フジ子・ヘミング―魂のピアニスト

  • 求龍堂
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本棚登録 : 64
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763000194

作品紹介・あらすじ

NHKテレビ「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」で紹介、いちやく時の人となった著者が、波乱の人生を綴った初の書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 大好きです、フジ子!

  • 途中に挿入される日記、絵日記が美しくて。
    スクラップブックのような日もあれば、アルバムのような日もあれば、ただ文字が書いてあるだけの日もあるその文字が、踊っているようで感情豊かで。

    地の文は日本語で、固有名詞はドイツ語で、そのどちらもが絵のように優雅。文字としては、あまり見たことのない、この人にしか書けない文字ってこういうことなんだろうって、MSゴシックで文字を打ち込みながら思うのです。

    内容は、天賦の才能と、人との縁と、お金の話。

    自分の才能を信じることができた人。

    彼女の才能を高く評価してくれる超一流の人と、醜い嫉妬で彼女の足を引っ張る人の両極端の「縁」。

    そして、お金。お金、お金、お金、、、、、、お金って単語、何回出てきたかな?人生のほとんどをお金にこんなにも苦労して生きながら、あくまでも心は清貧で。

    「こころの清らかな人々がわたしの演奏を受け入れてくれる」

    「わたしは、いつも純粋無垢のままでいることに努めました。それは、若いときほど難しいことではありません。」

  • さらっと読めます。
    戦争中の日本でハーフとして、また片親に育てられ、成人してからも父親からは会うのを拒否された・・・
    本人も何度も書いていますが・・・ よほど苦労したんだね。
    遅かったけど、花開いて、本当に良かった。

  • 彼女のピアノには賛否両論があるようだけど、私は好きです。

  • 非常に女性的で少女のように純粋で繊細。外部認知の自己形成に与える影響は計り知れない。

  • 彼女の腕は年々落ちていると言われていて、確かにミスタッチも多い。
    だけど、私はそんなことは全く気にならない。
    彼女の弾くリストは深みがある。
    技術だけでいえばもっと上手い人はいるけれど、聴いて鳥肌が立つピアニストはそういない。やっぱりリスト弾きで彼女にかなう人は現在でもいないと思う。

    その理由がわかる本。
    壮絶な人生があったから、あの繊細な音が出せるんだと思う。

    自分の生ぬるさが身に染みる。
    つらいときに読もう。まだまだって思える。

  • この人のことは偶然見たNHKで知ったのだけれど、何故ここまで御輿に祭り上げられるようになったのかがわからない。

  •  その、揺るぎ無い自我と自信に、感動する。同時に、所詮自我のない自分には、ピアノにしろ小説にしろ、ホンモノは生み出せないのかと自信喪失した。

  • 女の人はやはり強いな〜と思いました。

    天才とは 誰もが認めてしまうんだ。ほんとにそんな人いるんだと思った。
    この人のピアノ 聞いてみたい。

    でも8匹も猫飼ってるんだとか、恋多き人だったんだとか意外な一面も知ることができました。

  • 2008/6/25

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