メタ認知で〈学ぶ力〉を高める 認知心理学が解き明かす効果的学習法

  • 北大路書房 (2018年9月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784762830372

作品紹介・あらすじ

自律的な学習者を目指すために重要なキーワードとなる「メタ認知」。第1部ではその概念について,第2部ではよりよい学習法や教授法における科学的根拠について,読み切り形式で平易に解説。生涯学習が求められる現代において,単なるノウハウではなく,臨機応変に活用できる学習方略をあらゆる学習者に提供する。

感想・レビュー・書評

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  • 勉強する事に関しての勉強といった内容ですが、今まで知り得なかった内容がかなり多く非常に参考になりました。
    なるほど!と納得する所も非常に多くありました。

  • 普段あまり意識せずに実践していた学び方について体系立てて言語化されており、自分の中での整理と学び直しになった。

    「集団浅慮」
    集団が持つ圧力(同調圧力等)によって、その集団で考えていることに対しての判断能力が損なわれること

    一度始めたことは慣性の法則が働き辞めづらいので、スモールステップで始めてみる

    知識は精緻化(自分に紐づける、自分で分解するなど)すると覚えやすい

    思い込みや慣れが問題解決を妨げる

  • 「認知」そのものについて様々な分野で具体例や実験を用いて紹介されている。これらをメタ認知し、どのようにコントロールするかのヒントが書かれていて、とても面白かった。

    読み進めながら、認知バイアスが自分にもかかっていることがよくわかったので、認知についてさらに勉強しようと思った。

    新社会人など、これから新しい環境で多くの経験をする人たちに、偏った考えにならないためにもぜひ読んでほしいなと思った。

  • [読書]3.4 メタ認知で〈学ぶ力〉を高める 三宮真智子

    第1部 メタ認知を理解するための20のトピック
    第2部 メタ認知的知識を学習と教育に活かす
     Section1 意識・注意・知覚編
     Section2 知識獲得・理解編
     Section3 思考・判断・問題解決編
     Section4 意欲・感情編
     Section5 他者との協働・コミュニケーション編
     Section6 行動・環境・時間管理編


    これは特大ホームラン本でした。
    「図書館で勉強するとやる気が出る」、「ポジティブな思考で取り組むと成果が上がる」など、今まで何気なくやってきたことやハウツー本に書いてあったことが、『認知』という視点からトピックごとに1ページでまとめられています。コラム集みたいな。
    教室での語りや学習方法の選定、学級通信のコラムの根拠にもなる。さらに自分の学び方にもビシビシリンクするはず。〈学ぶ力〉を高めたいと思っている人、全員に自信を持っておすすめいたします。

    最近、学習科学が流行りつつありますが、敷居が高くて自分には・・・という人に特におすすめ。
    ハウツー本とコッテリ論文説明本の真ん中という感です。ほんとに、ほんとに。価格も定価で1800円ですから!ね!騙されたと思って買って読んでみてください。読みやすくって面白くって、自分の生活と繋がっていてニヤニヤが止まらないと予想します。

    坂本さん!薦めてきた張本人!毒味ならぬ毒読みにこんなに時間がかかって申し訳ありません。
    もう読んだのかなぁ〜早く!これは!買って!読んで!
    評価の本も買うから!読むから!!!!

    きっかけをくれた若松先生、坂本さん、ありがとおおおおおおおお!
    いい本に出会えてテンション上がりすぎなヨネヤマにお付き合いいただき、ありがとうございます。
    個人の見解ですにゃ

    • ふなっしーさん
      これ気になるー!
      これ気になるー!
      2021/06/12
    • よねやまさん
      読みやすいし、あ、やる気スイッチこれなんだってわかって、ほんと、ぜひ!!!
      読みやすいし、あ、やる気スイッチこれなんだってわかって、ほんと、ぜひ!!!
      2021/06/15
  • メタ認知について、さまざまな面から書かれている本です。
    メタ認知がいかに仕事や学習に欠かせないものかを改めて認識しました。
    トピックス形式になっているので、読みやすい。

  • 『学習テクを1日1ページで!』
    メタ認知の研究者、三宮真智子氏が一般向けに書いた学習法の本。理論に裏付けされた学習テクを1ページずつで短くまとめています。
    まだ本格的な心理学・学習科学に興味はないけどちょっと触れてみたいという人におすすめ。
    ■ メタ認知の実践法がわからない……
    ■ メタ認知的知識がほしい!
    ■メタメタメタメタメタメタメタメタメタ
    そんな人はここから始めよう!

  • 学習に役立つ認知心理学の知見を「メタ認知」をキーワードに解き明かす

    ・睡眠中にも学習は進む
    ・最初と最後に学習したことは忘れにくい
    ・これから学ぶ内容のテーマや要約を先に見ておくと理解しやすくなる
    ・テキストを読みながら聞かされると理解・記憶が妨げられる場合がある
    ・最初に目に飛び込んだ数字に惑わされる

    「メタ認知」を理解するためのトピック20
    学習と教育に活かせるメタ認知的知識79
    あわせて99のぜひ知っておきたい知見が紹介されているコンパクトな一冊

