ちょっと本気な千夜千冊虎の巻―読書術免許皆伝

著者 :
  • 求龍堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763007216

感想・レビュー・書評

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  • 折に触れてリファレンス的に読むべき読書論。
    <blockquote>
    「本はノートだ」、「読書するとは(中略)要約するということ」。
    </blockquote>

  • 千夜千冊目次 (出所 http://p.booklog.jp/book/93027/page/2618273

    第1巻 遠くからとどく声

    1. 銀色のぬりえ

    1 中勘助 銀の匙 抽斗に忘れた幼子心
    2 谷内六郎 北風とぬりえ 柱時計に住んでいるホタル
    3 奈街三郎ほか 電気スケート 額縁なんかほしくない
    4 杉浦茂 少年児雷也 シュールへんてこりんの放埒
    5 市橋芳則 キャラメルの値段 昭和の大事な忘れもの
    6 奥成達 駄菓子屋図鑑 風船ガムと山吹鉄砲
    7 上笙一郎ほか 日本の幼稚園 クジラや山を着るつもり
    8 立川談志 童謡咄 忍び音もらす夏は来ぬ

    2.少年たちの行方

    9 チャールズ・ディケンズ デイヴィッド・コパフィールド 英國の子の匂い
    10 マーク・トウェイン ハックルベリィ・フィンの冒険 負のヒーロー・友のヒーロー
    11 ジュール・ヴェルヌ 『十五少年漂流記』 少年少女名作全集の刻限
    12 スティーヴンスン ジーキル博士とハイド氏 羨ましい作家の恐ろしい話
    13 コナン・ドイル 緋色の研究 シャーロッキアンの事情
    14 モーリス‥ブラウン 奇巌城 盗めよ、さらば与えられん!
    15 岡本綺堂 半七捕物帳 江戸を倫敦にした岡っ引
    16 林不忘 丹下左膳 一人三人全集の快挙
    17 アガサ・クリスティ オリエント急行殺人事件 アガサの記憶喪失事件
    18 エラリイ・クイーン Yの悲劇 いつまでも犯人を知りたくない
    19 ヘルマン・ヘッセ デミアン アベルとカインのあいだで
    20 トルーマン・カポーティ 『遠い声 遠い部屋』 空気の粒々のようなネオテニー
    21 ウィリアム・ゴールディング 蝿の王 血と悪もほしかった少年王国
    22 ギュンター・グラス 『ブリキの太鼓』 絶対少年のフラジリティ
    23 スティーヴン・キング スタンド・バイ・ミー いつも君がそばにいてほしい

    3.リボンの恋

    24 樋口一葉 『たけくらべ』 雨に残った赤い友禅
    25 佐藤春夫 晶子曼荼羅 おごりの春のうつくしきかな
    26 有島武郎 小さき者へ 存在の印画紙にひそむ消息
    27 室生犀星 杏っ子 落とせば割れるガラスの心
    28 尾崎翠 尾崎翠全集 第七官界面影小学校出身小野町子
    29 太宰治 女生徒 ダザイせつない美分方程式
    30 フランソワーズ・ドルト 少女時代 精神分析おばさんの告白
    31 萩尾望都 ポーの一族 バンパネラたちの反遺伝学
    32 高野文子 絶対安全剃刀 少女たちの勝手な混乱
    33 吉本ばなな 『TUGUMI』 一番近くのアナザーワールド
    34 江國香織 『落下する夕方』 すいかの匂いみたいな恋心
    35 川上弘美 『センセイの鞄』 大町ツキコを薄くしてください
    36 乙一 夏と花火と私の死体 十七歳が書いた九歳の物語

    4.声が出る絵本

    37 シャルル・ペロー 長靴をはいた猫 カラパ侯爵の変な贈りもの
    38 ノヴァーリス 青い花 まどろみのなかの逆旅
    39 ハンス・C・アンデルセン 絵のない絵本 どこかに帰りたいときに読む
    40 アーダルベルト・シュティフター 水晶 地表が感じる磁気の色
    41 ウィーダ フランダースの犬 「ふしあわせ」とは何か
    42 カルロ・コッローディ ピノッキオの冒険 大人に挑んだイタリア人形
    43 モーリス・メーテルリンク 青い鳥 ニセモノを見分けるために
    44 ヒュー・ロフティング ドリトル先生アフリカゆき 先生はおいそがしい
    45 ジャック・タチ ぼくの伯父さんは、のんきな郵便屋さん 「伯父さん」と「そうでない人」
    46 レオ・レオーニ スイミー 小さいものこそデザイナー
    47 横山真佐子ほか編 人生ではじめて出会う絵本100 さよなら三角またきて四角
    48 鳥越信編 日本の絵本史(3巻) キンダーブックの思い出
    49 石井桃子 ノンちゃん雲に乗る ひょうたん池に落ちた女の子
    50 北田耕也 近代日本少年少女感情史考 「けなげさ」の系譜

    5.遠方からの返事

    51 ロード・ダンセイニ 『ペガーナの神々』 薄明の国の世界未然性
    52 エリザベス・M・トーマス トナカイ月 太母やナーンの二万年前の語り
    53 陶淵明 陶淵明全集 桃源郷という官能山水
    54 李白 李白詩選 ○前に月光を看る
    55 上田秋成 雨月物語 中国と日本をつなぐ恐怖
    56 折口信夫 死者の書 山越阿弥陀に見られるままに
    57 中島敦 李陵・弟子・名人伝 父を拒んで虎となる
    58 メアリー・シェリー フランケンシュタイン 追放されるものの悲哀
    59 ブラム・ストーカー 吸血鬼ドラキュラ 血の伝説に流されて
    60 アレクサンドル・プーシキン 『スペードの女王』 最後の一行で見が凍る
    61 エミリー・・ブロンテ 『嵐が丘』 私があのヒースクリフです!
    62 ヴィクトル・ユゴー 『レ・ミゼラブル』 人生全部を教えてもらった
    63 アーサー・C・クラーク 地球幼年期の終わり オーバーロードからの声
    64 J・G・バラード 時の声 地球に異常がおこっている
    65 ブライアン・W・オールディス 地球の長い午後 地上と月を植物がつなぐ

    6.時の連環記

    66 小林勇 『蝸牛庵訪問記』 時世から遠く離れて
    67 幸田露伴 『連環記』 何もかもが連なっておる
    68 正岡子規 墨汁一滴 明治は墨になりけり
    69 夏目漱石 草枕 癪と憐憫と邪趣
    70 泉鏡花 日本橋 これで出来なきゃ日本は闇だわ
    71 国木田独歩 武蔵野 欺かざるものの記
    72 永井荷風 断腸亭日乗 長らへてわれもこの世を冬の蠅
    73 ジョルジュ・ローデンバック 死都ブリュージュ 荷風・白秋・○之介の感服
    74 小川未明 赤いろうそくと人魚 北に育てば北になる
    75 梶井基次郎 檸檬 冬の蠅とレモンは理科である
    76 江戸川乱歩 パノラマ島奇談 「みかけ」こそがすべてだ
    77 夢野久作 ドグラ・マグラ アンポンタン・ポカン君の脳
    78 堀辰雄 『風立ちぬ』 哀泣、いざ生きめやも
    79 サン=テグジュペリ 夜間飛行 大空に消えてもかまわない
    80 ジャック・プレヴェール 金色の老人と喪服の時計 変な連中ばかりいる
    81 大佛次郎 『冬の紳士』 そこに燠火を残していく男
    82 グレアム・グリーン 第三の男 影だけのハリー・ライム
    83 イタロ・カルヴィーノ 冬の夜ひとりの旅人が 見えない騎士と真っぷたつの子爵

    7.行きずりの日々

    84 マルセル・プルースト 失われた時を求めて もうコンブレーには戻れない
    85 アンドレ・ブルトン ナジャ 唇のはしで息づく女
    86 ダシール・ハメット マルタの鷹 ハンフリー・ボガードの相手
    87 レイモンド・チャンドラー さらば愛しき女よ パルプフィクションで左様なら
    88 川端康成 雪国 駒子にも葉子にも天の河
    89 吉行淳之介 原色の街・驟雨 透明に取り乱したい
    90 ロレンス・ダレル アレキサンドリア四重奏 暗示が都市を滑っている
    91 水上勉 五番町夕霧桜 小さな百日紅である不幸
    92 倉橋由美子 聖少女 いま血を流しているところなの
    93 チャールズ・ブコウスキー 『町でいちばんの美女』 君は人にも町にも収まらない
    93 ポール・オースター ムーン・パレス 「ぐる」や「なじみ」を文学にする

