緋の舟 往復書簡

  • 求龍堂 (2016年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (282ページ) / ISBN・EAN: 9784763016287

作品紹介・あらすじ

染織家・志村ふくみと、志村を敬愛する評論家・若松英輔の往復書簡集。
年齢、性別、分野を超え、芸術、哲学、宗教への深い思考が、手紙を通じてかわされてゆくなかで、魂のふれあいが感じられる。
また、時候のあいさつや、近況、自らの思いを書簡でいかに綴るか、という手紙を書く際の「美しい」文章表現のヒントともなる。

感想・レビュー・書評

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  • 多くの人と一刻も早くこの価値観を分かち合いたい。読み進むうちそんな衝動に駆られる。付箋を貼り、心に残る箇所をノートに書き写す。でも、この特別な本のことを誰かに紹介するのはとても難しい。
    往復書簡を交した期間は2014年5月から2015年10月。
    おふたりがお互いを尊ぶ心遣いまで伝わるような言葉遣い。
    表紙の手触り、色、文字、写真、目次のレイアウト‥本を手にした瞬間から、目や手、心に触れるすべてのものが美しい本。
    巻末のブックリストも充実。

  • 言葉を大切にされる二人の
    往復書簡は、何より
    美しい日本語に身を浸すようで
    読んでいて、心洗われる。

    文化について、
    言葉について、
    さまざまな視点から
    考え、交わされる想いのやりとり。

    「言葉というものは、
    人から与えられるものじゃなくて、
    自分の中にすでに宿っている
    それを発見していく営みなんだ」
    という一節。

    しかし、与えられた言葉によって
    自分の中に言葉や思考が培われ、
    より充実し、豊かなものになるのだ。
    読後、そう思った。

  • 心が洗われるようなステキな往復書簡でした。お二人の人柄が書簡に溢れ出ていました。装丁もまた素敵で、ずっと手元に置いておきたくなりました。言葉を大切にされてる人の文章に触れるのは何よりも癒されます

  • ふむ

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著者プロフィール

1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、2019年に第16回蓮如賞受賞。
近著に、『詩集 ことばのきせき』『自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと』(以上、亜紀書房)、『霧の彼方 須賀敦子』(集英社)、『光であることば』(小学館)、『藍色の福音』(講談社)、『読み終わらない本』(KADOKAWA)など。

「2025年 『あなたが言わなかったこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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