未来記憶

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763131676

感想・レビュー・書評

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  • 長谷川朋美さんの本でおすすめされていた本



    はじめに
    目標達成に苦しい努力はいらない。


    ・人は頭の中に3つの箱を持っている。

    過去記憶→過去に経験した記憶、
    実際にあった記憶
    現在記憶→今日はやらなくちゃいけないことが、こんなにあると言う現状に対する記憶

    未来記憶→その行動をしたら、この先の未来にどんなことが起こるのかどんな自分になれるのかと行動の先にある未来のイメージのこと

    未来記憶を使うと、行動を楽しめるようになり、望む夢が叶いやすくなる




    第1章「未来記憶」で「やるべきこと」は簡単にできる

    ・すぐ取り組める人取り組めない人の違い
    →ポジティブな感情を持つか、ネガティブな感情持つかの違い

    ・行動そのものを変えても続かない。
    行動の原動力である感情と感情を作って意味付けを変えると楽に行動できる。




    掃除めんどくさい→掃除できない。
    掃除をすると、部屋がきれいになって嬉しい→掃除できるようになる



    ・記憶は、質より量なので、味わった回数の多い感情を思い出す。
    だから、未来記憶を思い出す回数を増やせば良い。

    ・未来記憶の作り方

    それをするとどうなる?を繰り返す。



    掃除をするとどうなる?
    →部屋がきれいになる→どうなる??
    →パーティーができる→どうなる?
    →素敵な友達ができる→どうなる?→
    →南の島でセレブ気分を味わえる。


    第2章2倍早く達成できる目標の立て方

    ・未来目標使って目標立てると2番早く達成できる
    理由
    悩んだり迷ったりブレたりする時間を省くことができるから、 
    またワクワクした気持ち次々行動できるので、
    望む結果が出やすくなるから。




    ・目標を立てる上での勘違い

    ①目標は未来を変えるもの

    →目標立てる理由は目指す未来を実現するために今どう行動したら良いのか明確にするため
    目標を立てた方の行動がどう変わったのかが大事

    →生きるとは、行動や決断の連続。
    目標をしっかり持つ人は、1日におけるすべての行動や決断を目標達成するために行うことができ、効率的に望む結果を手にすることができる。




    ②目標できるかどうかで決める

    →今は常に過去と未来の分岐点。
    この目標は取り組む価値があるかどうかを考える。



    ③目標達成できない自分はダメだ。

    →目標とは、成長すべき自分の姿を明確にするための手段


    →人生の目標は、何を達成するかではなく、どんな人に成長するか


    ④達成するまで目標は変えてはいけない。

    →目標を再設定していくことが大事。
    目標の役割をあなたを成長させること。


    ⑤期限は締め切り

    →期限を守らなくてはいけないと言う思い込みが目標達成の難易度を上げてしまっている。
    期限を決める理由はどのぐらいのスピードで成長するのかは自分で確認するためだけにある。


    第3章「感情」を味方につければ「継続」ができる


    ・多くの人は、継続が苦手な理由→飽きるから

    ・飽きないようにすることに力を注ぐべき
    継続するのにふさわしい感情、
     感情を味方につける


    ・感情は、シグナル
    ネガティブな感情になったときは、未来記憶を増やそうと言う合図。
    →この行動増やすことで、自分の未来はどう輝くのか?を考える。
    逆にワクワクしているときは、そのまま続けようと言う合図。


    ・継続するだけで、世の中のトップの道が開ける。
    1日0.1%の改善で10年後には38倍の自分
    0.2%の改善で10年後には1466倍の自分男

    第4章世界一簡単に夢が叶う計画の立て方

    ・計画を立てる本当の目的は現実とのズレを作ること


    ・楽に目標達成している人の3つの特徴。
    ①計画は目安だからその通りに行かなくていい
    ② 計画はずれる方が、早く学べるから、細かく立てる方が良い。
    ③計画は自分に都合よく、楽観的に立てたほうがいい。



    第5章人生の困難に打ち勝つ「ヒーローズジャーニーの法則」


    ・人生に困難はつきもの。
    ヒーローズジャーニーとは、
    ①天から使命が降りてくる。
    ②旅立ち
    ③スキルアップ
    ④メンターに出会う
    ⑤デーモンに出会う→負ける。
     メンターがあなたが準備できたのを知り教える。
    ⑥真の自分メッセージをする。
    ⑦デーモンを倒す
    ⑧真のリーダーとなり故郷へ帰り、知恵を分かち合う


    ・人生の壁を乗り越えるには、
    ①自分のあり方を省みる
    ②夢のあり方を省みる
    ③志(夢の動機)を省みる



    おわりに
    未来記憶を増やすと、人生は充実する。


    ・ルールのバーと目標は別物で連動させる必要は無い。
    目標を高く、ルールのバーは低く

    ・自分が主体となっている目標が多ければ多いほど、人はその結果、自分でコントロールできて、幸せも手に入りやすくなる。


  • 未来記憶とは、その行動の先にある自分の姿をイメージすること。その記憶が多けば多いほどポジティブに行動できるというもの。

    一般的な自己啓発本は、感情を揺さぶるのに訴えかけるだけなのに、この本は感情コントロールに注目し、どうすれば人生の質を高めるために変えていけるかを視点で描かれていて斬新で面白い。

    記憶の中にある過去経験や"出来ない"と思うことや"こうしなければならない"ルールに捉われるのでなく、出来た後の自分を想像し、そのイメージ増やしていくことが大事。夢が叶うことが幸せじゃなくて、その過程が楽しいと思える人生にとのメッセージがとても心に響いた。