    8.歌が降ります

    94 斎藤茂吉 赤光 死に近き母に添寝のしんしんと
    95 北原白秋 北原白秋詩集 紅?の木履も?が切れた
    96 種田山頭火 山頭火句集 いつまで旅することの爪をきる
    97 野口雨情 野口雨情詩集 雲の陰より日はささむ
    98 堀口大學 月下の一群 シャボン玉に庭は入れない
    99 若山牧水 若山牧水歌集 山ねむる山のふもとに海ねむる
    100 萩原朔太郎 青猫 春は遠くからけぶって来る
    101 大手拓次 大手拓次詩集 わたしの好きな五月の姉さん
    102 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 十秒の碧き光の去りたれば 
    103 蕗谷虹児 花嫁人形 泣けば鹿の子の○が切れる
    104 富永太郎 富永太郎詩集 私は夢の中で失格をした
    105 中原中也 山羊の歌 美しき限りの憂鬱の情
    106 吉田一穂 吉田一穂大系 ああ麗しきディスタンス
    107 岡崎清一郎 春鶯○ 母上と大根おろしに泣いてます
    108 斎藤史 記憶の茂み 古き密呪のさきはひは来む
    109 石川桂郎 俳人風狂列伝 水枕ガバリと寒い海がある
    110 石田波郷 鶴の眼 霜柱俳句は切字響きけり
    111 永田耕衣 耕衣自伝 物として我を夕焼染めにけり 
    112 上田三四ニ 短歌一生 空ひきおろしざまに落下す
    113 加藤郁○ 日本は俳句の国か この国の言葉によりて花ぐもり
    114 丸谷才一 新々百人一首 愁やくだる秋の夕ぐれ
    115 寺山修司 寺山修司全歌集 ふるさとまとめて花いちもんめ
    116 春日井建 春日井建歌集 白緑の藻に海雪は降る
    117 俵万智 『サラダ記念日』 消印の日のそのときの愛

    9.ノスタルジアの風味

    118 ミルチャ・エリアーデ 聖なる空間と時間 喪失と再生をつくる場所
    119 フレッド・デーヴィス ノスタルジアの社会学 視線がたどる先のこと
    120 青木正児 華国風味 彼の国の名物が語る
    121 イブン・バットゥータ 三大陸周遊記 旅して綴って書き変えて
    122 鈴木牧之編撰 北越雪譜 生まれる前に雪が降る
    123 和辻哲郎 『古寺巡礼』 懐旧を哲学すること
    124 白洲正子 かくれ里 近江十一面観音行の途次
    125 石牟礼道子 はにかみの国 やりそこなって生きてきた
    126 菅原千代志 アーミッシュ そこだけにしか棲まない人々
    127 遠藤ケイ 『熊を殺すと雨が降る』 マタギと山師だけが知っている
    128 栗原亨 廃墟の歩き方 ピクチャレスクな海市
    129 ピーター・グリーン アンドレイ・タルコフスキー アルバム・ゾーラシアの秘密

    10.忘れがたい町

    130 堀正三 『朝倉文夫の青春』 東京一の居宅美術館の結構 
    131 柴田和子 銀座の米田屋洋服店 洋服ハイカラ・銀座モダン
    132 上村一夫 菊坂ホテル 大杉・夢二・潤一郎 三沢市
    133 袖井林二郎 夢二のアメリカ 寂しいサンフランシスコ
    134 宇佐美承 『池袋モンパルナス』 すずめヶ丘と長崎アトリエ村
    135 織田作之助 夫婦善哉 わが町たよりにしてまっせ
    136 林忠彦 カストリ時代 焼跡と復員兵と作家
    137 向井敏 開高健 青春の闇 磁石も地図もいらないが
    138 須賀敦子 『コルシア書店の仲間たち』 聖と俗の垣根をはらう一郭
    139 四方田犬彦 月島物語 界隈は時の記憶を食べている
    140 通崎睦美 天使突抜一丁目 自転車に乗る昔キモノ

    11.方舟みちあふち

    141 三浦祐之 浦島太郎の文学史 箱をあけてはいけません
    142 ドナルド・キーン 百代の過客 目録のなかに浮かぶ舟
    143 西行 山家集 さめても胸のさわぐなりけり)
    144 良寛 良寛全集 裏をみせ表をみせて散るもみじ
    145 ホルヘ・ルイス・ボルヘス 伝奇集 一冊の書物の方舟に乗る
    146 牧野信一 ゼーロン・淡雪 吊籠から月光へ(全集)
    147 稲垣足穂 一千一秒物語 月の人が見た薄板界
    148 久生十蘭 魔都 昭和九年にうずくまるミステリー
    149 フレドリック・ブラウン 宇宙をぼくの手の上に かならずどこかにまちがいがある
    150 星新一 『ボッコちゃん』 寂莫と機知と程度と振幅
    151 石川淳 『紫苑物語』 負の枝と負の国の交換
    152 半村良 産霊山秘録 ヒの一族からアヤの一族へ
    153 澁澤龍彦 うつろ舟 シブサワな胞衣・セイゴオな数奇

    第2巻 猫と量子が見ている

    1.理科の黒板

    154 マイケル・ファラデー 『ロウソクの科学』 全科学のためのクリスマス
    155 寺田寅彦 俳句と地球物理 懐手して宇宙見物
    156 中谷宇吉郎 雪 雪は天から届いた手紙だった
    157 野尻抱影 日本の星 ぼくの骨はオリオン座の右端へ
    158 今西錦司 自然学の提唱 科学と社会はつながっている
    159 岩田慶治 草木虫魚の人類学 時間とウナギと新幹線
    160 川上紳一 『縞々学』 地球が見せる変動のリズム
    161 実野恒久 乾電池あそび 電気にしびれたい少年へ
    162 川瀬武彦 まねる モデリングという発想
    163 田宮俊作 田宮模型の仕事 第一号戦艦武蔵・第二号パンサー戦車
    164 ジョン・H・ハモンド カメラ・オブスクラ年代記 暗箱から科学と芸術が出た
    165 飯田鉄 レンズ汎神論 曲率ガラスの焦点世界
    166 上西一郎 理科年表を楽しむ本 科学に仕えるデータ執事
    167 セップ・リンハルト 挙の文化史 ジャンケンポンの文化と数学
    168 藤沢秀行 基本手筋事典 ぼんやりした一手の魅力

    2.モナドと博物学

    169 アリストテレス 形而上学 古代ギリシアのシステム学
    170 エピクロス 教説と手紙 アタラクシアの偏奇原子
    171 ゴットフリート・W・ライプニッツ ライプニッツ著作集 ローギッシュ・マシーネ構想
    172 ジャンバッティスタ・ヴィーコ 『新しい学』 知の永久機関の可能性
    173 中村雄二郎 共通感覚論 動く常識をつくるトピカ
    174 D・ディドロJ・ダランベール編 百科全書 共同知の普遍的沸騰
    175 宗應星撰 天工開物 五穀を貴んで金玉を賤しむ
    176 フリードリヒ・マイネッケ 歴史主義の成立 十八世紀が用意した理の舞台
    177 アーサー・O・ラヴィジョイ 存在の大いなる連鎖 漠然な観念が思想をつくる
    178 ハンフリー・ジェニングズ パンディモニアム ハイパーリンクする知の先駆
    179 西村三郎 文明のなかの博物学 モーラの女神に導かれて
    180 荒俣宏 世界大博物図鑑 怪人アラマタ胡蝶の夢

