いのちは自分のものではない: 高史明の言葉 (生きる言葉シリーズ)

著者 :
  • 求龍堂
4.00
  • (2)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763010087

作品紹介・あらすじ

「生きることの意味」を問い続ける著者からのメッセージ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 短文感想
    自殺した息子に対する思いは、深く深く清い。信仰は人をすくうと思う。愚かといわれてもすばらしい、人間の生きる術と私は信ずる。じぶんがしんじられない――という少年の言葉。私も〝幼い少女〟のとき自殺したかった。父はどんなにかなしんだろう、母はどんなに泣いたろう。そのときには重大な絶望も、視点を変えればわかる。自分の「足の裏」は生きたい! と叫んでいるのだ。生者の側から見るから死者の痛みは知ることができないが、自殺を止めることを正しいと信じたい。

  • 購入し、時々読み返したい本。
    冒頭に出てくる、自然に生きるなら…の言葉の深さが、終盤で垣間見ることができる。

  • この方の本を読むたびに胸が詰まる。

    いのちは自分のものではなく、生かされていることを痛切に感じさせる。

    日々の生活に生き方は現れる。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

社会心理学者。主たる研究テーマは偏見・ステレオタイプ・差別。特に在日韓国・朝鮮人に対するもの。東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学。博士(心理学)。現在、神奈川大学非常勤講師。著書に『レイシズムを解剖する』(勁草書房)、共著に『偏見や差別はなぜ起こる?』(ちとせプレス)など。

「2020年 『無意識のバイアス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高史明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×