口紅のとき

著者 :
  • 求龍堂
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本棚登録 : 520
感想 : 99
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  • Amazon.co.jp ・本 (107ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763011435

感想・レビュー・書評

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  • 6、12、18、29、38、47、65、79歳の口紅のシーン。ラスト2話はじんわりきたな。

  • 女性にとって口紅をつけるときは、何か思い入れがあったりするのだろうか。

    著者さん、ファンの方にはまことに申し訳ありませんが、箸休め的にリラックスして読めました。もちろん批判しているのではありません。著者の他の作品も拝読させていただきます。

    12/08/19-89

  • 「わかるわかるよ」と思いながら読みました。ものすごく短いけど共感できます。

  • 「くちべに」1本から、この人は年代別にこんなに多くの話を書ける。

    「29歳」がいい。
    姑から送られたくちべにを結婚式で使う、といいながら、実際は、今までの自分が使っていたものを使う、という話し。
    そうでなきゃ、ね!

  • 2012 2/20

  • 口紅をキーにして8編の短編が綴られている。うまい。

  • Forever Rose - 主人公が6歳、12歳、18歳、29歳、38歳、47歳、65歳、79歳の時の口紅にまつわる物語。

    好きな人からもらった口紅、オバサン化している自分に口紅をひく、など、口紅がいつも特別なものであるのを描いていると共に、各章うるっとくる角田さんらしい人間ドラマみたいなものがある。すごく短い章だし字も大きくて絵本みたいなのに。

    とてもよかった。

  • もう少し内容にボリュームが欲しかった。

  • 口紅と女の一生。面白い。さらりと読める。

  • 女はいくつになっても口紅ひとつ塗るだけですごく華やぐ。すごく素敵なお話。

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著者プロフィール

1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。90年『幸福な遊戯』で「海燕新人文学賞」を受賞し、デビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で、「野間文芸新人賞」、2003年『空中庭園』で「婦人公論文芸賞」、05年『対岸の彼女』で「直木賞」、07年『八日目の蝉』で「中央公論文芸賞」、11年『ツリーハウス』で「伊藤整文学賞」、12年『かなたの子』で「泉鏡花文学賞」、『紙の月』で「柴田錬三郎賞」、14年『私のなかの彼女』で「河合隼雄物語賞」、21年『源氏物語』の完全新訳で「読売文学賞」を受賞する。他の著書に、『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『月夜の散歩』等がある。

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