    3.数学的自由

    181 ピエール・シモン・ラプラス 確率の哲学的試論 検定と推定とラプラスの魔
    182 近藤洋逸 新幾何学思想史 田辺元ふう非ユークリッド思想
    183 アンリ・ポアンカレ 科学と方法 乗合馬車とフックス関数
    184 ヒルベルト コーン=フォッセン 直観幾何学 抽象化と具体化のあいだの直観
    185 高木貞治 近世数学史談 見当をつける数学の大きさ
    186 ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 カタルトシメスの大問題
    187 ハオ・ワン ゲーデル再考 超数学と不完全性定理
    188 オスカー・ベッカー 数学的思考 数学にひそむフラジリティ
    189 ヘルマン・ワイル 数学と自然科学の哲学 構成と志向を串刺しにする
    190 A・N・ホワイトヘッド 過程と実在 ネクサスの中の点尖光
    191 サイモン・シン 『フェルマーの最終定理』 モジュラー形式と谷山=志村予想
    192 岡潔 『春宵十話』 スミレと情緒と自然数
    193 吉田武 『虚数の情緒』 数理的全方位学習法
    194 竹田茂夫 ゲーム理論を読みとく 囚人のジレンマにひそむ罠 

    4.光と量子の物理学

    195 ヨハネス・ケプラー 宇宙の神秘 天体に躍る勇み肌
    196 エルンスト・マッハ マッハ力学 科学推理のための思惟経済
    197 エドウィン・ハッブル 銀河の世界 宇宙半径に挑んだ男
    198 アルバート・アインシュタイン わが相対性理論 物理的曲率と空間的特異性の統合
    199 ヴェルナー・ハイゼンベルク 部分と全体 量子力学を創発した対話群
    200 ルイ・ドゥ・ブロイ 『物質と光』 物質と波動を重ねた函数
    201 ジョージ・ガモフ 不思議の国のトムキンス 時間も空間も変である
    202 湯川秀樹 創造的人間 素粒子の奥でハンケチをたたむ
    203 朝永振一郎 物理学とは何だろうか 科学仙人のじわじわ論理
    204 リチャード・P・ファインマン 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』 考察とは意味を作ることだ
    205 デヴィッド・ボーム 全体性と内臓秩序 物質を語るための流態暗在系

    5.時空をつくる紐

    206 ピーター・W・アトキンス 『エントロピーと秩序』 鉄にも血にも宇宙が関与する
    207 イリヤ・プリゴジン 確実性の終焉 散逸構造が生む秩序
    208 リチャード・モリス 時間の矢 宇宙膨張と熱と情報の向き
    209 渡辺慎介 ソリトン 非線形のふしぎ 自分の出力値を自分に入れる系
    210 スティーヴン・ホーキング ホーキング、宇宙を語る 泡宇宙から虚時間宇宙へ
    211 フレッド・アラン・ウルフ もう一つの宇宙 「ここ」でも「むこう」でもある時空
    212 M・リオーダン・D・シュラム 宇宙創造とダークマター 柔らかい負の正体
    213 ブライアン・グリーン 『エレガントな宇宙』 スーパーストリングとM理論

    6.地上の出来事

    214 森本信男 砂川一郎 途上秋穂 鉱物学 クレオパトラの鉱物アイシャドウ
    215 益富寿之助 鉱物 鳴呼マストミ・コレクション
    216 井尻正ニ 化石 石は黙っていない
    217 ジェームズ・チャーチワード 失われたムー大陸 ウェゲナーに一蹴された幻想大陸
    218 ジャック・ブロス 世界樹木神話 天地も恋もつなぐ巨木
    219 ピーター・トーマス 樹木学 木に耳をつけたことがありますか
    220 俵浩三 牧野植物図鑑の謎 牧野富太郎をめぐる草と人
    221 龍○寺雄 シャボテン幻想 マイナスの悪と肉をもつサボテン
    222 有岡利幸 梅 梅は咲いたか桜はまだか
    223 吉見昭一 虫をたおすキノコ ぼくの科学を作った吉見先生
    224 ウォルター・ウェストン 日本アルプス 山岳と風景の綴りかた
    225 石井忠 新編 漂着物事典 海辺に寄り来る物神
    226 ジェームズ・ラヴロック ガイアの時代 地球精神を用意した大気
    227 ジェレミー・リフキン 水素エコノミー ウェブから電気をつくりたい
    228 レイチェル・カーソン センス・オブ・ワンダー 沈黙の春を打ち破る
    229 リン・ホワイト 機械と神 1968年の警告と告発
    230 佐倉統 現代思想としての環境問題 エコロジーで大丈夫?
    231 デボラ・キャドバリー メス化する自然 環境ホルモンという犯罪

    7.ジーンとミーム

    232 エルヴィン・シュレーディンガー 生命とは何か 静物は負のエントロピーを食べている
    233 L・フォン・ベルタランフィ 一般システム理論 階層をもつ有機体
    234 クリスチャン・ド・デューブ 生命の塵 何が鍵と鍵穴だったのか
    235 アントワーヌ・ダンシャン 『ニワトリとタマゴ』 自己再生なのか自己言及なのか
    236 木下清一郎 細胞のコミュニケーション われらが内なる液性環境
    237 加藤勝 ホメオスタシスの謎 静物の安定性と多様性のために
    238 H・マトゥラーナ F・ヴァレラ オートポイエーシス 自律的自己創出システム
    239 リチャード・ドーキンス 『利己的な遺伝子』 自己を複製する情報の歴史
    240 スーザン・ブラックモア ミーム・マシーンとしての私 指示のコピーと産物のコピー
    241 L・マーグリス D・セーガン 性の起源 プロティストとスピロヘータの秘密
    242 ロビン・マランツ・ヘニッグ ウイルスの反乱 地上最小のハイジャッカー
    243 チャールズ・ペレグリーノ ダスト ウイルスが秘匿するシナリオ
    244 竹内久美子 賭博と国家と男と女 遺伝子が計算するリスク
    245 キャリー・マリス 『マリス博士の奇想天外な人生』 女が大好きなノーベル賞化学者

    8.虫の耳・象の胸

    246 ジャン=パティスト・ラマルク 動物哲学 グラデーションの自然生物学
    247 J・フォン・ユクスキュルほか 生物から見た世界 トーンと抜き型で見る
    248 奥井一満 はみ出し者の進化論 ゴカイとミミズのさようなら
    249 スティーヴン・ジェイ・グールド パンダの親指 生きものの見方をする見方
    250 石原勝敏 背に腹はかえられるか 極性が秘める誘導力
    251 リチャード・フォーティ 三葉虫の謎 カンブリア紀にのそのそと
    252 奥谷喬司編者 貝のミラクル ほとんどが謎のマラコロジー
    253 坂田明 クラゲの正体 ミジンコの始まる海の音
    254 ジェームズ・ローレンス・パウエル 白亜紀に夜がくる 恐龍を殺した地磁気
    255 トニー・D・ウィリアムズほか ペンギン大百科 氷上の一夫一妻制
    256 ハワード・E・エヴァンズ 虫の惑星 コロロギは右ききだった
    257 クリス・ミード フクロウの不思議な生活 五郎助ホーホー・フルツク亡魂
    258 佐々木洋 カラスは偉い 鳥羽玉・鳥帽子・烏龍茶
    259 クリス・レイヴァーズ ゾウの耳はなぜ大きい? 代謝エンジンのための意匠
    260 サーフライダー21編著 ゴジラ生物学序説 二つの脳をもつ海中出産生物
    261 子母澤寛 愛猿記 三ちゃんとうんこと作家
    262 江藤淳 犬と私 二人目の妻としての犬
    263 きたやまようこ 犬とことば辞典 犬にはウソもホントもない
    264 日高敏高 ネコはどうしてわがままか 先生がネコを苦手にする理由

    9.人間事始め

    265 コンラート・ローレンツ 鏡の背面 人間が犯した八つの大罪
    266 デズモンド・モリス 裸のサル ヒトザルが失った発情期
    267 アシュレイ・モンターギュ ネオテニー 成長を遅延させるシナリオ
    268 リチャード・リーキー ヒトはいつから人間になったか 直立二足歩行がすべてを決めた
    269 三木成夫 『胎児の世界』 人間はみんな一個の星である
    270 久保田博南 電気システムとしての人体 電気的液体制御人間像
    271 呉澤森 鍼灸の世界 望診・聞診・問診・切診
    272 イヴ=マリ・ベルセ 鍋とランセット 種痘をリレーした村々の医者
    273 クロード・ベルナール 実験医学序説 科学も実験も思想である
    274 杉田玄白 蘭学事始 泡立つごとくに蘇える
    275 野口晴哉 整体入門 活元と愉気と全生
    276 弓削孟文 『手術室の中へ』 麻酔をすると呼吸も止まる
    277 平沢正夫 超薬アスピリン 心臓にも効くらしい
    278 永野肇 誰も書かなかった日本医師会 武見太郎の銀座診療所
    279  藤田紘一郎 『笑うカイチュウ』 寄生虫と花粉症のあやしい関係
    280 多田富雄 免疫の意味論 T細胞とB細胞の記憶対話
    281 畑中正一 エイズ 後天性免疫不全症候群
    282 柳澤桂子 二重らせんの私 アルマ・マターのスカートの中
    283 ルイス・トマス 『人間というこわれやすい種』 フラジャイルな人間史の要訣

