- サンマーク出版 (2010年4月28日発売)
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感想 : 66件
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784763130365
感想・レビュー・書評
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・一流と二流の差を生み出す要因は、単なる「努力」、あるいは「才能」ではない。人が偉業を成し遂げるカギは、「究極の鍛錬」 ―― 専門分野で一生上達するために行う、考え抜いた努力であることが、研究によって明らかになっている。
・究極の鍛錬には、次の5つの要素がある。
①実績向上のために特別に考案されている
実績を上げるのに改善が必要な課題を特定し、それを継続的に鍛え上げていく必要がある。
②何度も繰り返すことができる
特定の活動を何度も何度も繰り返すことが求められる。
③結果へのフィードバックが継続的にある
鍛錬の成果をフィードバックする必要がある。成果がわからないと上達せず、注意深く練習をしなくなってしまう。
④精神的にはとてもつらい
自分の技術や能力の至らない点を、継続的に洗い出し、改善しようとするため、精神的な負担が大きい。
⑤あまり面白くない
究極の鍛錬では、不得手なことにしつこく取り組むことが求められる。そのため、楽しいものではない。
・究極の鍛錬が実を結ぶまでには、長い時間がかかる。こうした大変な努力を行える人は、次の2つのものを持っている。
①この先何年も自分の人生をつぎ込めるほど、つかみ取りたい目標がある。
②鍛錬を毎日数時間、何年もの間実行し続ければ、いずれ頂点に至ると信じる心がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の専門分野はこれです!と言える人は少ない。
専門分野を持ち、それにたゆまぬ努力と工夫をしている人を見ると、
言わずもがな、尊敬してしまう。
超一流の人は、なぜ超一流に成れたのか、
それは、明確な動機と具体的な目的を持って「自分ができないこと」に
多大なる時間と心血を注いだからという。
と、当たり前のことを、この本では述べている。
そして、究極の鍛錬の要素を展開している。
何かを一生懸命学んでいる人なら、非常に参考になると思います。
多くの人は、「自分が、できること」ばかり行い、
「上達すること」に対して、達人ほどエネルギーを注がないが、
並外れた結果を残している人は、自分自身の知らない、
できない、わからないを認めて、自分自身へ挑戦している。
意識を変えるだけでも、結果は全然違うものとなるんだろう。
見た目には、同じことをやっていても、
問題意識の違いで、全然違う結果を生む。
専門分野を持ちたい人、専門分野を持っている人も、
これから、もっと成長を感じて、よりよく生きていきたいなら、
この本は、たくさんの視野を与えてくれる。 -
世界的偉業を成し遂げるのは、才能でも、生まれ持ったものでもなく、「努力」
並大抵でない努力がおもしろくない…
そのおもしろくない努力の可否で
普通の人と世界的偉業を成し遂げる人に分かれる
おもしろくない&途轍もない努力を継続するためには「好きなこと」をしてなくちゃいけないな〜! -
何かを極めるには早く始めること。
そして、環境、先生、適切なフィードバック、つまらなくて辛いけどそれをいかに継続して内部動機・外部動機を保って続けることが大事と解いている。
ビジネスに応用したい。。 -
生まれつき持っている才能がなくとも人間と言うものは偉大な業績を残すことができると言う事を著者は様々な調査から述べています。これほど素晴らしい本はないと思いました。人間と言うものは持って生まれた才能があるからこそ偉大なる能力を発揮できると言うふうに今までは一般定義されがちですが、この著者は最先端の心理学の調査結果を決め細かく読み込んで鋭い問題提起をしながら偉大な業績や素晴らしい成果を世の中に出していける人は類稀な究極の鍛錬を行なってきているのだ!と言うことをあらゆる観点から説明されています。真の努力を行えば必ず結果が出てくる、そのために必要な時間やノウハウが書かれており非常に人々に生きる希望と歓喜をもたらす本と言えます。必ず読んでおくべき本です。
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才能があるからといって大きな成功をおさめられるわけじゃ無いし、才能が無いからといって大きな成功をおさめられないわけじゃない。
究極の鍛錬の共通項を抑え、その通りに実行できれば誰でも成功はできる。ということを、実験結果などの事実をもとに論じている本。
コンフォートゾーン(自己成長無いが居心地が良い環境)にいては成功はできない。
パニックゾーン(自分の能力を遥かに超える課題にぶつかり思考停止の状態)では自信喪失して前に進めなくなってしまう。
