花の国・虫の国: 熊田千佳慕の理科系美術絵本

著者 :
  • 求龍堂
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本棚登録 : 45
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763011176

作品紹介・あらすじ

虫や花は、いのちの限り、冒険を続ける。見て、見つめて、見極める…これが私たちの世界だと。細密画家・熊田千佳慕が見つめていた、虫や花たちのいのちの物語。一本の鉛筆が紙の上を走ると、春を迎えて喜び舞うちょうやはち、甘いみつに酔うはなむぐりたち、えものを狙うかまきりやとんぼたち…自然の時計にしたがって、精いっぱいに生きる姿が広がった。

感想・レビュー・書評

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  • 美術

  • 【推薦文】
    熊田千佳慕の細密で美しい昆虫と草花の本です。たった1本の鉛筆で描く、美しく繊細な花と虫の本です。日常的に見ることができるものが描かれているので、この本を読んで周りの草花や昆虫に目を向けてみてください。
    (推薦者:機械科学科 B4)

    【配架場所】
    すずかけ台: 2F-ペリパトス文庫 726.6/Ku

  • な、なんだこれはー…!!!
    虫も花も生き生きしてる…鉛筆画なのに……!!

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784763011176

  • 熊田千佳慕先生のスケッチするところの映像を観たことがある。
    もう地面にはいつくばって、虫と同じ目線になる。
    チカボ先生の家も、その周囲の庭も、私の小さい頃にそこいらに自然にあった本当に懐かしい佇まい。

    鉛筆で描かれたスケッチは「珠玉」という他ない。

    最後に「自然は 美しいから 美しいのではなく 愛するからこそ美しい」の献辞があるが、美しいものに出会う喜びがこんなにほとばしっているスケッチをみたことがありません。

  • ただ、ただ、黙って、見入って、ため息。

  • 色はないが、その緻密さ、躍動感、瑞々しさ、生命感、とにかく美しい。そして物語のような感じがしていたら、最後で納得。本当は絵本にと考えていたとのこと。読みたかったです。

  • 熊田千佳慕さんが遺した昆虫たちの鉛筆画を集めた。
    細かく生き生きと美しいらしい。

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著者プロフィール

◆(挿絵)
1911-2009
神奈川県生まれ。画家。昆虫や植物を生命感豊かに描く絵本画家として活躍。徹底した自然観察に基づいたリアルな作品の数々から"日本のプチ・ファーブル"と呼ばれ、世界的に高い評価を得る。著書に『新装版 熊田千佳慕の言葉 私は虫である』(求龍堂)、絵本に『ファ―ブル昆虫記の虫たち』(全5巻/小学館)などがある。

「2023年 『ファーブル昆虫記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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