    10.オブリックな複雑系

    284 マイケル・ポラニー 暗黙知の次元 対象知から方法知へ
    285 ロジャー・G・ニュートン 科学が正しい理由 コンベンションとしての科学
    286 マーティン・ガードナー 自然界における左と右 物質にも知覚にもパリティ
    287 ランスロット・ロウ・ホワイト 形の冒険 フォーマティブとモーフィック
    288 ルネ・ユイグ かたちと力 相似律の歌が聞こえる
    289 V・フォン・ヴァイツゼッカー ゲシュタルトクライス アタマの中の猫と回転扉
    290 エドワード・ホール かくれた次元 知覚文化のプロクセミックス
    291 ロジェ・カイヨワ 斜線 オブリックな大遊学舎
    292 ルネ・デュボス 内なる神 生体と生態の奥のもの
    293 アリスター・ハーディ 神の生物学 エチカル・アニマルの誕生
    294 F・デイヴィッド・ピート シンクロニシティ 創発する同期性へ
    295 ライアル・ワトスン スーパーネイチュア 二つのリアリティをもつ科学
    296 R・バックミンスター・フラー 宇宙船地球号操縦マニュアル われらの内外なるシナジェティクス
    297 ジョン・L・キャスティ 複雑系とパラドックス 創造の苦悩を背負うカオス
    298 スチュアート・カウフマン 『自己組織化と進化の論理』

    第3巻 脳と心の編集学校

    1.あいづち俳句

    299 高柳蕗子 はじめちょろちょろ なかぱっぱ−七五調で詠む日本語 桔梗かるかや女郎花
    300 金子兜太監修 小学生の俳句歳時記 なのはなが月の電気をつけました
    301 芳賀綏 佐々木瑞枝 門倉正美 あいまい語辞典 結構と加減と按配
    302 ウィルソン・ボール あいづち・つなぎ語辞典 リンクワードで会話する
    303 外山滋比古 省略の文学 句読点でも文意は動く
    304 西脇順三郎 雑談の夜明け 西脇のなんちゅう色の芭蕉かな
    305 芥川龍之介 侏儒の言葉 俳諧的アフォリズム
    306 ジェローム・デュアメル 世界毒舌大辞典 メッセージにひそむ逆と毒
    307 米原万里 魔女の1ダース 言葉が先か?概念が先か?
    308 米川明彦編 集団語辞典 隠語だらけのパサージュ
    309 鴨下信一 忘れられた名文たち 内藤湖南から殿山泰司まで
    310 大岡玲 日本グルメ語辞典 味も言葉も立っている
    311 ?橋輝次編著 誤植読本 失敗は成功の墓?
    312 河野仁昭 京ことばの知恵 かまへんけど気づつない

    2.文字の国の消息

    313 宮城谷昌光 『沈黙の王』 文字を作ろうとした男
    314 白川静 『漢字の世界』 文字は言霊と聖地を秘める
    315 周興嗣 千字文 日月のひつきは○○とみちかく
    316 馬渕和夫 五十音図の話 真言ボーカリゼーション
    317 伊地知鐵男 連歌の世界 連衆・付合・付句・賦物・鎖歌
    318 三浦梅園 玄語 反観合一の概念工事
    319 イ・ヨンスク 「国語」という思想 近代日本語の試行錯誤
    320 福田恒存 私の國語教室 迷はぬ仮名づかひ
    321 リービ秀雄 日本語を書く部屋 私語が切りひらく光景
    322 イアン・アーシー 怪しい日本語研究室 「ニーズ」が日本をダメにした
    323 田中正明 ボドニ物語 タイポグラファーの思争
    324 伊藤三郎 ザメンホフ 人口世界言語エスペラント
    325 D・ネトル S・ロメイン 消えゆく言語たち コトバには生命も寿命もある

    3.声と手のテクスト

    326 アンドレ・ルロワ=グーラン 身ぶりと言葉 編集エンジンとしての言語装置
    327 ヨン=ロアル・ビョルクヴォル 内なるミューズ 聞きおぼえのある情報
    328 オリヴィエ・ルブール レトリック メタファーが言葉をつくった
    329 岩田一男 英単語記憶術 マナー・マニュアル・マネージャー
    330 マーシャル・マクルーハン グーテンベルクの銀河系 文字から声が奪われた歴史
    331 ウォルター・J・オング 声の文化と文字の文化 オラリティとリテラシーの統合
    332 ポール・ヴァレリー テスト氏 わが編集の雷鳴の夜
    333 ロラン・バルト テクストの快楽 バルト=セイゴオ同等式
    334 レーモン・クノー 文体練習 潜在文学工房ウリボ
    335 ジョルジュ・ペレック 考える/分類する カーソルとテクストの交錯
    336 アニー・ディラード 本を書く 書けそうもないことを書きなさい
    337 ジェイソン・ワイス 危険を冒して書く エドモンド・ジャベスとともに
    338 イヴ・ボヌフォワ ありそうもないこと 何を装って書くべきなのか
    339 大野晋 浜西正人 角川類語新辞典 自由シローラスの宝典
    340 手話コミュニケーション研究会編 新・手話辞典 デフ・コミュニティの信号系 
    341 紀田順一郎 ペンネームの由来事典 長谷川辰之助・竹久茂次郎・平岡公威

    4.脳の現象学

    342 モーリス・メルロ=ポンティ 知覚の現象学 意識のどこかの編集部
    343 グレゴリー・ベイトソン 『精神の生態学』 相補的シズモジェネシス!
    344 佐々木正人 アフォーダンス 知覚と行為の協応関係
    345 ワイルダー・ペンフィールド 脳と心の正体 何が何と交信しているのか
    346 カール・ポパー ジョン・エクルズ 自我と脳 世界1・世界2・世界3
    347 ノーバート・ウィーナー サイバネティックス フィードバックするシステムの誕生
    348 ハーバート・A・サイモン システムの科学 秩序と矛盾を含むデザイン
    349 トマス・A・シービオクほか シャーロック・ホームズの記号論 アブダクションという推感編集
    350 ダニエル・L・シャクター なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか 記憶のしくみに欠損がある
    351 マーヴィン・ミンスキー 『心の社会』 知能を動かすノームとニーム
    352 ロジャー・ペンローズ 皇帝の新しい心 無意識ふうアルゴリズム
    353 ダニエル・C・デネット 解明される意識 知の多元的草稿モデル
    354 J・ホランド K・ホリオーク インダクション 擬同型の可能性について
    355 津田一郎 カオス的脳観 擬似アトラクターが遍歴する
    356 郡司ペギオほか 内部観測 「自」と「他」と「その他」の科学
    357 茂木健一郎 脳とクオリア ニューロンの隣に佇む
    358 リチャード・E・シトーウィック 共感覚者の驚くべき日常 シネスシージアの謎

    5.あやしい意識の正体

    359 夏樹静子 椅子がこわい 腰痛をつくっていた心
    360 塩倉裕 引きこもり 社会が心因的になっている
    361 ダニエル・キース 24人のビリー・ミリガン 多重人格の中の司祭者
    362 ゲオルグ・グロデックほか エスとの対話 自分の奥で動くもの
    363 カール・グスタフ・ユング 心理学と錬金術 古い塔と集合的無意識
    364 小此木啓吾ほか 阿闍世コンプレックス フロイトばかりじゃない
    365 R・D・レイン レイン わが半生 体験と心層はつながっている
    366 古俣和一郎 精神病院の起源 世阿弥に始まる物狂い
    367 デイヴィッド・ホロビン 天才と分裂病の進化論 心の起源にひそむリン脂質
    368 ジャック・ラカン テレヴィジオン 鏡像過程にいる自己意識
    369 スラヴォイ・ジジェク 幻想の感染 残余と編集をめぐる負な話
    370 高橋巌 神秘学序説 ヨアキムの三段階
    371 ルドルフ・シュタイナー 遺された黒板絵 ゲーテと人智学の光栄
    372 ゲオルギー・I・グルジェフ ベルゼバブの孫への話 三脳生物が告白する
    373 セオドア・ローザク 意識の進化と神秘主義 セパレートリアルな範疇
    374 ジョン・C・リリー 意識の中心 アルタード・ステーツをめぐる 
    375 ティモシー・リアリー 神経政治学 意脳回路のコンテリジェンス
    376 カルロス・カスタネダ 呪術師と私 ドン・ファンの幻想キノコ
    377 ロバート・M・パーシグ 禅とオートバイ修理技術 「自分さがし」の起爆剤
    378 ティク・ナット・ハン 禅への鍵 インタービーイングな我等

