女子の論語

著者 :
  • サンマーク出版
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本棚登録 : 96
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763131607

作品紹介・あらすじ

外見で選ばない。収穫を急がない。お呼びでないなら発信しない。-二千年にわたり読み継がれる中国古典が教える、女のたしなみ。

感想・レビュー・書評

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  • 原文から大分広げられた解釈?上から目線に何様だと思いながら読んでいましたが、次第に心に突き刺さっていきました。この本がなければ、論語なんて一生縁のないものだったとおもいます。お気に入りの言葉は手帳に書き留めておきます。

  • 自分の人生や、生き方について、考えさせられる1冊。昔の人々が残した「論語」が数々のっている。1つ1つに分かりやすい解説がついており、「小利を見れば則ち大事ならず」「後生畏るべし」などなど。

  • 論語をここまで易しく噛み砕いた本にはお目にかかったことがありません。2千年前に生まれた智慧を私たちレベルで解説してくれています。理想の亭主の選び方まで載っていました。「外見で選ばない」「男の器量」「二言しない男」「将来性を買う」「禁煙宣言を撤回する男」「仕事に熱中できない男」「近きを大切にする男」とは?・・・。

  • 論語をイマドキっぽく説明しています。

    ちょっと意訳っぽいかなぁ。

    苦手意識のある方の入門書としてはいいと思います。




    p.19
    己れの欲せざる所は人に施すこと勿かれ。
    ・まごころで人と接する

    p.20
    顔色を正しては斯に信に近づく。
    ・顔に心が映る

    p.25
    旧悪を念わず。怨み是を用って希なり。
    ・過去を蒸し返さない

    p.29
    言これに及びて言わざる、これを隠と謂う。
    ・言うべきときは言う


    p.38

    中庸の徳たるや、それ至れるかな。
    ・極端に走らない

    p.43
    意なく、必なく、固なく、我なし。
    意・必・固・我を絶つ



    p.44
    郷人の善き者はこれを好し、其の善からざる者はこれを悪まんには如かざるなり。
    ・本当の善人


    p.65
    君子は周して比せず
    ・公平に、裏表なく


    p.67
    義を見て為ざるは、勇なきなり。
    ・勇気を出して声にする


    p.82
    小、忍びざれば、則ち大謀を乱る。
    ・小さいことに我慢できるか


    p.99
    下問を恥じず。
    ・後輩にも頭を下げる

    p.125
    諾を宿むること無し。
    ・二言しない男


    p.128
    言必らず信、行必らず果
    ・禁煙宣言を撤回する男

    p.132
    令を慢くして期を致す、これを賊と謂う。
    ・オレ様主義の男


    p.141
    容貌を動かしては斯に暴慢を遠ざく。
    ・美しい所作

    p.145
    四体勤めず、五穀分かたず、孰をか夫子と為さん。
    ・「口先オンナ」にならない


    p.172
    久しくしてこれを敬す。
    ・友を敬う

    p.195
    古者、言をこれ出ださざるは、躬の逮ばざるを恥じてなり。
    ・言行一致


    p.200

    一隅を挙げてこれに示し、三隅を以て反えらざれば、則ち復たせざるなり。
    ・頭を働かす

    p.266
    我れ仁を欲すれば、斯に仁至る。
    ・心から望む

    p.235
    往く者は諫むべからず、来たる者は猶お追うべし。
    ・未来志向で歩こう

  • 女の子の目標となる本。
    ただキレイすぎる。
    人間の汚さが無いから目指すけど達成できないかも。

  • うーん、いまいち心に引っかからなかった。
    ただ、解釈・表現が新しくて、ハッとすることもあると思います。
    また時期を変えて読んでみよう。

  • 新鮮な解釈。
    「論語普及に貢献されているなあ」という感想。

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