はじめての家族療法 クライエントとその関係者を支援するすべての人へ

  • 北大路書房 (2021年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784762831652

作品紹介・あらすじ

家族療法の考え方や理論,背景,技法を豊富な事例でやさしく学べる。カップルカウンセリングやジェノグラムの実践,さらには家族支援にも役立つ書籍。システム論的家族療法を中心に,ナラティヴ・アプローチやオープンダイアローグなど,発展し続けるセラピーの多様性についても紹介する。実践家としての著者達の本音座談会も収載。



「家族療法ってどう学べばいいの?」という問いに

「まずこれを読んでみて!」と答えられる本がこれです!!

八巻 秀氏 推薦!!

(駒澤大学 文学部 心理学科教授/SYプラクティス 代表/やまき心理臨床オフィス スーパーバイザー)

感想・レビュー・書評

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  • 『はじめての』ということで、家族療法の入門書という感じ。
    幅広く家族療法の内容を網羅していて概要がすっきり分かります。
    カウンセリング場面を想定した事例も紹介されておりイメージがしやすいです。
    とても読みやすい本でした。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/772004

  • 家族療法ワールドの全体像を知りたい初学者にはよいのかも

  • 今まで、色々読んで分かったような、分からないような感じがしてきたが、この本を読んで、分かったところは明確になり、分からない所は、何故分からないかが、クリアに分かった。浅い学習ではわからなくて当然、と実感しただけでも収穫だし、深く掘り下げても難儀しそうだと思うと、自分は家族療法について、どんなスタンスで行くかが決まり、スッキリ。

  • 人やグループをみるときに、関係性の相互作用、システムとしてみるということに興味がある。

    リン・ホフマンのシステム論的な家族療法の本も読んで、「家族の療法」の流れやいろいろな流派のこともある程度は分かったつもりだったんだけど、これを読んで、かなりスッキリした。

    いや〜、日本人が日本語で書いた入門書って、ほんとわかりやすいな〜。バランスよく、家族療法の全体像がみえる。

    値段のわりにページ数すくないみたいな思ったけど(まあ、多くの心理関係の本はそんなだが)、わかりやすいだけでなく、情報量はかなり多いので、お得感はたかい。

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著者プロフィール

浅井伸彦(あさい・のぶひこ)
一般社団法人国際心理支援協会代表理事,公認心理師・臨床心理士・保育士。
オープンダイアローグ国際トレーナー(The certificate that qualifies to act as responsible supervisor, trainer and psychotherapist for dialogical approach in couple and family therapy)。
国際心理支援協会では,オープンダイアローグに関するトレーニングを日本,インド,ネパール,中国で行ってきた。MEDI 心理カウンセリング東京,MEDI 心理カウンセリング大阪でカウンセリングを行う。専門は,家族療法からオープンダイアローグの社会構成主義的心理療法と,トラウマケア。
主な著書として『はじめての家族療法―クライエントとその関係者を支援するすべての人へ―』(共著,北大路書房)や『オープンダイアローグとコラボレーション―家族療法・ナラティヴとその周辺―』(共著,遠見書房)がある。

「2025年 『はじめてのオープンダイアローグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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