    6.書物と本棚の快楽

    379 テレク・フラワー 知識の灯台 アレクサンドリア図書館計画
    380 L・フェーヴル A=J・マルタン 書物の出現 写字生たちの修道院
    381 ジョナサン・グリーン 辞書の世界史 レキシコグラファーの一徹
    382 ヴィンフリート・レーシュブルク ヨーロッパの歴史的図書館 書物都市をつくる
    383 寺田元一 「編集知」の世紀 十八世紀の公共情報財
    384 アンドルー・ラング 書斎 愛書学・書痴学・狂書学
    385 小川道明 棚の思想 本なモードとフードな本と
    386 シルヴィア・ビーチ シェイクスピア・アンド・カンパニイ書店 一冊の書店がもつ香気
    387 リン・ティルマン ブックストア ザ・ウォールとよばれた書列
    388 リチャード・ブース 本の国の王様 40キロにおよぶ本棚の町
    389 梶山季之 せどり男爵数綺譚 本の背中で世界を読む
    390 アルベルト・マングェル 『読書の歴史』 読書フェティシズムの極北
    391 ウィスタン・ヒュー・オーデン オーデン わが読書 「前書き」と「後書き」のあいだ
    392 朝日新聞学芸部編 『読みなおす一冊』 千人千夜千冊という迷宮
    393 門谷建蔵 岩波文庫の赤帯を読む 読書の前に本を読む
    394 ピート・スフリューデルス ペーパーバック大全 体になじむポケットブック
    395 植草甚一 ぼくは散歩と雑学がすき ノーマン・メイラーに憧れて
    396 ニコラス・キャロライズほか 百禁書 発禁されるほどの名作たち
    397 レイ・ブラッドベリ 華氏四五一度 焚書をしてはいけない
    398 ジョン・ダニング 死の蔵書 本をめぐって人が殺される
    399 ローレンス・ノーフォーク ジョン・ランプリエールの辞書 そもそも書物は事件であった

    7.エディターの仕事

    400 吉野孝雄 宮武外骨 頓知と滑稽と癇癪の編集王
    401 寺島珠雄 南天堂 松岡虎王麿の変な店
    402 松原一枝 改造社と山本実彦 高尚を大衆は待っている
    403 直木三十五 南国太平記 プラトン社が開いた大阪の傘
    404 内堀弘 ボン書店の幻 詩集ばかり彗星にした
    405 酒井寛 『花森安治の仕事』 「暮しの手帖」の編集室
    406 寺田博編 時代を創った編集者101 出版社は一つの大学である
    407 稲垣史生 時代考証事典 映画屋さんの虎の巻
    408 市古貞次ほか 日本文化総合年表 表組によるアニメーション

    8.物語という秘密

    409 ジョセフ・キャンベル 千の顔をもつ英雄 「スター・ウォーズ」の下敷き
    410 松原秀一 中世の説話 ナラティヴ・マザーが世界を動く
    411 ジェフリー・チョーサー カンタベリー物語 母国語は物語がつくっていた
    412 ジャック・ザイプス おとぎ話が神話になるとき 原型を消毒する業界
    413 ジェラルド・プリンス 物語論辞典 紛糾と解決を物語する
    414 J・チルダーズ G・ヘンツィ編 コロンビア大学現代文学・文化批評用語辞典 アブジェクシオンとくびき誤報
    415 ケネス・バーク 動機の文法 場面のドラマティズム
    416 ロジャー・C・シャンク 人はなぜ話すのか 理解と察知のアルゴリズム
    417 フレッド・イングリス メディアの理論 エディティング・モデルを交換する
    418 ニール・D・ヒックス ハリウッド脚本術 誘引+期待+満足=ハリウッド
    419 ジャネット・H・マレー デジタル・ストーリーテリング 話したがりコンピュータ

    9.情報ネットワーキング

    420 新戸雅章 『バベッジのコンピュータ』 ディファレンス・エンジン○(こう)
    421 兼子次生 速記と情報社会 日本に動く十種の速記術
    422 田村紀雄 電話帳の社会史 サブスクライバー・リスト問題
    423 J・カッツ M・オークス編 絶え間なき交信の時代 親指ケータイ一発主義
    424 フリードリッヒ・キットラー グラモフォン・フィルム・タイプライター どこからがソフトウェアなのか
    425 デイヴィッド・G・ストーク編 HAL伝説 人心機械の孤独な独白
    426 フィリップ・K・ディック ヴァリス アクティブ・インテリジェンス
    427 ポール・レヴィンソン デジタル・マクルーハン 機械の花嫁の行方
    428 平林久和ほか ゲームの大學 ああ懐旧のスペース・インベーダー
    429 ドン・タプスコット デジタルチルドレン 選択機能の子供たち
    430 高城剛 デジタル日本人 電装武士の時間ビジネス
    431 ウィリアム・ギブスン ニューロマンサー サイバーパンクの風
    432 マーク・デリー エスケープ・ヴェロシティ ターン・オンしてジャック・イン
    433 エリック・S・レイモンド 伽藍とバザール ネットワーク上の精神圏
    434 マッケンジー・ワーク ハッカー宣言 父を殺したインターネット
    435 ローレンス・レッシグ コモンズ リミックスされる知財
    436 ヤコブ・ニールセン ウェブ・ユーザビリティ 埋めこみリンクと脇見リンク
    437 ダン・ギルモア ブログ 草の根ジャーナリズム
    438 ジャック・アタリ 情報とエネルギーの人間科学 意味連関型相互交通社会像
    439 ポール・ヴィリリオ 情報化爆弾 速度と事故のIT社会
    440 室井尚 情報宇宙論 言語身体と自己編集
    441 米山優 情報学の基礎 編集光学的フラジリティ

    10.イメージの劇場

    442 山本主一郎 イメージ連想の文化誌 オシリとイシスから始まる
    443 吉田光邦 文様の博物誌 触手と触発のデザイン史
    444 ユルジス・バルトルシャイティス 『幻想の中世』 西方ゴシックと東方マンダラ
    445 エルヴィン・バノフスキー イコノロジー研究 インヴェンツィオーニ編集術
    446 ルドルフ・ウィトカウアー アレゴリーとシンボル 土星のもとに生まれた寓意
    447 フランセス・イエイツ 世界劇場 記憶と再生の劇場構造
    448 ジョルジュ・プーレ 円環の変貌 最初が円・最後に円
    449 グスタフ・ルネ・ホッケ 迷宮としての世界 奇想異風のコスモロジー
    450 若桑みどり イメージの歴史 ジェンダーの目の美術
    451 ヴァルター・ベンヤミン パサージュ論 集団の夢が敷居を越える
    452 杉浦康平 かたち誕生 万物イメージ・照応デザイン

    第4巻 紙の戦争・仏法の鬼

    1.闇と一神教

    453 旧約聖書 ヨブ記 ここから世界難問が始まった
    454 ジークムント・フロイト 『モーセと一神教』 ユダヤ教誕生の謎と父の謎
    455 ルネ・ジラール 『世の初めから隠されていること』 神の暴力を人が模倣する
    456 ジャン・ボテロ メソポタミア 文字と言語の発生装置
    458 C・W・ツェーラム 狭い谷黒い山 ヒッタイトとアッシリアの記憶
    459 マリヤ・ギンブタス 古ヨーロッパの神々 神の子になるための造形
    460 ジョルジュ・デュメジル ゲルマン人の神々 オーディンとルーン文字の力
    461 カルロ・ギンズブルグ 闇の歴史 ギリシア神話の「欠けた王」
    462 ロバート・グレイヴズ 暗黒の女神 マモンの神の貨幣性
    463 ヨハン・ヤコプ・バハオーフェン 『母権制』
    464 ホメーロス オデュッセイアー どうしても読んでおくべき母型
    465 ソポクレス オイディプス王 ヨーロッパ悲劇の全原点
    466 プラトン 国家 哲人は王になるべきか
    467 ユリウス・カエサル ガリア戦記 アーリア=ゲルマン=ゲルトの意味
    468 パトリック・ブラントリンガー パンとサーカス 希少価値と負の文化

