イケムラレイコ 土と星 Our Planet

  • 求龍堂 (2019年1月25日発売)
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 1
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (356ページ) / ISBN・EAN: 9784763018373

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパを拠点に国際的に活躍してきた創作の全貌を紹介する「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」展、国立新美術館公式カタログ。

イケムラは、絵画、彫刻、ドローイング、水彩、版画、写真、映像といったあらゆるメディアを駆使し、この世に存在するものの生成と変化の諸相を、潜在的な可能性までをも含めて表現してきた。

少女や夢幻の像、幻想的なハイブリッドな生きものたち、人や動物と一体化した風景など、イケムラ独特の多義的なヴィジョンは、イメージからイメージへと、軽やかにそのあらわれを変えてく。

そこには、生きている私たち、そして生まれいずるすべてのものたちの存在の多様性を、あるがままに受け入れようとするイケムラの強靭な思想を感じることができる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 横たわる少女の絵画が好き

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

大阪とスペインの大学で文学を学び、1973年からセビリア美術大学で絵画を学ぶ。その後チューリヒで数年間を過ごした後、1980年代にドイツへ移住。1987年にはバーゼル現代美術館で初の大規模な個展を開催。1989年グラウビュンデンでの滞在を契機に、イケムラは身体と風景が溶け合うような新しい画風を生み出し、続いて、太古の昔を思わせるような複合的な姿の生物を彫刻作品で表現することが多くなる。1990年代にはこれらに代わって女性像が登場してくる。彼女らは重力が存在しないかのように、地と空にはさまれた地平線、そして過去と未来のあわいにただよい、同時に傷つきやすく繊細で手の届かない存在として描かれた。現在、イケムラレイコは近年の作品で、夢想的な精神風景のなかで人間と自然が溶け合うメランコリックな憧憬を象徴的に描き出している。変遷と変容を続けてきた彼女の作風は初期の作品へ還っていくかのようである。異国人であること、孤独、そして新しい言語を身につけること、これらに真摯に取り組むことを通じて、イケムラは自らの自由な空間を獲得し、日本文化とヨーロッパ文化の真の融合を見いだしている。

「2019年 『イケムラレイコ 土と星 Our Planet』 で使われていた紹介文から引用しています。」

イケムラレイコの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×