  • 今の自分にぴったりな一冊、でした。

    行動したくなるように、「感情」をデザインすること。
    行動変容にポイントを置き、「誰か」や「何か」のせいにしないこと。
    どんな人に成長したいか、心に思い描くこと。

    心のもやが、晴れました。

    「本当の目的は「成長すること」であり「達成」はその手段にすぎない」という一文と出会い、自分の中の「達成感のなさ」に深く納得しました。達成感を感じられないことがコンプレックス(?)だったので、救われた思いでした。

    「10年間それに向かって行動し続けること」は経験上、20歳くらいの頃から意識していることだったので、それが認められたようで嬉しかったです。

    今読んで、ほんとうによかった!
    「感情」を大切に、自分の望む未来に向けて日々を重ねていこうと思います。

  • 未来記憶となっていますが、将来のことを如何に自分にとっていい結果を出せる様にイメージするか?そのイメージの作り方が大切だと謳っています。それには感情がポイント。将来の事柄を思い描いた時に、それが体全体であたかも事実である様に自分で感じられるかどうかが上手くいくかいかないかのターニングポイントです。

  • 「目標達成に苦しい努力はいらない」で始まる未来記憶。ワクワクする未来を想像し、行動にプラスの意味づけをすると「やらなきゃいけない」が「やりたくてたまらないになる」。そんなスイッチの入れ方が沢山詰まったわくわくする内容でした。本を読んだりやセミナーに参加して一瞬やるぞってなるんですが、長続きしない自分にとって「目標を継続させる方法」は自分の物にしたいと思います。

  • パラっと見て、

    いい本だと思う。
    思わない、


    どっち?

    みたいな。


    ひとまず著者のブログとTwitterをフォローしてみた。




    そうして、

    わたくしは、63ページに眼を引かれたのだが。


    なんらかのイメージが頭に湧き、
    でもそれが、どう発展していくのか、わかりかねてる。


    他のページもパラパラと、
    摘まみ読みで読んでいく。


    ただ、なんだろう、云ってることが《新しい》んだろうね。
    たぶんね。

    取っつきにくい感じはする。

    そうでもない?
    どっち?

  • ・行動を変えるのではく、感情を変える、やりたくてたまらないことにする
    ・行動できない原因は、自分自身でなく、ネガティブな感情を作る意味づけにある
    ・過去の記憶で嫌なイメージが大量な人は、楽しい未来につながる未来記憶を増やす
    ・それをしたらどうなるというポジティブな未来記憶を積み上げる、感情が動くまで積み上げ続ける

    ・世の中には幸せになりやすいルールブック(こうであるのが当たり前だ)を持つ人と、そうでない人がいる
    幸せのルールは、相手依存ではなく、自分主体の、できるだけ優しいものにすること

    ・夢の平均寿命は0.2秒、生きるということは行動や決断の連続
    ・叶う目標の立て方は、できなかったことのリベンジや、ノルマなどではなく、今の状況に関係なく叶えたいこと、取り組むことに価値があることなど
    ・目標の勘違いとは、目標は未来を変える、目標はできるかどうかで決める、目標達成できない自分はダメだ、達成するまで変えてはいけない、期限は締め切りだ、ということ
    ・目標の価値は今をどれだけ変えられるかどうか
    ・目標は取り組むこと自体に価値があるもの
    ・目標は常にバージョンアップするもの
    ・目標の期限は成長速度を決めるためのもの
    ・ネガティブな感情は、方法を変えろというシグナル、未来記憶を増やせというサイン
    ・マイナスの感情は小さなうちから対処すること
    ・計画の目的は、ズレを作り修正すること
    ・計画に生まれた当然のギャップに苦しまず、行動を少しずつ改善する
    ・計画の振り返りでは、まずできたことに目を向ける、次に失敗の理由を自身ではなく、自身の行動のせいにする

  • オーディオブックにて読了。こんな内容だったっけ??って感じ。コーチングの本でした。アンソニーロビンスの教えがたくさん。コーチングを学んでから読んだんで感想がだいぶ変わった。行動を起こすには?のヒントが色々あった。答え合わせになった。目からも覚えておけるよう、紙の書籍も欲しいかも。コツをリスト化して頭に入れたい。

  • この本との出会いは長谷川朋美さんオススメで、2017.7月に購入したもの、また久しぶりに読みたくなりました。

    【マイヒットフレーズ】
    P126計画を立てる本当の目的はズレを作ること。
    現実とのズレ、ギャップは今学ぶことは何かを教えてくれている。改善していく。成長のスペース。

    P 145振り返りのプロセス
    最初に出来たことに目を向け、そのあとに改善点に目を向ける。
    気づいたこと学んだことを振り返り、行動や考えを思い返し何に力をいれ、何を抜くか、何を新たに取り入れ、何を切り捨てるかを考える。

    P176結果ではなく、どう生きたか
    未来記憶を増やせば人生の質を上げることができる。

    【気づき】
    最初に読んだ時につけたふせんと今回読んだ時にピックアップしたところが違い、私も少しは成長してるのかなと思いました。

  • よくある自己啓発本。
    「未来記憶」というタイトルは良いのですがね。

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著者プロフィール

株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、起業。在学中からモチベーション心理学とリーダーシップを学ぶために渡米。最新の自己と組織の変革メソッドを伝える実践的なセミナーを行い続けている。毎回満席になる講座は、企業経営者・幹部、起業家、ベストセラー作家を輩出している。100名の業界トップリーダーを育成することをミッションに活動している。著書に、今回文庫化された『未来記憶』(小社)のほか、『タイムマネジメント大全――24時間すべてを自分のために使う』『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(ともにサンクチュアリ出版)などがある。

「2023年 『DOIT!「すぐやる人」に変わる未来記憶思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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