    2.空と浄土と千年王国

    469 中村元 インド古代史 ゴータマ・ブッダの縁起観
    470 木村泰資 インド六派哲学 色不異空・空不異色・五○皆空
    471 高銀 華厳経 融通無碍の海印三昧
    472 保坂俊司 インド仏教はなぜ亡んだのか ヒンドゥ=ブッディズムの役割
    473 メアリー・ボイス ゾロアスター教 光と闇を繰る根源祭司
    474 エリエット・アベカシス クムラン 誰がキリストを騙ったか
    475 マルタン・J・フェルマースレン ミトラス教 十ニ月二十五日に生まれたミトラ神
    476 ノルベルト・ブロックス 古代教会史 信仰共同体コイノニア
    477 オリゲネス 諸原理について ヨーロッパ思想2000年の原点
    478 アウグスティヌス 三位一体論 神の国とのソリロキア
    479 バーナード・マッギン アンチキリスト 世界に反対する魔王
    480 クラウス・シュタイナー マリア 聖母の奥のイシスたち
    481 ノーマン・コーン 千年王国の追求 終末を告げた黙示録
    482 空海 三教指歸性靈集 仮名乞児のレーゼドラマ
    483 臨済義玄○然 臨済録 面目を編集する禅
    484 道元 正法眼蔵 一切同時に現成する
    485 親鸞唯円 歎異抄 自力作善から他力本願へ
    486 黒田俊雄 王法と仏法 顕密体制と神仏習合

    3.神曲と方丈記

    487 松谷健二 『東ゴート興亡史』 無常としての民族の消長
    488 トマス・ブルフィンチ シャルルマーニュ伝説 ロマンスの本当の意味
    489 レジーヌ・ペルヌー テンプル騎士団 十字軍の中の精神軍事団
    490 ダンテ・アリギエーリ 神曲 この完全無欠な神の叙事詩
    491 ジュール・ミシュレ ジャンヌ・ダルク ルネサンスを先行する聖少女
    492 吉田兼好 徒然草 「滅び」よりも「綻び」へ
    493 鴨長明 方丈記 数奇の遁世に風に吹く
    494 慈円 愚管抄 冥の世と道理の世
    495 夢窓疎石 夢中問答集 日本のマキアヴェリと苔の庭
    496 一休宗純 狂雲集 風○水宿のセクシャリティ
    497 ニッコロ・マキアヴェリ 君主論 良き法・良き軍・良き同盟
    498 フィリップ・レクリヴァン イエズス会 僻地にこそ旅立つ使命
    499 ミシェル・ド・モンテーニュ エセー 自分を質に入れたくない
    500 ジュール・ブロック ジプシー 一千万の流浪の民ジンガロ
    501 リュック・ヌフォンテーヌ フリーメーソン ロッジに集う800万人
    502 クリストファー・マッキントッシュ 薔薇十字団 チュービンゲン・サークルの嘘

    4.啓蒙のサロン・結党のクラブ

    503 ウィリアム・シェイクスピア リア王 世界の裂け目と国王の錯乱
    504 大木英夫 ピューリタン 移住する会議宗教
    505 トマス・ホッブズ リヴァイアサン 反クロムウェルの無血国家論
    506 ブレーズ・パスカル パンセ 考える葦のフラジリティ
    507 バルーフ・デ・スピノザ エチカ 異神に酔うマラーノの宿命
    508 ジョナサン・スウィフト ガリヴァ旅行記 政治に復讐する政治小説
    509 小林章夫 『コーヒー・ハウス』 ジャーナルと政党のクラブ財
    510 ベルント・レック 歴史のアウトサイダー 追いやられた一群たち
    511 ヴォルテール 歴史哲学 フランスを変えてしまった作書術
    512 ジャン=ジャック・ルソー 孤独な散歩者の夢想 嘘をつくか、告白するか
    513 ハイデン=リンシュ ヨーロッパのサロン 女たちによる知の演出
    514 ウィリアム・ブレイク 無心の歌、有心の歌 エマネーションとアニメーション
    515 白隠 夜船閑話 内観する大胆と放埒
    516 ロジェ=ポル・ドロワ 虚無の信仰 仏教を恐怖した近代西洋

    5.外套・白鯨・カラマーゾフ

    517 ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ ヴィルヘルム・マイスター ワイマールのファウスト博士
    518 ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ドイツ国民に告ぐ 学校が経済国家のモデルだ
    519 カール・フォン・クラウゼヴィッツ 戦争論 打倒と占拠を別にせよ
    520 マックス・フォン・ベーン ビーダーマイヤー時代 19世紀のポップ展示主義
    521 ハインリッヒ・ハイネ 歌の本 ドイツを超えた革命詩人
    522 ニコライ・ゴーゴリ 外套 瑕と痕の炭化文学
    523 エドガア・アラン・ポオ ポオ全集 地上とは思い出ならずや
    524 スタンダール 赤と黒 ジュリアン・ソレルの情理と景理
    525 ハーマン・メルヴィル 白鯨 海にのたうつ神話かな
    526 シャルル=ピエール・ボードレール 悪の華 都市と快楽の苦み
    527 ロートレアモン マルドロールの歌 人類を一人で敵にまわしたい
    528 アルチュール・ランボオ イリュミナシオン 越境する歩行者
    529 フョードル・ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟』 大審問官の大問題
    530 ヘンリー・ジェイムズ ねじの回転 モダンホラーの原点
    531 ジョーゼフ・コンラッド 『闇の奥』 都市の想像力なんてほしくない
    532 ステファヌ・マラルメ 骰子一擲 超サイコロとしての書物
    533 ライナー・マリア・リルケ マルテの手記 孤立するためのパリ
    534 トリスタン・ツァラ ダダ宣言 アンチピリン氏の冒険

    6.主人のいない思想

    535 カール・マルクス 経済学・哲学草稿 疎外は何者に所属するか
    536 ジョン・ラスキン 近代画家論 塵と倫理とアヘン戦争
    537 フリードリッヒ・ニーチェ ツァラトゥストラかく語りき ディオニソスの永遠回帰
    538 ウォルター・Z・ラカー ドイツ青年運動 ナチと速記とワンダーフォーゲル
    539 ダニエル・ゲラン編 神もなく主人もなく アナキズム近現代断章
    540 ウラジミール・レーニン 哲学ノート 革命家のマーキング読書法
    541 レフ・トロツキー 裏切られた革命 戦って綴って亡命して書いた
    542 ロープシン 蒼ざめた馬 ロシア革命下のテロリスト
    543 リデル・ハート 第一次世界大戦 刻々たる戦史告々たり
    544 オスヴァルト・シュペングラー 西洋の没落 自己批判するヨーロッパ
    545 ジークフリート・クラカウアー カリガリからヒトラーへ 世界に冠たる演出法
    546 魯迅 阿Q正伝 寂寞も匕首も使わずに
    547 エドガー・スノー 中国の赤い星 正体がつかめない毛沢東
    548 マハトマ・ガンジー ガンジー自伝 真実と歴史の一致
    549 藤田正勝ほか編 清沢満之 二項同体と消極主義
    550 西田幾多郎 西田幾多郎哲学論集 「無の場所」と「逆対応」
    551 久松真一 東洋的無 無相の自己の発見

    7.存在と方法を問う

    552 フランツ・カフカ 城 伝えることが何もない傑作
    553 アンドレ・ジッド 狭き門 アリサとジェロームのルカ伝
    554 マルティン・ブーバー 我と汝・対話 存在の岸辺のハイマルメーネ
    555 トーマス・マン 『魔の山』 ハンス・カストルプの病気と戦争
    556 ハンナ・アレント 人間の条件 活動する生活の哲学
    557 オットー・フリードリッヒ・ボルノウ 気分の本質 実存哲学の散歩道
    558 ジャン=ポール・サルトル 方法の問題 マロニエの根に嘔吐する男
    559 アルベール・カミュ 異邦人 太陽・死ぬ・ひとり・海
    560 エミール・M・シオラン 崩壊概論 無用と拒否の反哲学
    561 ボリス・ヴィアン 日々の泡 偽悪する悲痛
    562 アンリ・ミショー 砕け散るものの中の平和 フランス未詳倶楽部通信
    563 サミュエル・ベケット ゴドーを待ちながら 非言語な言葉と舞台

