クリーチャー 絵、スケッチ、そしてエッセイ

  • 求龍堂 (2024年12月13日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784763024220

作品紹介・あらすじ

世界で高い評価を受けている物語作家の一人、ショーン・タン。絵本やグラフィックノベルの作者、画家、デザイナー、さらに映画製作者と多才な活動を続けるショーン・タンが、子どもの時に最初に描いたものがクリーチャー(生きもの)だった。本書は25年間の作品群から、初公開のドローイングや絵画を厳選した、これまでの軌跡をたどる1冊である。
本書の大きな魅力の一つとして、大判の作品掲載は無論、ショーン・タン自身によるエッセイと詳細な作品解説が挙げられる。ショーン・タン作品がもつ暗示的な魅力の源泉に導いてくれる豊富な文章によって、創造性=クリエイティビティのより深い流れに関心のある人は誰でも、大きなインスピレーションを得ることができるだろう。

感想・レビュー・書評

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  • 絵本の原画やいろいろなところで使われた絵、あるいはスケッチと、作者のエッセーと絵それぞれの解説。ブリキでできているような、あるいは軟体動物のような肌の奇妙な生き物たちが闊歩する世界。もしこんなのがいたら恐ろしいだろうけど、でも怖さは感じない。むしろ、親しみみたいなものを感じる。安心できる感じもない。一人の作家の夢の世界だけれども、確実に訴えてくるものがある。先行き不安な世界への恐れと楽天的な思い。そんなところ?

  • Shaun Tan Discusses Creature: Paintings, Drawings, and Reflections |
    https://www.thechildrensbookreview.com/shaun-tan-discusses-creature-paintings-drawings-and-reflections/

    Creature Book — shaun tan
    https://www.shauntan.net/creature-book-1

    ショーン・タン:日本公式サイト
    https://shauntan.jp/

    【 予約特典付き 】クリーチャー 絵、スケッチ、そしてエッセイ|求龍堂
    https://www.kyuryudo.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000002333
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • エリックが一番好き。

    ショーンタンの世界の元がぎゅっと詰まっていて読み応えがある。

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著者プロフィール

1974 年オーストラリア生まれ。幼いころから絵を描くことが得意で、学生時代にはSF 雑誌で活躍。西オーストラリア大学では美術と英文学を修める。オーストラリア児童図書賞など数々の賞を受賞。2006 年に刊行した『アライバル』は世界中で翻訳出版されている。イラストレーター、絵本作家として活躍する一方、舞台監督、映画のコンセプトアーティストとしての活躍の場を拡げている。9年の歳月をかけて映画化した『ロスト・シング』で2010 年に第83回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞。2011年にはアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞。2019年には日本で初めての展覧会を開催。現在メルボルン在住。

「2020年 『ショーン・タン カレンダー 2021』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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