超訳 ニーチェの恋愛論

著者 :
  • サンマーク出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763131270

感想・レビュー・書評

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  • “恋愛本”というよりは、もっと根本的な“自分”や“人と人との関わり”について考えさせられる内容でした。

    1番最初のページから1文字も読み飛ばすことなく読むと最後にココロがふるふるしました。

  • 愛されたいと思っているうちは、まだ人を愛する境地には至っていないと。

  • このもっとも強い衝動、
    この暴君に、
    理性も良心も屈服する。

  • 痛いところをつかれた。って感じ。
    同じ失敗を繰り返さないために、手元に置きたい本。

  • 共感出来る部分もありつつ、こんな考え方もあるのか!という部分もありました。

    一つだけ反論したいのがこれは女性だけじゃなく男性にも当てはまる部分もあるのでは?という事。

    私も悩む事から逃げ出さずに悩む時はとことん悩んで
    深い場所にあるものを見つけていきたいです。

  • 恋人を求める心とは

    鏡を自分の前に置きたい、

    そんな心理と同じモノだろうか?


    何を言っても同意してくれ

    何を求めても優しく微笑み

    決して自分を否定しない。


    全て分かり合えるもう一人の自分と抱き合い、

    心の平穏を求める。

    その為に人は人を…

    異性の恋人を求めるのであろうか。


    (だから、やがては飽きて

     別の相手を求める為に別れるんだよ。)


    うぅっ、なんて辛辣なコメント!

    ニーチェならでは

    痛い所を突きまくりの『恋愛論』と言えよう。


    *もちろん長続きさせる為のコツもぬかりなく伝授。

    要は天才を縛りつけてはいけないのです

  • 恋愛とは何か
    幸せとは何か
    人間とは何か
    ほんとうの恋とはなんなのか
    考えるのにとても面白い本だと思います(ノω`*)

  • グサグサ心に刺さる、厳しいコトバが並んでいる詩集です。10分くらいで読んて、30分くらいグッタリしました。
    恋愛に甘っちょろい幻想は抱くなと喝を入れられましたが、それでも自分は同じ間違いを繰り返していくのだろうなと思います。

    特にきつかったところを引用。

    「恋になるか、友達関係になるか
    まだ見えないままにつきあっているとき、
    誰もがとめどなく不安になる。
    同じ話題で笑い合っていても、
    本当に楽しさが同じなのか不安になる。
    ひとりに戻ったとき、
    相手の言葉の違う意味をふと見つける。

    相手が恋人でなくても、
    誰かを本当に理解するのは
    難しいと知っておいたほうがいい。
    一日中つきあっていても、
    ずっと抱き合っていても、
    相手はすべてをさらけだしてくれるわけではない。
    それは、自分がすべてを
    さらけだしていないのと
    同じことである。

    いつか、ふとしたことで、
    相手をもう一度理解しなおさなければ
    ならなくなるときがある。」

    どんなときも、相手の本当の気持ちがわからなくて悩むことは多いです。
    私の人生の悩みのすべてといってもいいかもしれません。
    それは最初からあきらめるべきことなのですか、ニーチェさん?

  • 第18回「恋ゴコロのメカニズム」
    三葛館一般 134.9||SH

    本書は、ドイツの哲学者ニーチェが残した恋愛に関する言葉に、著者が解釈を加えたものです。
    恋に正解もなければお手本というものもありません。ですから、人間は、はるか昔から相も変わらず恋愛について語っています。
    恋愛に悩んでいるあなた!少し心が軽くなるかもしれませんよ。

    和医大OPAC →http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=59003

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著者プロフィール

白取春彦(しらとり・はるひこ)

青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。哲学と宗教に関する解説、論評の明快さに定評がある。
主な著書に、ミリオンセラーとなった 『超訳 ニーチェの言葉』のほか、『頭がよくなる思考術』(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)、『この一冊で「聖書」がわかる!』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『行動瞑想 「窮屈な毎日」から自由になるヒント』(三笠書房) など多数。

「2023年 『超要約 哲学書100冊から世界が見える!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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