    8.ゲリラと大衆
    564 ヨハン・ホイジンガ ホモ・ルーデンス 遊びの共同性とクラブ性
    565 オルテガ・イ・ガセット 大衆の反逆 観念の思いつき・信念の思いこみ
    566 コリン・ウィルソン アウトサイダー 脱出した者たちの挫折
    567 アンリ・ルフェーヴル 革命的ロマン主義 総和のなかの余剰
    568 ウィリアム・フォークナー 『サンクチュアリ』 異質のアメリカを告げる寓話
    569 J・D・サリンジャー 『ライ麦畑でつかまえて』 大人社会のフォニーな欺瞞
    570 エレナ・ガーロ 未来の記憶 石が語った記憶の未来
    571 オクタビオ・パス 弓と竪琴 存在の本質をなす異質性
    572 ガルシア・マルケス 百年の孤独 南米全貌的時空変遷
    573 フランツ・ファノン 黒い皮膚・白い仮面 黒人による黒人のための闘争宣言
    574 エルネスト・チェ・ゲバラ ゲバラ日記 ゲリラ戦略を実現した男
    575 マルコムX マルコムX自伝 黒人+イスラム+アメリカ=?
    576 安藤正士ほか 文化大革命と現代中国 マオイズムと紅衛兵の日々
    577 老舎 駱駝祥子 中国は幽黙したほうがいいです
    578 蘇培成ほか編 中国の漢字問題 簡体字と中国資本主義
    579 王敏編著 <意>の文化と<情>の文化 棄道就器と村上春樹

    9.脱近代・脱構築
    580 シモーヌ・ヴェイユ 重力と恩寵 自重からの脱創造
    581 トマス・ピンチョン V. 熱力学を秘める情報文学
    582 スーザン・ソンタグ 『反解釈』 キャンプなスタイルな意志
    583 ミオドラーク・ブラトーヴィッチ 赤いおんどり モンテネグロの内と外
    584 ミラン・クンデラ 存在の耐えられない軽さ ニーチェを文学にした異才
    585 ウンベルト・エーコ 薔薇の名前 ハイパーリンク状の書的文学
    586 パトリック・ジュースキント 香水 鼻を主人公とした奇作
    587 残雪 突囲表演 私は囲みを突破する
    588 クロード・レヴィ=ストロース 悲しき熱帯 こんな奇っ怪な一冊はない
    589 G・ドゥルーズ F・ガタリ アンチ・オイディプス 欲望機械と分裂症
    590 ジャン=フランソワ・リオタール こどもたちに語るポストモダン メテクが指南してあげる
    591 ジュリア・クリステヴァ 恐怖の権力 アブジェクシオンと間テクスト性
    592 中沢新一 対称性人類学 ぼくと中沢君の微妙なちがい
    593 今福龍太 クレオール主義 体も言葉も音楽も境界で
    594 ジャン=リュック・ナンシー 共同・体 取り寄せる身体を見る

    10.文明の衝突?
    595 アーサー・ケストラー ユダヤ人とは誰か アシュケナージの大問題
    596 デイヴィッド・グロスマン ユダヤ国家のパレスチナ人 プレゼント・アブ千ティーズ
    597 ムハンマド・バーキルッ=サドル イスラーム経済論 ムスリム共同体の経済学
    598 エドワード・W・サイード 戦争とプロパガンダ イスラエルにおける他者性
    599 マフディ・エルマンジュラ 第一次文明戦争 湾岸戦争とアラブ・イスラム社会
    600 P・サリンジャー E・ローラン 湾岸戦争 100万人を殺す国
    601 田中宇 タリバン ビンラディンを豹変させた
    602 ノーム・チョムスキー アメリカの「人道的」軍事主義 国際テロ国家とコソボの出来事
    603 アラン・ブルーム 『アメリカン・マインドの終焉』 コンフォーミズムの失敗
    604 薬師寺泰蔵 「無意識の意思」の国アメリカ 千年王国続行中の理屈
    605 船戸与一 国家と犯罪 ゴルゴ13が暴いてみせる
    606 松野明久 東ティモール独立史 脱トロピカリズムとNGO
    607 アーノルド・J・トインビー 現代が受けている挑戦 散在体が動いている
    608 サミュエル・ハンチントン 文明の衝突 儒教=イスラム・コネクション?
    609 ベネディクト・アンダーソン 『想像の共同体』 一矢を報いるナショナリズム
    610 アントニオ・ネグリ 構成的権力 マルチテュードの自治へ
    611 大澤真幸 帝国的ナショナリズム 第三者が審級する
    612 ロバート・ノージック 『アナーキー・国家・ユートピア』 最小国家作用法
    613 埴谷雄高 不合理ゆえに吾信ず 薔薇・屈辱・自同律…革命

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    最終更新日 : 2015-04-01 20:05:43 コメントする

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    『ちょっと本気な 千夜千冊 虎の巻 読書術免許皆伝』松岡正剛(著)の掲載書籍リスト(2)

    第5巻 日本イデオロギーの森

    1.東風の記憶

    614 宮崎市定 アジア史概説 文化は交通である
    615 飯塚浩二 アジアのなかの日本 アジア的複合性の秘密
    616 徐朝龍 長江文明の発見 ○蜀文化が物語る
    617 小南一郎 西王母と七夕伝承 七夕の夜にアジアがつながる
    618 大室幹雄 正名と狂言 孔子と荘子の市場言語
    619 荘子 荘子 寓言・重言・○言・無為自然
    620 墨子 墨子 兼愛的専守防衛論
    621 石田幹之助 長安の春 元宵観燈の大唐の春はまだ浅い
    622 陳舜臣 日本人と中国人 オモテの中華・ウラの中国
    623 金両基 キムチとお新香 韓流と日本流の相違点

    2.多神多変日本列島

    624 岡田英弘 日本史の誕生 中国ネットワークにいる卑弥呼
    625 遠山美都男 天皇誕生 崇神王朝と仁徳王朝の交代
    626 千田稔 王権の海 オオクニヌシ系とアメノヒボコ集団
    627 河合隼雄 中空構造日本の深層 中心が穿たれている神話
    628 大江時雄 ゑびすの旅 ヒルコ伝承を推理する
    629 中西進 キリストと大国主 セーマンとドーマンを結ぶ
    630 大隅和雄ほか編 日本架空伝承人名事典 蝉丸と逆髪の日本史

    3.和光同塵

    631 上山春平 埋もれた巨像 藤原不比等という国家
    632 斎部広成撰 古語拾遺 消えないフルコトの響き
    633 逵日出典 神仏習合 神前読経をする神宮寺
    634 佐藤弘夫 アマテラスの変貌 「命ずる神」と「応える神」
    635 海津一朗 神風と悪党の世紀 本地垂迹説の裏側で
    636 北畠親房 神皇正統記 皇統をつくるレジティマシー
    637 高取正男 神道の成立 宗教学ではわかるまい
    638 鎌田東二 神道とは何か センス・オブ・ワンダー主義
    639 大林太良 正月の来た道 若水を汲むめでたさ
    640 山本ひろ子 異神 深秘に影向する中世越境神
    641 合田一道 日本の奇祭 アエノコトを守りたい
    642 宮田登 ヒメの民俗学 お別火と一夜官女
    643 宮本常一 『忘れられた日本人』 何の因果で木○をなさる
    644 網野善彦 『日本の歴史をよみなおす』 中世職能ネットワーク

