- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763083142
感想・レビュー・書評
-
図書館に行くとこの本の背表紙が目について(なにせ30cmの本)ずいぶん昔から存在は知っていたのですが、今回初めて手に取ってみました。カントリーノートという題名からちょっと浮ついたものを想像していたのですが、アンの物語に引き込まれた著者、塩野氏のアンの世界が広がっていました。とにかく大きい写真がいいです。
「アヴォンリー街道をだらだらと下ってゆくと小さな窪地に出る」
「リンド夫人の門口を通るときには、川の流れでさえも行儀作法に気を付けないわけにはいかない」
これらアンの文(村岡花子訳のもの)に写真が大きく載る。写真と文がとてもマッチして、プリンスエドワード島のアンの世界が広がっている。
塩野米松氏の文と構成で、和田悟氏の写真。
塩野氏の、”わたしの「赤毛のアン」の住んでいた島に対する私の勝手な思い込み” を現実化すべく和田氏に写真をお願いして島を歩き回った、とあります。村岡花子氏に感謝とあるので、塩野氏は村岡訳のアンにとりこになったのでしょう。
1983.9.26第1刷 1985.6.20第2刷 図書館詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読めば読む程
赤毛のアンを読みたくなった。
(まだ読んだことがない)
ただ、この本は
赤毛のアンが大好きで
知りつくしている人向けかも。
綺麗な写真は見ているだけで心が癒されワクワクした。
いつかプリンス・エドワード島に行ってみたい。 -
アヴォンリーの背景となったプリンス・エドワード島の村の風景や、グリーン・ゲイブルス・ハウスの中の様子、当時の学校などが美しい写真で紹介される。プリンス・エドワード島の地図や、アンの物語に登場する植物の図鑑も掲載される気軽な副読資料本。