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Amazon.co.jp ・本 (104ページ) / ISBN・EAN: 9784763001269
感想・レビュー・書評
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出遭ってしまった。一目でその世界観の虜になりました。目が離せない。クレーの絵を昏くしたような。「熱帯の動植物を描いてしまうことが不思議だったが、人類の原産地がアフリカだと知り、目から鱗だった」と小野田さん。だからかな…心をワサワサ揺さぶられるような、何かに呼ばれているような気がするのに心安らぐのです。作品には、栗田有起さん『オテルモル』の単行本の装画が!文庫本じゃなくて、やっぱり単行本で買えばよかった★他に星野智幸さん『水族』村山由佳さん『星々の舟』。清水の舞台から飛び降りて購入。
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星野智幸「水族」を読んで以来、ずっとこの街へ行きたかった。
そのほとんどが「箱舟」と呼ばれる水上都市。
海の上に大きな船があり、その船の上に家が立ち並ぶ。
そして家々の隙間に埋められるのは緑の植物。
美し過ぎてうっとりしまくりなのだが、それ以上に懐かしさも感じる。
こういう懐かしさは、自分が幼い頃に憧れた夢想の断片との重なりなのだと思う。いっぱい夢見て、膨らませて、絵に描いて、それだけで楽しんでいた幼き日の自分を思い出した。
あとはこの静止した都市に人間の姿が見えないのがいい。
ひっそりと、どこかに潜んでいるであろう人間。
見つかるまで探したいと思う。
不思議と心地よいので、今日はこの本の中に潜ることにする。
きっといい夢が見られる。 -
夢のような、人の気配を感じない死の世界のよう。
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