゴリカス
第6章 ステレオタイプの危険性
第7章 われわれと彼ら
第8章 バイアスをつくり出すマシーンといかに闘うか?

付録1 アメリカ人は人種差別主義者か?
付録2 人種と不利な立場と差別
訳者あとがき

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 人種問題を中心に,間接指標(IATなど)によって測定される潜在的態度が差別に寄与することを示す良書。マインド・バグ,ブライド・スポットという言葉を用い,潜在的態度の特徴を巧みに描いている。

     訳者あとがきにある通り,日本の社会心理学研究の現状を省みる必要を感じた。

  • 人種偏見やステレオタイプの最新の本であり、このアンケートを中心に偏見の研究が進むであろう。

  • IATを始め潜在的偏見の概説。といってもいろんなエピソードや心理学の概念もがんがん話題に入っているので,この領域を中心とした実験社会心理学の入門としてよいかも。
    訳者のあとがきにたぎる何かを感じる。

全3件中 1 - 3件を表示
ツイートする