ようこそ,一人ひとりをいかす教室へ: 「違い」を力に変える学び方・教え方

制作 : Carol Ann Tomlinson  山崎 敬人  山元 隆春  吉田 新一郎 
  • 北大路書房
4.33
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本棚登録 : 19
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762829598

作品紹介・あらすじ

一人ひとりの児童生徒がもつ違い(多様性:たとえば学習進度や興味関心の違い等)を大切にしながら,彼らの学びの可能性を信じてベストを尽くしたい!という教師の思いに,理論と実践の両面からしっかりと向き合う。個々のニーズに応じる質の高いカリキュラムや多様な学び方・教え方のデザイン等,具体的な提案が満載。

◆主な目次
第1章 一人ひとりをいかす教室とは?
第2章 一人ひとりをいかす授業を実践するための八つの原則
第3章 学校でのやり方と,そもそも誰のためにしているのかを再考する
第4章 一人ひとりをいかす教育を支援する学習環境
第5章 よいカリキュラムは一人ひとりをいかす授業の基本
第6章 一人ひとりをいかすクラスづくりをする教師たち
第7章 一人ひとりをいかす多様な教え方
第8章 一人ひとりをいかすもっと多様な教え方
第9章 一人ひとりをいかす授業を可能にするクラスづくり
第10章 一人ひとりをいかす教室づくりの促進者としてのリーダーたち

感想・レビュー・書評

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  • ひとりひとりの子どもたちがそれぞれ意味ある学びに到達できるよう、教師が学習到達範囲の幅を広げ、子どもたちが自らの学習をプロデュースできるよう仕掛けていく。学びの個別化を進めると、カリキュラム・マネジメントの意義も見えてくる。
    一斉学習と個別学習は相反するものではない。一斉学習の中でも、様々な到達地点を設けていくことはできる。教職員の役目として重要なのは、子どもたちが個々の目標設定ができるまで促し、徹底的につきあうこと。ゴール地点を揃えないかわりに、それぞれのゴールまでの距離感を揃える。図書館学習はそれがしやすい。ゴールが違うことが共通認識であり、みんなが別のところへ一斉に駆け出していくのを目指すのが探究型学習だからだ。ただし、歩き方と走り方は教える。体力づくりと走行フォームを教えるのが教科教諭ないし司書教諭の役割、道々で方向を示したり応援の声かけをするのが学校司書の役割ではないか。少なくとも、前に進むための支援。
    ……となると、走れなくなったときに連れて帰るのは誰だろう。休ませ、栄養補給するのは誰だろう。それをクラスメイト同士でできるようにするのが究極の目標だろうか。

  • 夏の読書11冊目、在り方を考えられる1冊。在り方の話はこの本から出ていないけれど、振り返りいい機会になりました。
    http://aosenn.hatenablog.com/entry/2017/08/16/103225

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