星を運ぶ舟

著者 : 前田昌良
制作 : 小川洋子 
  • 求龍堂 (2011年11月8日発売)
4.00
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  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763011343

星を運ぶ舟の感想・レビュー・書評

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  • 前田昌良さんの作品集。
    作品そのものはもちろんだが、文字の並び、写真の位置、余白も含めて全ページが綺麗。

    作品の写真の横に添えられた作品の説明は、そのおもちゃの秘密をこっそり教えてもらっているような気持ちにさせてくれる。

    「僕は運命と結ばれている」は衝撃だった。
    運命ってこんな姿なのかも…。

  • 表紙に一目惚れしました。もちろん中身も素敵でした。小川洋子さんのプロローグから始まり、前田昌良さんの作品の写真と文書が載っていて、まるで個展に来たみたいです。星の形が隠れた積み木がお気に入りです。夜空の星は寂しい時には思い出すもの。

  • 心の奥底に大切にしまっている何かを揺り起こすような作品、あるいはイメージの群れ。特にアトリエの窓辺には心惹かれました。小川洋子さんのプロローグ「星を描く少年」も良かったです。

  • あての無い旅に出たふたりの騎手のうち
    前を行く黒い馬の騎手は
    この旅が永遠に続くものと思い
    後ろを行く白い馬の騎手は
    明日にでも終わるかもしれないと思っています
    そして いつ終わるかわからない旅はまだまだ続いています
    永遠と刹那 楽観と絶望 歓喜と悲嘆
    僕たちはいつもふたつの思いのなかで生きています。
    (P.66)「終わりの無い旅」

    ひとは死んでも誰かの心に棲むことができます。
    ただ誰の心に棲むことができるのかは自分では決められません。
    奥さんの心に棲むつもりが悪友の心のなかであったり
    自分の息子の心に棲むつもりが親戚の子供の心であったり様々です。
    (P.72)「心に棲むひと」

  • 枕元に置いておいて、ちょいちょい読むのがお勧めです。一気読みには適しません。

  • なんだか面白げな本があると思ったら求龍堂。
    粋な本作りをするなあ。

    前田昌良さんのことは存じ上げなかったけれど、平面と立体のスムーズな調和、そしてそれを書籍に落とし込むセンス、アートの新しい可能性に出会った一冊。

    巻頭の、小川洋子さんの掌編と前田さんの挿し絵が見事に調和していて、そこが一番好きでした。

  • 作品のタイトルとそれぞれの作品へのコメントが秀逸でよかったです。個人的には「心に棲むひと」が気に入りました。

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