- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763004284
作品紹介・あらすじ
猫の"気配"をここまで描いた画家がいただろうか。近代日本洋画史に超然たる画風を築いた獨楽の画家・熊谷守一。猫の自由さを愛し、猫が猫らしく生きられるように心をくだき、ともに暮らした日々のなかで描かれた"絶妙なる猫姿"。
感想・レビュー・書評
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とても良い猫がたくさん。少ない線から醸しだされるそれぞれの猫の雰囲気を感じるのも楽しいし、柄を見比べて「ああこの絵とこの絵は同じ猫がモデルだな」と推測するのも楽しい。
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よかった!「猫の気配」、確かに感じます。猫をなぜ愛するのか。モリさんのこんころもちにも共感☆
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背中あわせに昼寝している熊谷と猫の写真。観れば観るほどおもしろい(ohraidoさん)
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アイラブ地元本屋。
仕事帰りにフラーと寄って、発見。もういっこ気になる作家の作品集と迷って今回はこっち…、と購入。熊谷守一の猫がとても好きです。なんていうかな、確かに猫なのだけどそれ以前にそのかたちは既に何かの模様というか、別のものにも思われて見ていて飽きないというか、色と形が単純に気になる。作家本人の写真もいくつか載っていて、その佇まいもとても素敵だなーと思ったりして、とてもすき(お髭が立派だ!)。
ゆかりの美術館、岐阜愛知は行ったことあるので、東京のにも行ってみたいなあー。 -
熊谷守一の描く猫は、自然体で可愛い。
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油彩、水墨、デッサンなど73点のネコ図版を収録。
その中には作品の下書きもあり、油彩画と見比べることができます。
カバーを剥がすと、そこにもネコがいました。(笑)