ミエナイ彼女ト、ミエナイ僕。

制作 : Andrew Clements  坂本 貢一 
  • 求龍堂
3.57
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本棚登録 : 36
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763005113

作品紹介・あらすじ

ワーカホリックの父と、マシンガントークの母、みえない瞳でみつめる君と、みえない僕のカラダについて、僕ハ、カナリ、悩ンデル。

感想・レビュー・書評

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  • 見えてるってどういうことなのか、私たちはいつも一体何を見ているのか。
    見えなくなって見えるもの。見えないからこそ見えるもの。

    当たり前が当たり前ではなくなった時に初めて見えてくるものがある。

  • 原題は『Things Not Seen』。『Things』三部作の一作目。

    ある日、目が覚めたら透明人間になっていた15歳の少年ボビーの物語。

    “存在感が薄い”という意味で「見えない」少年が、自分と同じように「見えない」少女と出会う…そんな話かなと予想していたら、実際は本当に文字通り「目に」見えない少年が、「目の」見えない少女に出会うっていう話だった。

    透明人間という科学的だったり非現実的だったりするテーマだけでなくて、親からの命令や干渉を煩わしく思い、自分の意思を持ちたい、自立したいと望み始める思春期ならではの心境や、視覚障害者がどのように感じ、世間でどのように扱われているか、など現実的な問題まで描かれていたところが個人的には高評価だった。

    日本版についている可愛い小さなパラパラ漫画や、透明の特製しおりも、何だかおまけを貰ったようで嬉しい。こういうちょっとした工夫ってイイネ。

  • やっぱりアンドリュー・クレメンツ氏の本はおもしろい。「目に見えなくなる」という設定がなかなかイメージしづらかったが、読み進めていくうちに引き込まれていった。「目に見えないボビー」と「目が見えないアリーシャ」の出会い・友情・そしてラブストーリがハラハラワクワクさせてくれた。
    「です・ます調」「である調」と訳へのこだわりも注目。
    結末のシンプルさとひらめきは何かに通じる気がした。図書館の舞台設定も嬉しい。

  • ある日突然,自分の姿が見えなくなっちゃったらどうする?寒い冬に街を歩く時も,服を着て歩いたら大変なことになっちゃう・・・だって・・・・体が見えないから,服だけが浮いている?靴がかってに動いている?帽子が宙に浮いている?そんな大変なことになった主人公の少年が唯一ふつうに話せる相手は,どんな人かしら?



  • 僕ハ誰カラモ注目サレテイナイ

    誰モ僕ヲ見テイナイ

    僕ナンカ見エテナイノト一緒


    15歳の少年がある朝
    透明人間になってしまう
    そして目の見えない少女との出会い



    表紙のデザインが好きで
    思わず手に取った一冊
    軽いテンポで進んでいき
    最後はなんとなく
    暖かい気持ちに包まれます
    結構大好きっ

  • 透明人間になっちゃった僕と、目の見えない彼女のお話。
    ページ数の下にぱらぱら漫画がついていたりしてかわいい。
    手を振りながら男の子が消えていくんですよ。ぱらぱら〜。
    あとがきでも触れてるんですが、これ、「だ・である調」と「です・ます調」が混在してるんですよね。
    気持ち悪いなと思っていたら、原文が全部現在形で書かれているのでその雰囲気を出す為だとか。
    と言われてもなぁ……。
    後、注がついている単語がちょっと変な感じ。わざわざ注いるか?みたいなのについてる。
    前もこういうのあったような気がしますが、もしかしてあれも求龍堂だったかしら。

    装幀 / 求龍堂デザイン工房部
    原題 / THINGS NOT SEEN (2002)

  • ある日、透明人間になってしまった少年のお話。

  • アメリカの絵本・児童文学作家であるアンドリュー・クレメンツの"Things not seen"の翻訳版。ちょっと長めなものの主人公の成長やかわいらしい恋模様などかなり面白く読めた作品。本についているぱらぱらマンガもかわいいですよ☆<05.04.29読破>

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