    4.仮託と遊行の記

    645 小西甚一 日本文学史 「筋あい」と「肌あい」で読む
    646 高橋睦郎 読みなおし日本文学史 歌そのものが漂泊する
    647 紀貫之 土佐日記 日本語創発起動装置
    648 藤原公任選 和漢朗詠集 48種のイメージアイコン
    649 堀田善衛 定家明月私抄 ウツとウツツを○(さんずいに歩)る方法
    650 保田与重郎 後鳥羽院 日本浪漫派の心ばへ
    651 尼ヶ崎彬 花鳥の使 氷ばかり艶なるはなし
    652 唐木順三 中世の文學 無用・無常・数奇・而今
    653 井上鋭夫 『山の民・川の民』 境界から生まれた中世
    654 福田アジオ 番と衆 東の当番・西の席衆
    655 松本修 全国アホ・バカ分布考 バカ・タワケ・トロイ・アホ

    5.武家と忍びと俳諧師

    656 今谷明 『室町の王権』 天皇になろうとした男
    657 谷口克広 信長の親衛隊 蓮枝衆・母衣衆・奉行衆
    658 笠谷和比古ほか 秀吉の野望と誤算 天皇を北京に移すための戦
    659 村山知義 忍びの者 前衛が描いた戦国システム
    660 五味康祐 『柳生武芸帳』 枝と血を分ける新陰流
    661 柳生宗矩 兵法家伝書 隠れる拍子に懸ける
    662 宮本武蔵 五輪書 懸の先・侍の先・躰の先
    663 山本常朝 『葉隠』 江戸武士道が発見した忍ぶ恋
    664 松尾芭蕉 おくのほそ道 松のことは松に習え
    665 与謝蕪村 蕪村全句集 きのふの空のありどころ
    666 小林一茶 一茶俳句集 これからは大日本と柳かな
    667 江宮隆之 井上井月伝説 染め急ぐ小紋返しや飛ぶ小蝶
    668 復本一郎 さび なぜ花守はサビ色か (参考 芭蕉における「さび」の構造

    6.水滸伝から八犬伝へ

    669 施耐庵ほか 水滸伝 時の利を得た108人衆
    670 王陽明 伝習録 陽明学が日本に及ぶ
    671 石原道博 朱舜水 日本を書き替えさせた日本乞師
    672 ヘルマン・オームス 徳川イデオロギー 羅山と天海と闇斎の計画
    673 熊倉功夫 後水尾院 寛永サロンと修学院
    674 ベアトリス・ボダルト=ベイリー ケンペルと徳川綱吉 カール11世から五代将軍へ
    675 新井白石 折りたく柴の記 ワイマール徳川の宰相
    676 山本七平 現人神の創作者たち 日本に中華思想を作る方法
    677 頼山陽 日本外史 「勢」と「変」の歴史観
    678 源了圓 義理と人情 ギリのしがらみ・ナサケの綱
    679 上田利男 夜学 ○(手へんに俺の右)巻と慎独の学習法
    680 滝沢馬琴 南総里見八犬伝 暗合と暗示による幻想国家論

    7.「やまとごころ」の議論
    681 吉川幸次郎 仁斎・徂徠・宣長 朱子学に屈していられない
    682 小林秀雄 本居宣長 漢意を排して古意に学ぶ
    683 吉田松陰 吉田松陰遺文集 先覚テロリストの挫折 
    684 J・ヴィクター・コシュマン 『水戸イデオロギー』 尊皇攘夷思想の本意
    685 山本健吉 いのちとかたち 稜威なるものに寄せて
    686 丸山眞男 忠誠と反逆 「なる」「つぐ」「いきほひ」論
    687 長谷川三千子 『からごころ』 日本ならぬ日本の問題
    688 藤田覚 幕末の天皇 光格天皇と孝明天皇

    8.鹿鳴館と国民之友

    689 川勝平太 日本文明と近代西洋 物産複合としての日本
    690 伊部英男 開国 シーレーンに甘えすぎるんだ
    691 長谷川伸 相楽総三とその同志 官軍に裏切られた男たち
    692 鈴木正幸編 王と公 王民共同体の可能性
    693 戸沢行夫 明六社の人びと 明治ソサエチーと森有礼
    694 福澤諭吉 文明論之概略 一身独立して一国独立する
    695 桑原武夫編 日本の名著 近代の思想 近代知識人の母型たち
    696 長谷川昇 博徒と自由民権 官と民とヤクザのあいだ
    697 磯田光一 鹿鳴館の系譜 立志立国立憲の日々
    698 平川祐弘 和魂洋才の系譜 黄禍論と日本主義
    699 ベンチョン・ユー 神々の猿 小泉八雲のクレオール
    700 徳富蘇峰 維新への胎動 平民国家でよろしい
    701 志賀重○ 日本風景論 真景山水ジャパネスク
    702 小熊

  • 【ノート】
    ・「千夜千冊」の各巻、各章の位置づけや、取り上げている本のちょっとした解説付き紹介。それを読んでいるだけで読みたくなってくる。
    ・インタビュー形式になっていて、インタビュアーの程度が自分には合っていたみたいで、楽しく読めたし、正剛さんの説明も分かりやすいものとなった。
    ・だが、一番の収穫は正剛さんの読書術の紹介。目次読みやキーワードだけをざっと拾う斜め読みなどは、これまた「本を読む本」やシーリィのフォトリーディングと共通したものだった。
    ・「読むというのは編集することである」というテーマにも興味をひかれた。

  • "松岡正剛さんがネットで始めた千夜千冊。1日1冊の書物について書評を載せる。それが、今では1200冊を超えているはず。その千夜千冊を全七巻+特別巻をセットで発売した。価格は99,750円。このセットのさわりを紹介しているのが本書。
    後ほど、ついに買ってしまった。このセットを。1日1冊分を読んでも3年以上かかる計算だ。ちびちび読むのが楽しみになっている。"

  • 田尻淳一さんの『読書HACKS!』に
    インスパイアされて、松岡正剛先生の本に
    手を出してみた…という経緯で購入。
    ただ…正直難しかった!全然予備知識が足りない。
    そして、予備知識が足りないで読むと???となる。
    知の巨人、流石です。勉強してまた挑戦させてください。

  • 千夜千冊の松岡正剛が、そこで取り上げた本と読書術のエッセンスを語る。
    本については、テーマに沿って千夜千冊の本が次から次へと出てくるが、読書法については、「そもそも読書するとは・・・要約するということなんです。・・・第一に目次をよく見て感じる。第二にマーキングしながら読む。第三に要約をしてしまう。これらをできれば同時連携的にするということです。」とシンプルに語っている。
    本好きの多くにとって松岡正剛は師匠のような存在と言えようが、これまでに読んだ膨大な書物が有機的に繋がり、千夜千冊の中でも、一冊の本を解説する際に多数の本が引用されるところに何とも圧倒される。そして、私としてはそのような読み方を倣いたいと思う。
    千夜千冊の雰囲気だけでも感じられる本である。

  • 松岡節炸裂、なかなか読み応えありでした。

  • 千夜千冊の読書術というか、松岡正剛の考え方・読み方がわかって面白い。
    つい先日、編集学校の方の講演を聞く機会があったので、合わせて面白かった。

  • 『つまり、本はどんな情報も知識も食べ尽くす貪欲な怪物であり、どんな出来事も意外性も入れられる無限の容器であり、どんな遠い場所にも連れて行ってくれる魔法の絨毯なのです。』

    読み始めて、早々にこの一文に出会う。
    そして、ああ、そうそう、そうなんだよね。
    と独りごち。

    普段の読書は図書館で借りることが多いので、気になったところには付箋を貼るのですが、この本は、大変な付箋の嵐となりました。


    読みたい本が沢山ありすぎて、嬉しい苦悩。

  • 2冊目のセイゴオさんの本。
    前回の多読術の復習も兼ねることができた。
    表紙にもあるけど、「忙しいとき、悲しい時、疲れているとき、すべてに読書のチャンスがある」との言葉に、今までチャンスを逃していたなぁと反省。むしろ、そういう時には読む余裕もなにもなかったな。本物の本読みはそういう時こそ、読書するんだな。
    本の紹介をしている本なので当然、読みたい本が山ほど!最後にはチェックリストまでついていたので、いつの日か読破したいものです。少なくとも、今後の読書の指南書となるんだろうな。

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著者プロフィール

編集工学者、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。80年代に情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し「編集工学」を確立し様々なプロジェクトに応用。2000年「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立。近年はBOOKWAREという考えのもと膨大な知識情報を相互編集する知の実験的空間を手掛ける。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開。著書に『知の編集工学』『擬』『世界と日本の見方』『国家と「私」の行方』ほか。

「2018年 『千夜千冊エディション 情報生命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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