    副題「認知心理学が解き明かす効果的学習法」
    「学ぶこと・教えること」にかかわる人、一読の価値あり

  • 浪人生となるべくしてなった娘のために…
    ま、普通に取り入れてることが多いものの、そうでない人のために。

  • ふむ

  • ライフハック

  • 筆記開示楽観学習

  • 学習や作業、仕事に役に立つメタ認知的知識を幅広くトピックごとにまとめられた本である。学生時代にもっと早く出会っておきたかったと思える1冊だった。
    集中が続かない、学習意欲がわかない、などの壁にぶつかった際に役に立つTips、知識が広くカバーされている。

    特に参考になった事項をいくつか列挙する。

    ◯アイデアの量と質は比例する
    →アイデア生成においては慎重さが裏目に出ることがある。アイデアの良し悪しを判断することを先送りにして、より多くのアイデアを出すことを心がける。何かのアイデアが別のアイデアのきっかけとなる場合がある。粘り強く考えることでより質の高いアイデアが出てくるようになる。

    ◯アイデアを積極的に外化する
    →自分の考えを誰かに話すことで自分では気づけなかったことに気付けるようになる。相手が何も言わなかったとしても効果はある。聞いてくれる相手がいなかった場合にはメモなどで書き出すようにすることで同様の効果が得られる。

    ◯楽観的な気持ちで望むと学習がうまくいく
    →自分の行動の結果がうまくいくだろうと考えることでやる気が起きるようになる。結果的に楽観がもたらす動機づけが行動を引き起こし、うまくいくようになる。日頃から何に対しても「まあ何とかなるだろう、自分ならうまくいく」と気楽な心構えで望む。

  • 学びはじめる時にまず読んでおくと、効率的に学ぶことができるようになる。

  • 認知心理学の知見をベースとした学習法に関するトピック集。1テーマにつき数ページ程度で説明が簡潔にまとまっていて、とても読みやすいです。アカデミズムと実用性を兼ね揃えたバランスのとれた良書ですね。

  • メタ認知についての基本的な知識と学習に関するトピックが分かりやすくまとめられており、参考書のように使うことができる

  • 「試験勉強等で学び直しが必要になったが、学び方の勘所を忘れている」ような場合には、本書を読んでもいいと思う。学習術・記憶術の類の自己啓発本より引用が豊富で、エビデンスに基づく一冊なので信頼できる。
    しかし、「法則」「知見」の羅列にも見えなくもないため、学術書としては物足りなく感じそう。目新しさはあまりない。

  •  学生をやっていると、必ずと言っていいほどついてくるものがあります。勉強ですね。そもそも学生の本分は勉強なので、当たり前のことを言っているなと思われるかもしれません。勉強は楽しいときもあれば辛いときもあるでしょうが、いずれにせよ「できるに越したことはない」「むしろできるようになりたい!」と思っている人が多いのではないでしょうか。

     どうすれば勉強が上手にできるか。この疑問にたいして、心理学の見地から「メタ認知」というヒントを与えてくれるのが、本書『メタ認知で「学ぶ力」を高める』です。一つ紹介すると、いったん自分で理解したことを他人に説明するとき、意外とうまくできずに自らの理解の不完全に気づいたり相手に修正してもらったりする、といった経験をしたことがある人も多いかと思います。ここで他人によって促進されているのが、メタ認知です。メタとは俯瞰するということであり、対話による発見や再構築は、このメタの役割をあえて他人に担わせることにより活用するという学習方法です。

     個人的にも、自分が分からないこと分かっていること含め他人と話していると、思わぬ発見に出会うことがありますが、これがメタの力であると知って、より意識的に他人と議論する機会を増やそうと思うようになりました。

     初めの方で学生の勉強に触れましたが、勉強はすべての年齢層に開かれているはずです。これからも長い付き合いになる勉強を、メタ認知を活用して上手にしていきたいところです。本書には、効果的な学習のとっかかりが随所にちりばめられています。特に気になるものだけでも実践し、メカニズムなどを深く調べてみるのも楽しいかもしれません。
    (文科三類・2年)(6)

    【学内URL】
    https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000083598

    【学外からの利用方法】
    https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/literacy/user-guide/campus/offcampus

  • 【読み方:精読】
    【周回数:1.2】
    【収集メトリクス:方略で今後活用したいもの】
    【時間:12時間ほど】
    【媒体:実物】
    【メモ
    ■メタ認知の導入におすすめの一冊
    ■方略に多くの部分を割いて説明している。ファスト・スローと比較すると読みやすく、活用もしやすいよう構成されている。
    ■学習方法、自律思考、コミュニケーション・コーチング、作業のパフォーマンスの出し方の説明が多かったように思う。
    ■自身の認知できていなかったことや、歪み、アンラーニングなどアップデートできる部分が多い
    ■研究済みの内容なので、信憑性・再現性がある。ただ、合う・合わないがあるので効果の高そうなものから順番に試していく予定だ。

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著者プロフィール

大阪大学名誉教授、鳴門教育大学名誉教授。専門:認知心理学、教育心理学。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。1985年学術博士(大阪大学)。鳴門教育大学助手・講師・助教授・教授、大阪大学大学院人間科学研究科教授を経て現在に至る。主要著書:『メタ認知:あなたの頭はもっとよくなる』(中央公論新社、2022年)、『メタ認知で〈学ぶ力〉を高める:認知心理学が解き明かす効果的学習法』(北大路書房、2018年)、『誤解の心理学:コミュニケーションのメタ認知』(ナカニシヤ出版、2017年)など。

「2023年 『学習の環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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