学習者中心の教育を実現する インストラクショナルデザイン理論とモデル

  • 北大路書房
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本棚登録 : 76
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784762831119

作品紹介・あらすじ

脳科学や学習科学,情報技術やITを介したコミュニケーション,教育の効果・効率の最大化を求める社会的ニーズ。これらの様々な変化は,「学習者中心」を指向し,そして何をどう教えるか,どう評価するかの全てを変化させる。本書は,IDの巨匠ライゲルースの最終成果。新しい教育パラダイムへの包括的な指針を提供。
[原書]
Reigeluth, C.M., Beatty, B.J., Myers, R.D. (2017). Instructional-Design Theories and Models, Volume IV: The Learner-Centered Paradigm of Education. Routledge
【主な目次】
●第1部 学習者中心の教育パラダイムの基本原理
第1章 学習者中心の教育パラダイム
第2章 コンピテンシー基盤型教育の原理
第3章 課題中心型インストラクションの原理
第4章 個人に合わせたインストラクションの原理
第5章 カリキュラムの新しいパラダイム
●第2部 学習者中心の教育パラダイムのより詳細なデザイン
第6章 メイカー基盤型インストラクションのデザイン
第7章 デジタルメディア協働製作のデザイン
第8章 学習のためのゲームのデザイン
第9章 自己調整学習のためのインストラクションのデザイン
第10章 教育的コーチングのデザイン
第11章 学習者中心の教育パラダイムのためのテクノロジーのデザイン
●第3部 学習者中心の教育パラダイムへのステップ
第12章 反転授業のためのインストラクションのデザイン
第13章 教育のためのゲーミフィケーションのデザイン
第14章 モバイル学習のためのデザイン上の考慮事項
第15章 ジャストインタイム指導法のデザイン

感想・レビュー・書評

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  • 教育工学の4冊本の最終本の翻訳である。ハードカバーでは1万円いじょうしたが、翻訳が格安である。初めにかあとがきを読むまではこれがシリーズの4冊目とはわからないので、シリーズあるいはナンバリングをしてあれば迷わない。
     教育工学の専門だけでなく学生院生にとってもこれだけの基礎的知識は得ていてほしいという本になっている。

  • アクティブラーニングやコンピテンシーベースドなどこれからはこんな感じの教育でいきましょう!
    という方向性のほとんどをこの一冊で総ざらいできる。
    人によっては既視感が多く、物足りないかもしれない。

  • 1章 学習者中心の教育パラダイムの基本原理
    インストラクションはエンゲージメントに重きを置いている。教授法と、構成主義の融合。
    あくまで、学習者が認識するための環境設定・足場掛けというスタンス?

    3章 課題解決型のためのインストラクション
    基本的なインストラクションの方法論。

    8章 ゲーミフィケーションのインストラクション
    状況に埋め込まれた学び、真性の学びを目的とした方法論であるゲーミフィケーション。その組み立てや指導に必要な要素について書かれていた。
    教科の学習に当てはめると、社会、総合といった課題解決や自己決定、答えのない問題を扱う単元に向いている方法論であろう。ただ認識論的な指導に陥らず、知識を行為の中で学び、活性化された知識になる。
    例えば政策決定、経済のシステム、SDGs等で扱えるだろう。

    13章 ゲーミフィケーション
    構造的ゲーミフィケーション、内容的ゲーミフィケーションの2つに分類され、これらは相反するものである。giga構想で想定されているのは前者ではないだろうか。
    ゲーム的思考を教育と結びつけた理論。目的はエンゲージメント。gigaスクール構想において親和性が高そう。

  • 現場で明日使えるかという類の本ではないですが、じっくりと読み進めていくことで、学習者中心の学びをどう導いていくかを考えることができました。
    多分入門書としては読めたものではないので、他の書籍を踏まえるとよいと思います。
    学びへの愛を醸成できるようにしていきたいものです。
    第5章がなかなかにスパイシーで好きです。

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著者プロフィール

C.M.ライゲルース(Charles M. Reigeluth)

「2016年 『インストラクショナルデザインの理論とモデル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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