オワタンノーク・ホテル

  • 求龍堂
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763005342

感想・レビュー・書評

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  • ハリウッドTVプロデューサーの小説処女作だそうで、確かにTV映画になりそうな作品でした。

    ジャンルとしては児童ファンタジーですね。YAコーナーにあったので、もう少し年齢層は上かも?

    母親を事故で亡くしてから人生どん底になってしまった兄妹が、夏休み中、田舎の不思議な二人のおばさんの家で過ごすことになり──と言う、導入はよくある感じ。

    全体的にベタなんですけど、そこがキャッチーで良いのかも知れません。

    SF要素もありますし、歴史要素もあります。

    二人が出逢う双子の姉弟がまたイイキャラです。

    そうそう、この作品は登場人物が魅力的。これって重要ですよね。

    某有名な歴史上の人物も登場するのですが、私はその人に移入し過ぎて、その変えられない運命に夜中読んでいてボロ泣きしました!!

    都合よすぎるように思える展開も、ちゃんと筋が通ってますし。

    主人公は地味ですけどね。周りが派手なのでイイと思います。

    ラスト、このページ数で終わらせられるのか?!とヤキモキしましたが、そこはすんなり。そっちはそっちで解決してたのね、と。

    色々自分なら…と妄想するのが楽しい作品でもありました。

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