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Amazon.co.jp ・本 (72ページ) / ISBN・EAN: 9784763023247
作品紹介・あらすじ
今から73年前、画家・藤田嗣治は第二次世界大戦後の1949年に日本を離れ、NY経由で翌年フランスへ戻る旅に出た。このNY滞在中に、藤田は詩人で小説家のエリザベス・コーツワースの猫にまつわる詩に絵を提供する。大晦日とお正月のわずか2日間で描き下ろされた十数点の猫たちの吸い寄せられるように美しい素描群は、コーツワースの詩とともに一冊の絵本となった。出版当初、本書には、「この叙情詩は、お日様のような暖かさの野イチゴの呼吸のように、読者の意識に落とし込まれる。田園生活を知り、愛して、そのリズムと美しさを確実に表現できるただ一人のひとだ。」(キャロル・M. リチー、ボストントラベラー)という賛辞が寄せられた。いかに人々へ深い幸福感を与えたかが感じ取れる。藤田とコーツワースをつなぐ「猫」の神秘と謎、温かさ。猫を深く愛した二人の創造者が生んだ幻の名著が、70年の時を超えて現代に甦る。すべての猫を愛する、詩を愛する、藤田嗣治の作品を愛する人々へ贈る。
感想・レビュー・書評
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エリザベス・コーツワースの詩に藤田嗣治が猫の絵を描いた本。この間、TSUTAYAで、これの洋書(中古)を見かけたけれど、お値段が一桁違った、^-^;
邦訳版が出て、感謝です。 -
タイトル通り、夜と猫について書かれた本。
基本的には冬で雪が降り積もってることが多い環境下、いろんな普通の家の、いろんな家猫、子猫が出てくるなって感じ。
猫の何考えてるのか分かんない感じだったり、我が道を行く感じだったりを、様々な言葉選びで表現してくれてて、挿絵もあって楽しめる作品。
個人的には「ある雪の夜に」の話がすし -
エリザベス・コーツワースの詩と、藤田嗣治の猫の絵が描かれた絵本。
猫の詩は、猫らしい表情、行動があますところなく捉えられていると同時に、不思議なもの、異界につながるものとしても描かれている印象。
猫って、異界に通じていそうだもんな。。
エリザベス・コーツワースさんのことは、恥ずかしながら知らず。
藤田嗣治氏の名前で手に取った本。
可愛らしい猫の絵がとても微笑ましい。
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