- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763001061
作品紹介・あらすじ
野球への愛、思い入れ、友情、勝利の喜び、敗戦のくやしさ…人生、愛、そして勇気をテーマにした、涙なくしては読めない、感動の物語。
感想・レビュー・書評
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Amazonで「泣ける本」で検索して購入。
~家族の死~を野球の監督業とチームの少年との関わりを通じで乗り越えていくというお話し。なのですが...この本は物語の形式をとってはいるものの完全に自己啓発本です。話しの流れを絶ちきるようにどこかで聞いたような訓示が随所に出てきます。
よく言えば、物語と自己啓発の両方を楽しめる本、ということなのでしょうか...?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
体も小さくとても体力的にもみんなと合わない。
でもやる気と勇気で少しずつやれるようになっていく。
そんなことをきずかせてくれるお話です。
出てくる人物がみんな優しい彼の周りはやさしさの渦なんだな、その渦の中心が彼なんだな。 -
泣ける本ということで読んでみましたが、
泣くことはありませんが、感動はしましたー!!
ジョン・ハーディングは事故で妻と息子を亡くす。
そんな失意の中、リトルリーグの監督を務めることになる。
そんなチームの中に一際体の小さな少年、
ティモシーがいた。
諦めない心、粘り強さのある少年にだんだんと
生きる希望を見いだす。
最後、ティモシーが死んでしまうのは切なかった。
自分が死ぬことがわかってるのに、前向きに生きることが
素晴らしすぎるー!!
もっと自分が若い時に読んでおきたかったなぁー!! -
妻子を失い、絶望の果てに自殺を決心したジョンを救ったのは親友ビルと12人の天使。
その中でも特に一番チビで一番野球の下手なティモシーの前向きな姿勢に彼は心打たれていく。ティモシーは「毎日、毎日、あらゆる面で、自分はどんどん良くなっている!」と自分にいい聞かせてる。
野球は一番下手だし、体も誰より小さいけれど、誰より大きな声でみんなの応援をする。
「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめない!」と仲間にそして自分に言い聞かせていた。とても元気をもらった作品。 -
今日を前向きに生きようと思わせてくれる本。ティモシー、主人公はもちろん、登場人物がみなあたたかい人柄で胸を打つ言葉をくれる。野球少年達を「天使たち」と呼ぶのも好き。アメリカのリトルリーグの運営方式を知れたのも地味に勉強になった。たとえ他人の子どもであっても、子どもの成長を喜べる大人っていいなと思う。
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【自分にとって重要な本】
昨夜1時頃、読みかけの「十二番目の天使」(オグ・マンディーノ著)を読んだら、そのまま引き込まれてしまった。
読みながらずっと涙が出続けて止まらなかった。本を読んでここまで泣いたのは、「みんな大好きIII」山元加津子講演録以来かな。いや、それ以上だ。
ただの感動小説ではなく、がんばり、勇気、自分へのエール、目標設定、宇宙の法則、魂の計画等々たくさんのことを教えてくれる。
そしてカバーなどへのこだわりが、出版社求龍堂の作品に対する思い入れも感じさせる。素晴らしい出版社だと思う。
現在30万部以上のベストセラーとなっている本だが、その前に紹介していただいた師匠に感謝。人生に影響を与える本との出会いはステキだ。(HPの日記より)
今年読んだ80冊以上の本の中からのベストを挙げておく。これは私の記録のため。こんなに本を読んだのは生まれて初めてである。全ていろいろな本をすすめていただいた方々のおかげです。どうもありがとうございました。(2001.12.31HPの日記より)
【全般】
1.「本気で生きよう!なにかが変わる」丸山浩路:1999年
2.「絵物語・生きるということ」飯田史彦&chie:2001年
3.「人生の価値」飯田史彦:2001年
4.「お日様気分」笹田雪絵:2001年
5.「運命の貴族となるために」ジョン・マクドナルド:1996年
6.「十二番目の天使」オグ・マンディーノ:2001年
7.「神道 感謝のこころ」葉室頼昭:2000年
8.「変な人の書いた成功法則」斉藤一人:1997年
9.「降っても照っても大丈夫」中野裕弓:2000年
10.「手話あいうえお」丸山浩路:2001年
11.「愛と慈悲のガユーナ・セアロ」寺岡可江::2001年
12.「聖なる光」(画集)chie:2001年
※原書The twelfth angel(1993年)
2001.5.25購入@読書のすすめ
2001.7.10読書開始
2001.7.15読了 -
12番目の天使になにを感じたか 私は「人間力」という言葉かな 。ただティモシーの気持ちになれない中で、思うのは「生ある時間を大切にすること」、「生きることが人生」だということを学びました。 毎日どんどん良くなっているというティモシーの言葉、自分への励ましをしていく過程での、最後の死という結末があまりに涙、誘うことになりました。 監督の今後の人生がどう変わるのか、、、でも、最後は自分次第ですかね。。
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人生で成功を収めつつあった主人公が家族の死によって絶望に立たされたときに、少年と出会って再生していく話。
「毎日、毎日、あらゆる面で、僕らはどんどんよくなっている!」、「あきらめるな!あきらめるな!絶対、絶対、あきらめるな!」の2つのフレーズがキーフレーズ。子どものころはあきらめない、というのを信条にしていたので、後者のはすっきり入ってきた。前者のは聞いたことがなかったのだが、自己暗示とかにはすごくよさそう。
感動の話し、ということなんだろうが、展開なども予想通りでそこまでじゃない、と思った。ちょっとさめてるのかなぁ。 -
ようやく読み終えた。15章、263ページの本に何度、読むのを中止して泣いたろうか。これ程泣かされた本は人生で初だ。自分が今置かれている状況がそうさせているのかとも思ったが、訳者あとがきを読んで、必ずしもそうではないことがわかる。私は浅田次郎にも泣かされた口だが、彼の場合読者を泣かせる勘所、ツボを知り尽くしていていわば禁じ手を巧みに使用して泣かせる。しかしこの本は物語自体の自然な流れの中で、一つ一つのエピソードが涙を誘う。カーテンで仕切られた病室で、何度嗚咽が漏れないように涙を拭っただろう。「毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなっている!」「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対にあきらめない」自分の死期を知っている11歳の子の生き方はこれからの指標として肝に銘じたい。