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- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763016287
感想・レビュー・書評
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多くの人と一刻も早くこの価値観を分かち合いたい。読み進むうちそんな衝動に駆られる。付箋を貼り、心に残る箇所をノートに書き写す。でも、この特別な本のことを誰かに紹介するのはとても難しい。
往復書簡を交した期間は2014年5月から2015年10月。
おふたりがお互いを尊ぶ心遣いまで伝わるような言葉遣い。
表紙の手触り、色、文字、写真、目次のレイアウト‥本を手にした瞬間から、目や手、心に触れるすべてのものが美しい本。
巻末のブックリストも充実。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
言葉を大切にされる二人の
往復書簡は、何より
美しい日本語に身を浸すようで
読んでいて、心洗われる。
文化について、
言葉について、
さまざまな視点から
考え、交わされる想いのやりとり。
「言葉というものは、
人から与えられるものじゃなくて、
自分の中にすでに宿っている
それを発見していく営みなんだ」
という一節。
しかし、与えられた言葉によって
自分の中に言葉や思考が培われ、
より充実し、豊かなものになるのだ。
読後、そう思った。 -
心が洗われるようなステキな往復書簡でした。お二人の人柄が書簡に溢れ出ていました。装丁もまた素敵で、ずっと手元に置いておきたくなりました。言葉を大切にされてる人の文章に触れるのは何よりも癒されます
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