いかに、ラーニングゾーン(自分の能力より少し難しい事に挑戦する状態)に自分を置き続けられるかが成長を重ねるための大きな要素の一つとなる。 -
エリクソンの著書と内容の見分けがつかないほどだが文章は断然こちらの方がいい。因みにエリクソン本は1/3ほどで挫折した。「限界的練習」の中身をもったいぶって手の中に隠すような構成にウンザリしたためだ。尚、「究極の鍛錬」と「限界的練習」が単なる翻訳の違いなのかどうかは確認しておらず。たぶん一緒だと思う。マルコム・グラッドウェルの著作はまだ読んでいない。
https://sessendo.blogspot.com/2019/11/blog-post_96.html -
様々な分野の第一人者といった突出した成果は才能なのか、訓練なのか?才能だけではないのは十分示されているが、才能がいらないのかは?とりあえず、才能があり、かつ必要な技術を分解し、戦略的に獲得していく訓練を積めば達人になれるようだ。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB03668450
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今の自分に足りないことなので刺さりました!究極の鍛錬
鍛錬のタイプ
一緒に働く仲間に求めるもの
などが言葉で説明できるようになったと思う。 -
ピアノの練習のために読んでみました。
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才能ではなく、10年以上にわたる究極の鍛錬が達人を作る。
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・事例ベース、根拠の研究はピアニストに限定されているような
・エリクソンの本が有名になったことから、あまり新規性のある情報はない -
能力の限界に挑戦する練習を設計し、何度も何度も繰り返し、コーチからフィードバックを受け、精神的負担に耐えること。基盤となる情熱は本当に欲しいものを知り、鍛錬の成果を心の底から信じること。(いや、それが常人にはなかなかできない。)
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via Twitter​ http://ift.tt/​1ympAlN ​ チェスや楽​器のプロを調べ、​達人は毎​日4時間以上、10年という​総量が必​要としたエリックソンの研​究が有名ですが、『​究極の鍛錬』とい​う訳書がエリック​...
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図書館にはまだなし
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【要約】
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【ノート】
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図書館
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現在五月だが、間違いなく今年今までに読んだ本の中でベストの一冊。今私がいろいろ感じていたものや、今後の方向性について大きな示唆を与えてくれた。
感触としては「天才!」の実践編というものだろうか。
コメント欄で簡単に書ける物ではないので、書評をまた書くとする。 -
一言で言うと、英語のタイトルの通り、"Talent Is Overrated" である。
すなわち、世界的な業績を上げるにあたっては、一般的に信じられている「才能」ではなく、「鍛錬」が必要である。
ここでの「鍛錬」とは、著書のタイトルともなっている「究極の鍛錬」であり、?実績向上のためのプログラミング、?繰り返す、?フィードバック、?単調で辛い、?面白くはないようなトレーニングであり、投入した累積練習量(時間という意味の量と集中力などの質の両面から)がパフォーマンスを左右する。この鍛錬の結果により、達人は多くを認識し、知識を持ち、記憶することができる。
ポイントは、要素に分解した上で自分の課題を知り、1つ1つを克服していくこと、及び、コンフォートゾーンから一歩踏み出す(本書では「ラーニングゾーン」としている)勇気である。
これはビジネスについても応用できる。イノベーションと言われる革新的なアイデアも決してひらめきではなく、思考錯誤や長い時間積み重ねてきた知識が実を結ぶ。この際には、自主性が大切な要素である。
そして、過去と比べて、マスターすべき知識や技量が増大している現代においては、業績を上げるために必要な練習量も従来よりも多くなっている。したがって、何よりも早く始めることである。しかも、競争の少ない分野であればなおよし。
最後に究極の鍛錬を繰り返す上で必要な動機についての言及もあった。
やはり、単調な練習をどこまでも積み重ねることが遠くへいくための唯一の方法なのかも知れない。
